Twitterの字数カウント変更で公式以外はツイートの尻尾が切れる!?

【2016/09/22追記】クライアント改修で対応可能な旨およびその方法について記載しました 【2016/09/23追記】クライアント対応情報の節を設けました 【2016/10/01追記】@リプライ関係の変更について情報量を増やしました 【2016/12/12追記】公式アプリで@リプライ関係が変更されたので情報を加えました(今更感) 【2017/03/31追記】@リプライ関係変更が公式Webでもなされました
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About

  • 2016/09/20 02:00(日本時間)頃、以前から告知されていたTwitterの仕様変更のうち「画像・GIF・動画・引用ツイートのURLが140字のうちにカウントされなくなる」が実装・導入された。
  • URLは内部で短縮されており一律23字だったので、以前はこれらの「添付物」(attachment)を含む場合は116字までしかツイートできなかった。
  • 投票でも116字までしかツイートできなかったが、これも緩和。
  • なお、ただの外部リンクやTwitter Cardsによる外部Webサイトの表示については、変更なし(緩和されず)。

クライアントへの影響

Twitter公式以外のほぼ全てのクライアントでは、以下の影響があります。

  • 116字を超える「添付物」付きツイートは、115字目までのみ表示できる(116字目が"…"になり、それ以降は表示できない)
  • (ただし、UserStream通知が使用できるクライアントでは、通知でのみ116字超えの添付物付きツイートが全文表示できる(はず))
  • 116字を超えるツイートのメディア(画像等)はクライアントでは表示できない(はず)。かわりにツイートをWebで表示するURLが付加される。クライアントによっては、引用ツイートも表示できないかもしれない。
  • 116字を超える引用ツイートの投稿は、できない(はず)。
  • 116字を超える画像ツイートの投稿は、クライアントによってはできない。

クライアントが対応できない理由は、クライアントが使用しているTwitterのAPIというシステムが、情報を提供してくれないためです。したがって、クライアント作者の側で改修してもどうにもならないものです。(投票対応ができないのと同じ)
これらの影響は、クライアントを改修して内部の処理を変更することによって、公式と概ね同等に全文・画像が表示されるようにできます。なお、お使いのクライアントの対応状況については、各クライアントの作者さんからの情報提供をご確認ください。
※クライアント作者をいじめないでください。対応が必要な事態に至ったのはひとえにTwitterの仕様変更によるものです。
※このまとめにはクライアント作者さんに役立つ情報も掲載していますので、必要であればご利用ください。

※Twitter公式クライアントで表示・動作がおかしくなるという話も聞かれますが、これはアップデートまたは再インストールで直るような気がします(おそらく)

クライアント対応情報

まとめ主が見つけたものを並べているだけです。ステマジャナイヨ

TwitPane(ついっとぺーん) @twitpane

TwitterクライアントTwitPane(ついっとぺーん)v9.1.2をリリースしました。140文字を超えるツイートの表示に対応、その他、不具合修正など play.google.com/store/apps/det…

2016-09-19 21:01:52
  • twitcle plusは9月19日の1.3.3で対応。
  • Tweetbot for iOSは9月20日の4.5.1で対応、Tweetbot for Macは2.4.2で対応。
はむーん @hamoooooon

android ツイッタークライアント はむーん ver1.0384アップ ・140文字超えツイート暫定対応 他 play.google.com/store/apps/det…

2016-09-21 03:07:47
Tweecha (ついーちゃ) 🇯🇵 @tweecha

tweecha v67.0.0 ベータリリース 拡張: 画像つき140文字のツイート投稿、及び表示に対応 140文字の引用ツイート投稿、及び表示に対応 sinproject.net/tweecha/tweech…

2016-09-21 05:00:21
Tweecha (ついーちゃ) 🇯🇵 @tweecha

tweecha v67.1.0 正式リリース 拡張: 画像付き、引用ツイート付き140文字のツイート表示、及び投稿に対応 いいねアイコン「せんべい」を追加 sinproject.net/tweecha/tweech…

2016-09-21 16:30:12
IIHOSHI Yoshinori @iihoshi

expand_tweet_url.js を改変して Twitter の仕様変更 (140 字制限緩和) にとりあえず対応してみたよ #Janetter dropbox.com/s/ytrkzz2nyy3y…

2016-09-22 23:16:46
IIHOSHI Yoshinori @iihoshi

expand_tweet_url.js 改変版 v160929 検索 TL で展開に失敗する不具合を修正しました #Janetter dropbox.com/s/ifnfgl9h9tc2…

