「ワクチンとチメロサール」

池田としえさん @toshi2133 の 連投ツイートです。
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池田としえ(利恵) @toshi2133

24 このうち、チメロサール( thimerosal )が添加されたワクチンは、三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)とインフルエンザb型菌でした。インフルエンザb型菌については、生後18ヶ月で1回のみの接種でした。

2016-09-23 08:49:39
池田としえ(利恵) @toshi2133

25 1988年には、生後6ヶ月までで見ると、チメロサール( thimerosal )が添加されたワクチンは、三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)を3回接種するだけでした。アメリカ合衆国では、

2016-09-23 08:50:15
池田としえ(利恵) @toshi2133

26 1999年には、1988年に比較すると、予防接種としては、B型肝炎、ロタウイルス(現在は中止)、水痘が増加していました。 増加したものの中では、B型肝炎がチメロサール( thimerosal )が添加されたワクチンでした。

2016-09-23 08:50:52
池田としえ(利恵) @toshi2133

27 また、インフルエンザb型菌については、ワクチンの種類が変わりましたがやはりチメロサール( thimerosal )が添加されていて、生後2ヶ月から接種が始まり計4回接種するようになっていました。

2016-09-23 08:51:29
池田としえ(利恵) @toshi2133

28 1999年には、生後6ヶ月までで見ると、チメロサール( thimerosal )が添加されたワクチンは、B型肝炎、三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)、インフルエンザb型菌をそれぞれ3回ずつ接種するようになっていました。

2016-09-23 08:51:36
池田としえ(利恵) @toshi2133

29 1999年には、生後6ヶ月までで見ると、チメロサール(thimerosal)が添加されたワクチンをそれぞれ3回ずつ受けたとすると、B型肝炎3回で37.5マイクログラム、三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)3回で75.0マイクログラム、

2016-09-23 08:52:10
池田としえ(利恵) @toshi2133

30 インフルエンザb型菌3回で75.0マイクログラム、計187.5マイクログラムの水銀(計375.0マイクログラムのチメロサール)が注射されたことになります。

2016-09-23 08:52:18
池田としえ(利恵) @toshi2133

31 現在は、アメリカ合衆国では、B型肝炎、三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)、インフルエンザb型菌のワクチンについは、チメロサール( thimerosal )が添加されていないワクチンが生産されていますので、

2016-09-23 08:52:41
池田としえ(利恵) @toshi2133

32 下記が肝心要 ↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓ チメロサール( thimerosal )が添加されていないワクチンを注射すれば、同様の注射をしても、水銀は注射されないことになります。 ↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑ 上記が肝心要

2016-09-23 08:54:28
池田としえ(利恵) @toshi2133

33 日本においては、乳幼児の定期の予防接種としては、生後6ヶ月までで見ると、チメロサール( thimerosal )が添加されたワクチンは、三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)を3回接種するだけです。

2016-09-23 08:55:12
池田としえ(利恵) @toshi2133

34 製造元によりチメロサールの含有量が違いますが、チメロサールの含有量は減量の方向にあり、1回の注射量0.5ml中0.005mg(5マイクログラム)のチメロサール(2.5マイクログラムの水銀)の会社が多いです。

2016-09-23 08:55:29
池田としえ(利恵) @toshi2133

35 その場合日本においては、生後6ヶ月までで見ると、3回の注射で0.015mg(15マイクログラム)のチメロサール(7.5マイクログラムの水銀)が注射される可能性があります。1999年のアメリカ合衆国での生後6ヶ月までのチメロサール注射量と比較すると、かなり低い値となっています

2016-09-23 08:56:16
池田としえ(利恵) @toshi2133

36 微量のチメロサールのエチル水銀による毒性については、過敏症を起こすことがある以外、よくわかっていません。ただ、同じく有機水銀であり、化学構造も近いメチル水銀と近いと思われます。

2016-09-23 08:56:59
池田としえ(利恵) @toshi2133

37 そこで、人が微量の物質を摂取する場合の安全基準については、メチル水銀の基準がチメロサールのエチル水銀の基準にも使われています。しかし、この安全基準は、種種の機関から出されていて、基準値が統一されているわけではありません。

2016-09-23 08:57:08
池田としえ(利恵) @toshi2133

38 アメリカ合衆国だけでも、EPA ( Environmental Protection Agency: 環境保護庁)、ATSDR ( Agency for Toxic Substances and Disease Registry )、

2016-09-23 08:57:36
池田としえ(利恵) @toshi2133

39 FDA ( Food and Drug Administration: 食品医薬品庁)の三つの機関が基準値を出していますし、世界保健機関(WHO)も基準値を出しています。

2016-09-23 08:57:49
池田としえ(利恵) @toshi2133

40 この四つの機関のうち、水銀重量として基準値で一番低いのがアメリカ合衆国のEPAで0.7マイクログラム/kg体重/週(0.1マイクログラム/kg体重/日)、一番高いのが世界保健機関(WHO)で3.3マイクログラム/kg体重/週(1999年の設定値)でした。

2016-09-23 08:58:21
池田としえ(利恵) @toshi2133

41 1999年のアメリカ合衆国では、定期の予防接種を受けることでアメリカ合衆国のEPAの基準を超えた乳児がいたものと考えられますが、現在では、アメリカ合衆国でもチメロサール( thimerosal )が添加されていないワクチンを注射すれば、

2016-09-23 08:58:41
池田としえ(利恵) @toshi2133

42 ワクチンではアメリカ合衆国のEPAの基準を超えないものと思われます。 なお、アメリカ合衆国では、メチル水銀の安全基準について、EPA が 0.1 マイクログラム/kg体重/日、ATSDR が 0.3 マイクログラム/kg体重/日、

2016-09-23 08:59:11
池田としえ(利恵) @toshi2133

43 FDA が 0.4 マイクログラム/kg体重/日と三つの機関がバラバラな基準を出す中で、National Research Council ( NRC ) が EPA の基準を再検討し、EPA の基準値を妥当であるとしました(参考文献9)。

2016-09-23 08:59:40
池田としえ(利恵) @toshi2133

44 EPA の基準値は、RfD( Reference dose:参照用量)と呼ばれます。一生の間、人の集団が毎日暴露を受けても有害な影響のリスクがないと思われる推定用量です。一日あたり、人の体重あたりの用量で示します。

2016-09-23 09:00:14
池田としえ(利恵) @toshi2133

45 また、世界保健機関(WHO)でのメチル水銀の安全基準については、1999年の設定値で3.3マイクログラム/kg体重/週でした。

2016-09-23 09:00:45
池田としえ(利恵) @toshi2133

46 しかし、この値の設定時(1999年)には、少量のメチル水銀を摂取していた母親に生まれたこどもへの神経発達面での影響を評価するための十分な情報が得えられませんでした。

2016-09-23 09:00:53
池田としえ(利恵) @toshi2133

47 設定値は一般の人々に適用されるけれども、妊婦や乳児については、一般の人々よりもリスク(危険性)が高いかもしれないとしました。また、一方で、食事によるメチル水銀の主要な摂取源として魚が考えられますが、魚の栄養面での評価が高く、魚が重要な蛋白質の摂取源となっている地域もあります

2016-09-23 09:01:41
池田としえ(利恵) @toshi2133

48 メチル水銀の摂取を減らすために魚の摂取を制限するとしても栄養面の効能にも配慮すべきだとしています。世界保健機関(WHO)の基準値は、PTWI( Provisional tolerable weekly intake:暫定週間耐容摂取量)と呼ばれます。

2016-09-23 09:02:04