発端はこのニュースへの反応。
何か思惑があってやってるんだろうけど、少なくとも「安全性」とは何の関係もないところで空中戦をやってるようだ。報道も、いいかげんリスクを定量的に論じることを覚えてほしい。 小池知事、豊洲の安全性検証 盛り土未実施問題 :日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXLAS…
2016-09-10 21:52:38こちらのまとめで大凡の内容を把握。コメント欄の議論は発散してしまっているけど興味のある方は一読の価値があると思う。
.@mikunitmr さんの「豊洲市場の盛土の話」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/1022892
2016-09-11 12:45:26卸売市場の移転について「食の安全」を語るのであれば、最低限食品のリスクが築地と豊洲でどちらがどれだけ大きいのかを比較しない限り意味のある話なんてできないのではないか。「リスクがある」というだけでは当たり前すぎて何も言ってないに等しい。リスクなんてどこでもあって、問題はその大きさ。
2016-09-11 23:29:00豊洲の盛土の話、何が問題視されているのか実はよく分かっていなかったのだけど、いくつか報道を見て今さらながらおぼろげに見えてきた。東京都の説明が不適切と言えばまあそうかもしれないが、単なる誤解のような気もする。
2016-09-12 12:25:15どんな建物でも地盤面の高さに基礎をポンと載せるなんてことはなく、必ず「根入れ」が行われる。つまり基礎の下端は地盤面より下にあって、更に普通はその下に砕石や捨てコンクリートが敷かれている。そうした「常識」は一般の人には馴染みがないかもしれないが、それを説明する意味があるかどうか。
2016-09-12 12:25:51今回は土壌が汚染されていたので掘削除去して、そのため低くなってしまった地盤を客土(余所から持ってきた土)で埋め戻し、更に嵩上げしますよ、ということだ。基礎の根入れやその下地処理の分は盛土が薄くなる、あるいはなくなるが、そんなことは当たり前でそれで何か問題があるわけでもない。
2016-09-12 12:27:45土壌汚染対策の説明の主旨としては地盤面から所定の深さまでの汚染土は完全に除去して別のもの(客土や基礎構造)で置き換えているから汚染土や汚染水との隔離は十分ですよ、ということなので、説明図のポンチ絵で建物の下に基礎構造が描いてあってもなくても、そこは本質ではない。
2016-09-12 12:28:52基礎を含む建屋の設計がこの土壌汚染対策でどの程度変更されたのか、あるいはされていないのか調べてないけど、地上の供用部分の要求仕様が同じであれば地下の空間や基礎の仕様に変更があるとは考え難く、元からかなり深い根入れの設計になっていたはずだ。
2016-09-12 12:33:35建物の床下空間や基礎というのは普通は地盤面より下にあるので、地下部分の体積の分だけ盛土の量が少なくなることをもって「全て盛土するという説明は正しくない」というのは、ちょっと正気を疑うくらい恥ずかしい言い掛かりだと思う。報道は相変わらず的外れな事ばかり言っているけど。
2016-09-12 12:35:13いずれにせよ、「本来盛土があるべきところが空洞になっている」わけではないので、説明図との齟齬が気になった(それ自体は健全なこと)人にしろメディアにしろ、条件反射のように「批判」する前に少し内容を確認するなり建築が分かる人に聞くなりすればいいのに。
2016-09-12 12:36:49説明が実態と相違と言うけど、説明した方もまさか建屋の下まで同じ厚さで盛り土すると誤解する人がいるとは思わなかったのだろう。どこに基礎を打つつもりなんだか。 豊洲盛り土、都の説明は実態と相違 知事「対応が不十分」:日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXKZO…
2016-09-12 17:12:03この記者も自分が書いている内容のどこが問題なのか理解していなさそう。諮るべき「変更」についての記載もない。よく恥ずかしげもなくこんな内容のない記事を書けるものだ。 豊洲市場:設計時、盛り土なし…都、変更諮らず - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20160…
2016-09-12 17:35:39メンションのやり取りを通して東京都の資料から計画の詳細を確認
.@f_zebra 資料を少々追いかけましたところ14/02/24の「土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会」資料3に行き当たりました.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/toy… 盛土(7街区)ページ写真の最後の2枚は同一点の裏表で、高さが図面と合っている感じがします(続
2016-09-12 18:29:13.@f_zebra 場所は補助315号線側の台場寄りです.これが正しいと、砕石層設置の図面が正しいものである可能性が出てきます.建物の下に砕石なし.これは別の会議体や以後のこの会議で用いられたshijou.metro.tokyo.jp/.../gijutsu/si… と矛盾します.何が正しいかが今見えません
2016-09-12 18:34:19.@f_zebra ありゃ、リンクが有効ではないので貼り直し.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/pdf… この中の「地下水管理システムの概要」図は基礎の下に砕石層があるのでここで地下水の上昇が止められる、との解釈をもたらしたもののようです.
2016-09-12 18:43:21.@torunagata p8の「所定の盛土高さ」が建屋部はA.P.+2.00なので砕石層の下端と同じ高さですね。p5の砕石層設置図でも建屋部は施工されてません。毛細管現象による土壌への地下水上昇を防ぐのが砕石層の目的なので、建屋基礎の下に施工しないのは当然だと思います。
2016-09-12 18:44:34.@torunagata 一般論ですが、基礎を打設する際には基礎下端より下に砕石を敷いて捨てコンクリートを打設します。他の部分とは目的も仕様も違うと思いますが、必ずしも図に矛盾があるわけではありません。
2016-09-12 18:50:30.@torunagata そもそも地下水が鉄筋コンクリートの基礎を突き抜けて上昇することはないので、地下水上昇を防ぐ目的で基礎の下に砕石層を施工するのは意味がありません。
2016-09-12 18:52:48