2016-09-29 05:26:37

※Janetterのサードパーティプラグインexpand_tweet_url.jsによる引用ツイート展開表示について、プライグイン改変による対応

SobaChaDev @SobaChaDev

SobaCha v2.7.4 公開しました。140文字を超える引用ツイートの表示と投稿に対応しました。 play.google.com/store/apps/det…

2016-09-23 00:38:44
モバツイお問い合わせ(サービス終了) @movatwi

【不具合修正】9/20より発生しておりました長文ツイート末尾に「…iのページ/web/status/...」のような表示が出る不具合は、先程行いましたサーバアップデートにより修正されました。ご迷惑をおかけしました。

2016-09-23 10:52:24
ツイッターするやつ @suruyatu

あ、今更ですが、画像つきで140字ツイート対応のアップデート配信しました。ツイやつγ2.1.5とツイやつγ pro 1.1.5になります。

2016-09-27 00:40:55
Flantter @Flantter

Flantter ver3.1.2が公開されています。 この更新ではTwitterの140字制限緩和に伴って、画像やコメント付きリツイートが文字数カウントから除外されるようになっています。 リプライ時の文字数制限緩和については、次回以降の更新で実装される予定です。

2016-09-29 20:43:14
もふったー @mofooter

超軽量 ツイッター クライアント もふったー更新(2016/9) blog.livedoor.jp/blackwingcat/a…

2016-09-30 17:46:36
もふったー @mofooter

・140文字超えメッセージの暫定対応 ・UserStream 有効時に2000文字以上の有効なエンティティを受け取るとクラッシュする不具合修正 ・1万文字メールの受信に対応 #mofooter v0.9.6p/0.9.5i リリース

2016-09-30 17:47:39
きり(ΦωΦ) @kiri_feather

Browsing:拡張モードへの対応 (Tween - Twitter Client) sites.google.com/site/tweentwit…

2016-09-30 17:30:52
  • OpenTweenは10月1日の1.3.5で対応
  • mikutterは10月2日の3.3.13, 3.4.4で対応
TheWorld_JP @TheWorld_JP

本日、TheWorld for Twitter v3.6 が審査に通りました。Twitter の仕様変更に追従して、今まで見切れていたツイートも閲覧できるようになります…! 直ぐにアップデートがストアに反映されると思いますので、今少しお待ち下さい。

2016-10-21 09:10:58

技術情報

  • 従前の方法でAPI取得すると、次のようになります。
    • メディア(pic.twitter.comリンクで表示されるもの)および引用ツイート(RepostLink付加によるもの)では、116字を超える場合expanded_urlが https://twitter.com/i/web/status/{status_id} という形式になる
    • このstatus_idは、常にそのツイート自体のもの(引用ツイートの場合でも引用先ツイートではない)。このURLで表示されるものは、 https://twitter.com/{screen_name}/status/{status_id} と同じ
    • 引用ツイートでは、116字超えでもquoted_statusにこれまでと同じように引用先ツイートの情報が入る
    • メディアでは、116字超えではentities, expanded_entities内のmediaに入っていたメディア情報が入らない(ので画像等の展開もできない)
    • 116字超えのメディアツイートの投稿(statuses/updatemedia_ids利用)は、APIからでもできる
    • 116字超えの引用ツイートの投稿は、多分できない(statuses/updateでリンクを含めても186 Status is over 140 characters.(HTTP 403)になる)。引用ツイート専用のエンドポイントはないので…。
    • 116字超えの投票ツイートについては、問題なく全文を扱える。なお投票の表示は相変わらずできない模様。
  • Twitterより仕様変更に関するドキュメントが出ています。
    https://dev.twitter.com/overview/api/upcoming-changes-to-tweets
    • 野良和訳
      http://qiita.com/takke/items/89704183adcab037bed7
    • (まとめ主はまだ全容把握できていませんが)今のところ、扱うパラメータを多少変更すれば対応できそうです。今後の@メンション・リプライまわりの仕様変更では、さらに対応が必要な事項が発生しそうです。
    • REST APIではtweet_mode=extendedとすれば全文を含んだ新しい形式のデータが返ってきます。ツイート本文はtextではなくfull_textに含まれています。
    • ストリームAPIでは、従来形式に加えて別に新しい形式のデータがextended_tweetとして渡されるようです。
    • 新しい形式のデータではメディアのURLがentites.urlsに含まれず、entities.media内のURL情報を利用する必要があるようです。
    • 投稿時にstatuses/updateattachment_urlパラメータを使うと引用ツイートができます
ロプロス @ropross

