人間関係の「流動性の罠」としての引きこもり

に関するT-T氏(@TT32768)のTL。
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T-T @TT32768

もう語ることは無いよ

T-T-Ghost @TT32768

ケインズの「流動性の罠」という、通常の金融政策が無効になり、財政政策を打つしかなくなるという考え方があるけど(妥当かどうかは別として)対人関係、不登校の発生や継続、ひきこもり状態についても、通常の枠内の支援、共同体が無効となり、そのままだと長期化しか起こらないある状態がある気が。

2016-09-19 07:50:23
T-T-Ghost @TT32768

通常の共同体における修正が0になるような状態におかれ、時間だけが経つ。システム上、そんな「流動性の罠」に似た状態があるんじゃないかなと思いつきで書いてみたりする。

2016-09-19 07:54:17
T-T-Ghost @TT32768

何か特別なものが必要だけど、それに当たるのが何なのかは分からない。でも何となく流動性の罠の考え方は参考になる気がする。

2016-09-19 07:57:17
白ふくろう @sunafukin99

というか対人関係の問題は先天性後天性や偶然の要因などいろいろ複雑な要素が絡んでて一律に語れないけど、一度深刻な状態に陥るとそこから一般的な社会生活に適応することは困難になってしまう傾向は強い。負のスパイラルが起こるんだろうけど。

2016-09-19 07:59:05
T-T-Ghost @TT32768

まさに不登校であっても、先生や生徒は外から訪問したり、学校や親も対策を一応考えてる。しかし状況は動かず、学校というレールを失っていく。これがイジメだったり、転校不能が原因なら分かりやすいが、実はそうじゃない事もある。こうした支援は、基本的にことごとく無効になってしまうんだな。

2016-09-19 08:01:57
T-T-Ghost @TT32768

そして、その状態を超えて学校から切れれば、もうその子供は支援もなく宙ぶらりんとなる。「ひきこもりへの移行」。当然その状態では、ただ年齢を重ねるだけだし、地域の支援はずっと弱くなる。ある種「自己責任」空間に置かれるからね。そして本人と親だけが長い時間を過ごす。

2016-09-19 08:04:13
T-T-Ghost @TT32768

かくして、学校や社会に用意された儀式のほとんど全てが享受できないまま、年齢を重ねる状態となる。その中で本人は、家の中で安泰だと思っているのではなく、むしろ何も出来ず、社会から切れた「苦痛に満ちた経験」をしている。本人は罠にはまったように動けず、親の支援というのも限界がある。

2016-09-19 08:07:30
T-T-Ghost @TT32768

そして「居場所を求めていないひきこもり」という、ただのノマドっぽい人は殆どいない。大体は一般的な、他人と関わるタイプの人。それが関われなくなった状態像を「ひきこもり」とすると。なぜその状態が継続するのか、というのは、強引だけど「流動性の罠」的な状態があるのかなと思った。

2016-09-19 08:10:54
T-T-Ghost @TT32768

完全に思いつきで書いたけど、ちょっと進めてみたいかも

2016-09-19 08:44:29
T-T-Ghost @TT32768

そして、本人に「お前さえおとなしく学校行って働けばいいんだよ!」というやり方をしても、本人の感じてる「苦痛」や、すでにギャップが生じてる本人と社会の関係(家族は体感できない)もあり、流動性の罠の下では高確率で失敗する。

2016-09-19 08:51:19
T-T-Ghost @TT32768

いわゆるフリードマンの「削れば働く」というのも、どうも無効で、「お金がなくなったらそのまま餓死を選ぶ子が増えている」という話もある。そこも流動性の罠に似てる気がする。

2016-09-19 08:54:40
T-T-Ghost @TT32768

不登校・ひきこもりの状態像は「道徳」「家族」「経済」「就労支援」という通常の社会の自生的秩序が、そのままではことごとく無効になっているように思う。「流動性の罠」が何なのか、みたいなことをちょっと考えた。

2016-09-19 08:57:42