旅とくらし文化研究所さんの『塩竈・松島紀行』

数多くの詳細かつ読みごたえたっぷりの旅紀行文を投稿してくださる「旅とくらし文化研究所」さんのツイートです。東北でも岩手・盛岡を中心に多くの名作を残してくださっています。今回は宮城県は塩竈・松島へ。情緒豊かな史跡めぐりから三陸の美食までたっぷりのレポートをお楽しみください。
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旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

塩竈・松島紀行/おさんこ茶屋で、こし餡・くるみ・ごま・しょうゆ・づんだの5つの味から、くるみとづんだを注文。評判どおりの柔らかなお餅に、しっかり甘い餡がたっぷり。えだ豆をすりつぶした「づんだ」の鮮やかな緑色は目にもごちそうです。 pic.twitter.com/MvPDcOd5op

2016-09-08 23:45:11
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塩竈・松島紀行/おさんこ茶屋で一服中、地元の方と思われるお客さんを中心に、お客さんが絶えず訪れていました。なかには持ち帰りのお団子を注文して待っている間、店内でも召し上がるお客さんがいるほど。とくに「づんだ」が人気のようでした。 pic.twitter.com/2zOKJ5pKYx

2016-09-09 23:13:45
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塩竈・松島紀行/えだ豆をすりつぶし、砂糖などを加えてつくる餡は「ずんだ」と書かれることが多いですが、宮城県だけでなく広く東北地方で「じんだ」「じんだん」「ぬた」などと、いろいろな呼び方があります。おさんこ茶屋では「づんだ」の表記。 pic.twitter.com/DT97Gcz36L

2016-09-09 23:15:49
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塩竈・松島紀行/本町通りを抜けるとまもなく、陸奥国一宮・鹽竈神社。陸奥国府がおかれ「遠(とお)の朝廷(みかど)」と呼ばれた多賀城の東北の鬼門に位置し、1200年以上の歴史を持ち、古くから東北鎮護や海上守護の信仰を集めてきた古社です。 pic.twitter.com/0Bfo4AMnqx

2016-09-11 22:09:32
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塩竈・松島紀行/陸奥国一宮・鹽竈神社。塩竈市の高台・一森山に鎮座し、表参道(表坂)の二百二段の石段は壮観。木立に囲まれた趣ある石段には、古くは奥州藤原氏や、江戸時代以降は伊達家に篤く信仰されてきた古社ならではの風格を感じます。 pic.twitter.com/ASg6d6la75

2016-09-11 22:11:39
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社表参道の長い石段の両脇には、大木が上まで連なっていて、木陰のなかを登っていくと時折よい風が吹き抜けます。階段を駆けのぼるトレーニング中の運動部の学生たちの挨拶、登るにつれて開けていく景色がさわやかでした。 pic.twitter.com/NiNslLMz8C

2016-09-12 22:27:32
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社表参道の石段を中ほどまで登ると、左右に愛嬌のある狛犬が迎えてくれました。どちらも風化のためか体は滑らか、まるい瞳がポイント。右の犬はニカッと広げた口がなんとも愉快そう。一方お隣はキッと口を結んで凛々しいお姿。 pic.twitter.com/ezoZREce7l

2016-09-12 22:29:44
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塩竈・松島紀行/表参道の石段を登りきり、境内の随身門と唐門をくぐると鹽竈神社社殿。仙台藩主伊達家によって1704年に竣工され、国の重要文化財に指定。正面の左右宮拝殿は、向かって右の左宮に武甕槌神、左の右宮に経津主神が祀られています。 pic.twitter.com/ODZdZiehRq

2016-09-13 23:58:34
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社境内。唐門をくぐって右手には別宮拝殿・本殿があり、じつはこちらが主祭神・鹽土老翁神を祀る社殿です。御釜神社の御祭神でもある鹽土老翁神は、神代の昔、この地に製塩法を伝えたとされ、古くから信仰を集めてきました。 pic.twitter.com/k8PiG59QUs

2016-09-13 23:59:29
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社境内の「文治の燈籠」は、1187年に藤原秀衡の三男・和泉三郎忠衡が奥州の平穏を願い寄進したと伝えられる燈籠。父の遺言を守り、義経を最後まで守ろうとして兄・泰衡と対立し、1189年に泰衡によって誅殺されました。 pic.twitter.com/rthK9sgU9w

2016-09-15 23:33:14
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塩竈・松島紀行/芭蕉は「おくのほそ道」で鹽竈神社を参拝し、文治の燈籠に心動かされました。その様子を「神前に古き宝灯あり。鐘の扉の表に『文治三年和泉三郎寄進』とあり。五百年来の俤、今目の前に浮かびて、そぞろに珍し」と綴っています。 pic.twitter.com/TWjeZoEjEb

2016-09-15 23:34:24
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社の別宮拝殿前に置かれていた献魚台。別宮に祀られる鹽土老翁神は、この地に製塩を伝えたとされるだけでなく、潮流や航海を司るとされ、献魚台は漁ではじめに捕れた魚を奉納するためのもの。漁業の盛んな港町・塩竈ならでは。 pic.twitter.com/u0vDBCJEe9