リクエストにtweet_mode=extendedを付けて、textの代わりにfull_textフィールドを読むようにすればいいだけかな? Twitter/Upcoming changes to Tweets の日本語訳-Qiita qiita.com/takke/items/89…

2016-09-16 21:43:51
Developers @XDevelopers

The voice of the X Dev team and your official source for updates, news, and events, related to the X API.

https://t.co/O13IfbuPqq

GIF・動画については公式で導入された直後はクライアントで利用できなかったものの、後にクライアントでも利用可能になった経緯があります。この度の仕様変更についても、今後クライアントで公式と同等の利用が可能になるよう変更されることを強く望みます。
APIの変更に関しては、事前にドキュメントが出ていましたが、見逃したまままとめを作成しておりました。対応方法そのほかにつき追記しました。(追記箇所は青色で表記しています)

その他の変更

5月の変更告知では、以下の4件の変更がリストされていました。

  • @リプライの字数がカウントされなくなる
    →APIでは利用可能
    →10月下旬から公式モバイルアプリでも利用可能に(公式Webではまだ)
  • attachmentsのURLが字数にカウントされなくなる
    →今回実装
  • 自分のツイートをリツイートできるようになる
    →2016/06/15実装済、API対応済
  • @メンションの仕様変更(返信でない場合は無関係の人間のhome_timelineにも表示される)
    →未実装(多分おそらく)
@リプライ関係変更

10月下旬には、返信時に先頭の@スクリーンネームが字数カウントに含まれないようになりました。

  • 公式モバイルアプリで対応しています。
  • 公式Webでは2017年3月末に対応しました。
  • 公式(アプリ・Web)では前後して、返信時に先頭の@リプライ先指定がなくなって投稿時に自動で付加されるようになる、リプライツイートの表示でも文頭の@ではなく「返信先」として表示するようになる、などUIの変更も見られました。
  • クライアントでも@リプライを字数カウントにすることができますが、対応したクライアントでは@まわり、特に非公式RT(QT)などクライアント特有の機能において、癖のある動作となる場合があります。
    (9-10月頃に正式公開でないと思われる段階で利用可能になっていた時期があり、Twitter側の動作が安定していないために予期しない挙動が特に発生しやすくなっていました。現在は通常の使用ではほぼ問題がないようです)
  • 技術情報
    • APIでは9月のattachment関係変更と同時期から利用可能だった。
    • APIの投稿エンドポイントにパラメータauto_populate_reply_metadata(以下「@の自動付加」)が追加され、これをtrueにすることで@を字数カウントから除外することができる。
    • 同時に@スクリーンネームがin_reply_to_status_idの情報から自動付加されるようになる。
    • 除外可能なのは返信先のみで、既存の会話に新たに追加する@や、返信でないただの@ツイート(メンション)は対象外。
    • 複数ユーザーでの会話時などに付加される@を調整するためにexclude_reply_user_idsパラメータを使用できる。
    • @の自動付加を有効にしていても、これまで通り本文先頭に@を含めての投稿は140字以内ならば可能。
      (単純なリプライの場合は問題ないが、複数ユーザーでの会話の場合やRT・非公式RT(QT)が絡む場合、本文中に@が含まれる場合などについては予期しない形で@が付加されるかもしれない)
    • @の自動付加を無効にしても、140字超えのリプライが送れない以外のデメリットはない。
    • (投稿するごとに有効にするか選べるので、140字を超えるリプライのみで有効にする戦略も可能)
竹麻呂 @Takemaro_001

おそらく@リプライの字数カウント変更が公式でロールアウトされるのと同時にリプライ文頭の@ハンドルが表示されなくなってツイート上部の「××さんへの返信」のみで返信を表す形になると思うんだよな(公式では末尾のpictwittercomや引用URLが表示されないのと同じように)

2016-10-01 07:24:13
竹麻呂 @Takemaro_001

拡張形式のJSONデータのdisplay_text_rangeがこれに対応するわけだけど、クライアント側ではメタデータ用の表示領域持ってないものもあるし、どこまで対応されるかは微妙だよなあ。Display Requirementsの方はどうするつもりなんだ

2016-10-01 07:39:41
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