その昔、雑誌や書籍の編集がデジタル化されてなくて、印刷原盤がポジフィルムだったりした時代、普通にモニター画面を一眼レフで撮影したりしてたりってのがあって、編集部でモニターに黒布かぶせてカメラで撮影とかしてたわけだけど、
2016-08-27 19:14:02筐体の中に小型のモニターとそれに向かい合うフィルムカメラを入れたようなフィルムプリンターが開発されて、より精密に撮影できるようになったり。
2016-08-27 19:14:55あと映画にCG使う際にも、一コマ一コマフィルムに転写したりする必要があったわけで。映画が撮影から上映までデジタル化されたの案外最近だし。
2016-08-27 19:16:05映画に使うような高精度なCGってレイトレーシングだったりして、時代によっては一コマ作成するのに数時間とかざらにかかってたりして、リアルタイムに撮影なんてできなかった。
2016-08-27 19:17:39FF7とかの頃のプリレンダムービーとか、多分SGIあたりのグラフィックコンピューター使って一コマ何十分とかかけて、それをモーションJPEGに変換してたんだと思うけど。まあ、あれは出力までデジタルだからフィルムプリンターとは関係ない
2016-08-27 19:19:58今当たり前のようにデジタル撮影、デジタル編集、デジタル上映がなされてるけど、本気で大画面上映に耐える高解像度上映設備が普及したのって案外最近でさ。それ以前、CGってがめきめき発達したけど最終出力は70mmとか35mmの映画フィルムって時代fが長かったんだよね。
2016-08-27 19:22:28CRTに向かい合ったカメラを箱で囲ったものってのが普通ではあったけど、もっと精度を高めたものに、レーザーフィルムプリンタってのがあった。CGの1ピクセル単位でレーザー光線を制御してフィルムを露光するの。
2016-08-27 19:25:54レーザーは単色光なので、カラーフィルムに普通に焼き付けることはできなかったから、これカラーの場合はRGBに分解して三回露光する仕組みだったみたい。
2016-08-27 19:27:00youtube.com/watch?v=A3o0eM… Mandara 1983 これさ、1980年代前半の大学研究室レベルのすげえCGだったの。多分一コマ一コマ作成して、コマ撮りできるビデオカメラ使って、最終的にはアナログビデオ編集でやったと思う。
2016-08-27 19:37:36Mandara 1983はあきらかに当時のNTSCビデオ画面。とても映画館での上映に耐える解像度を持ってない。この作品当時雑誌なんかにも取り上げられてたけど、上映はブラウン管モニターのビデオ上映だったろうね。
2016-08-27 19:39:29メジャー映画ではじめてフルデジタル撮影したのがスター・ウォーズ・クローンの攻撃。それ以前は一部VFXがCGで、最終的にはアナログフィルムに焼き付けるものだった。CGの多用で有名になったターミネーター2も、ジュラシックパークも大部分はフィルム撮影で、最終的にフィルム上映
2016-08-27 19:46:35初期の頃は、合成素材の一部をCGで作成し、それをフィルムプリンターで焼いたものを使ってただろう。後期になると撮影合成編集までコンピューターで行い、最終的に上映フィルムをフィルプリンターで作成したろう。そして今は上映まですべてデジタルになってる。
2016-08-27 19:49:55おそらく今ではほとんど用無しになったであろうデジタル→フィルムプリンターが、一時期ピクセル単位でレーザー光線で焼き付けるという非常にマニアックな進化をしていたという事実は、記憶に残るべきだと思うのだ。
2016-08-27 19:53:38