2016-09-17 20:51:05
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社・拝殿入口の唐門の左右に置かれた狛犬。表参道石段の途中に設置されたゆるい狛犬様とはだいぶ趣きが違い、顔は犬というより鬼のよう。かなりの出っ歯で不届き者には容赦なく噛みつきそうな存在感です。頭上には角も。 pic.twitter.com/SQu5kgbWev

2016-09-18 22:42:41
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社・唐門脇の狛犬はかなり強めの天然パーマのようで、うず巻きまゆ毛がどこか唐風。うしろに回ると、さらにたくさんのうず巻きが連なって、鱗のようにも見えます。くっきりとした文様に、海やたくましい生命力を感じます。 pic.twitter.com/qxTRDjy6iM

2016-09-18 22:43:59
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社の絵馬殿に奉納された古い絵馬のなかに「翁」の奉納を描いたものを発見。よく見ると「天保八年」(1837年)の文字が読み取れます。境内には立派な舞殿もあり、かつては定期的な演能もおこなわれていたのかもしれません。 pic.twitter.com/tig7qWIpuL

2016-09-19 20:49:09
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社にはボランティアガイドさんがいて(土日の午前10時〜12時)、無料で境内を案内してもらえます。旅とくらし文化研究所が訪れた際も、ボランティアガイドの方が一緒に境内を歩きながら、地元の人ならではの視点で鹽竈神社の歴史や塩竈の見どころを説明してくださいました。

2016-09-20 22:08:37
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塩竈・松島紀行/ボランティアガイドさんに案内してもらった、鹽竈神社の隠れた名所「いぼ神様」。拝殿横手の小道の奥に横たわる樹齢数百年以上のケヤキの大木で、その根元から湧き出る清水を箸につけてイボにつけるとイボが取れるとの言い伝えがあり、古くから土地の人に信仰されています。 pic.twitter.com/wIfMdS4Q4O

2016-09-20 22:11:01
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社の「いぼ神様」の大木の上を見ると、鹽土老翁神を祀る別宮本殿の檜皮葺の屋根がよく見えました。屋根の端の「千木(ちぎ)」と呼ばれる部材の先端を外削ぎ(地面と垂直に切る)にしてあるのは、男神が祀られている目印です。 pic.twitter.com/mDuV1WYA5a

2016-09-20 22:13:40
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社境内にある志波彦神社。かつては宮城郡岩切村の冠川と呼ばれる土地に鎮座していた古社ですが、明治7年、鹽竈神社別宮に遷祀され、昭和に入り現在の社殿が造営されました。農耕の神様として、土地の人々に古くから信仰されてきたと伝えられています。 pic.twitter.com/FBbPJEAV90

2016-09-21 22:56:01
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塩竈・松島紀行/高台にある鹽竈神社の境内の一角から、古くは「千賀の浦」と呼ばれ、いにしえより風光明媚で名高い塩竈の浦(塩釜港)を眺めることができます。訪れた日は天気もよく、松島湾に浮かぶ島々や、遠くの金華山まで望めました。 pic.twitter.com/6fxSkRmzOH

2016-09-22 21:56:49
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塩竈・松島紀行/塩竈神社から望む千賀の浦の景色。ちょうど視線を遮るように高いマンションが建っていて残念との声もあるそうですが、ボランティアガイドさんに伺った、5年前の津波の折、あの建物のおかげで助かった方々もいたとのお話が印象的でした。 pic.twitter.com/SjUSujugal

2016-09-22 22:00:22
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塩竈・松島紀行/塩竈神社の参道のひとつ「七曲坂」。神社が創建されたころから存在する最も古い参道です。山道のようになっていて、やや歩きづらいものの、木立に囲まれた道はかつて主祭神の鹽土老翁神が通ったとされ、坂を曲がるたびに浄められると言われています。 pic.twitter.com/lMkBCSU93T

2016-09-23 19:52:17
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塩竈・松島紀行/塩竈神社の七曲坂は左右を木に囲まれ、夏の暑い時期でも木陰を歩くことができるのが快適。ふと足元を見ると、割れたくるみの殻がたくさん落ちていました。落下の弾みか、リスが食べた跡かはわかりませんが、きれいに真っ二つになっています。 pic.twitter.com/RfaRBDRYa6

2016-09-23 19:52:46
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塩竈・松島紀行/鹽竈神社を出て、本塩釜駅のほうへ歩いていくと、道の途中にひときわ古くて立派な和風建築が現れます。ここは伝統の銘菓「志ほか満」(しおがま)を作っている和菓子店「丹六園」。建物は国の登録有形文化財です。 pic.twitter.com/Qabtqhyfdp

2016-09-24 22:19:26
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塩竈・松島紀行/丹六園は現在のご当主が11代目にあたり、代々「丹野六右衛門」を襲名される歴史あるお家です。約200年前は海産物商を営み、幕末には塩竃を代表する商家のひとつだったそうで、明治時代から茶舗となり、銘菓「志ほか満」を製造販売するようになったのだとか。 pic.twitter.com/bJkswkNKKh

2016-09-24 22:20:11
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