廃棄物日誌 提督初体験編

廃棄物13号@カクヨム連載中 @eibis_splicer

そして数分後。 「ぶっ殺す！」「そうだろうね！続きといこうか！」 本体内部で再び激突する二人。 その激突の末に、空母から飛び出した。 #廃棄物日誌

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そして現在。 「体液を吸収した卵は二倍のサイズに膨張してます。今なら、摘出も可能ですが…」 「君が決めるんだ。後で愛宕に子宮ごと引きずり出されるかここで摘出するか」 「愛宕は私が解決するわ。それと、摘出なんてしない」 #廃棄物日誌

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「これは私と彼女の問題よ。お腹の子…卵には関係無いし罪もない」 「ですが」「喧しいわよ人体改造マニア。無理に殺す必要はない」 その言葉を聞いた日向は何処か諦めたような顔をした。 「…なら、近いうちに出産に立ち会ったスタッフを探さないとな」 #廃棄物日誌

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「そ、それなら提督。是非ともボテ腹ックスを」 明石の頭部を50口径弾が粉砕した。 「愛宕とは、その時に話す」 ホルスターにM500をしまいながら提督は言って、部屋を後にした。 頭部を失った明石と日向が残された。 #廃棄物日誌

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部屋を出た提督は、ナガト甲板に出て夜風に当たる。 そして夜空を見上げて、呟く。 「貴女にも、同じ光景が見えているかしら」 そうして腹を撫でる。 #廃棄物日誌

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胎内に宿った命の種が、動いた気がした。 #廃棄物日誌