流浪の民が求める居場所

アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

ボッと顔が赤くなる。それを横目に見たナギとショレフは呆れたように笑い、 「分かったみてぇだな。んじゃ、さくっと終わらせてジャスミンちゃんとこ行くぞー」 「OK！僕もっと本気出すよ」 と駆けだす。 「ちょっと待って！俺たちは港に向かってるんだろ？！」 #流浪する民が求める居場所

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２４日目(最終日) 名前/アシュタザル 所属/中立 クラス/君主/支 HP/27→16 SP/94→99 戦功/95→101 調査点/10 開拓点/1 オプション/いわくつきの武具、邪紋使いの元暗殺者、蒼き星の迷い子 #荒野の礎 #流浪する民が求める居場所 OPは失いません

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やはり。 大きな狐が降り立ったのは教えてもいないジャスミンの居る領だった。 「なぜ」と問いただしたところで納得する答えが得られるわけではないと、悟ったアシュタザルは苦い顔をしただけであった。 #流浪する民が求める居場所 twitter.com/BB_GCsenyo/sta…

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背中を強く押されて数歩前に出る。それだけで人ごみに紛れてしまった。 そして、「俺たちはここで待ってるから一発ぶちかましてこーい」と大声で告げられる。 心の中で「なんだよ、一発って」と悪態をつきながら渋々大勢の人の流れに割って進んでいく。

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アシュタザルは適当にブラついて時間を潰した後に「ジャスミンはいなかったよ」と言ってしまおうと考えた。 考えてみて、自分は罪を償わなければいけないのだ。誰がなんと慰めようとも、この手で、己の領民を殺したことには変わりない。 そんな自分はこれから日陰で生きるのが相応しい。

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彼女に様々なことをしてきた。それに後悔はない。罪悪感はあれど。

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最後の別れのように視界に景色を焼き付けて 「いなかったよ。彼女は」 去ることにした。一瞬戸惑ったような表情をしたが、ナギが何かを察したように肩をすくめて笑った。 「へいへい。じゃあ行きますか」 納得できないショレフを高々と投げ上げて、もはや乗り物と化した紅い狐の背中に乗せた。

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「ちっと考える余裕が出来たからってしおらしくなりやがってつまんねぇーな…」 誰にも聞こえない程度に呟いた狐は、アシュタザルの寂しそうな顔が少し腹立たしく思った。 「ごめん」 君を悲しませるだろうけど #流浪する民が求める居場所