【coiffeurアカペラ自由研究】審査員視点から感じたポイント 第3回
- barber_coiffeur
- 910
- 2
- 0
- 0
今日はメンバーのたっきーが、慶應義塾大学WALKMENの実地審査にお邪魔してきました。今回もまた審査員として感じたことを何点かまとめてみたので、よかったらぜひ参考にしてみてください。 pic.twitter.com/WLqmq2DNqA
2016-02-13 21:47:36①冒頭5秒とラスト1音(恒例) これはもう毎回審査員をするたびに再三言ってることなので詳細についてはいいでしょう。笑 冒頭の歌い出しは第一印象を、最後の一音は終わった後の印象を大きく左右する部分なので特に念入りに練習しましょう。そして最初の音取りはしっかりと。
2016-02-13 21:49:16②技術は思い描く音楽を表現するための手段(重要) アカペラを聴いててありがちなのが、せっかく技術のレベルは高いのに印象に残らず『お上手。』という感想しか浮かばないパターン。 そういうバンドに聞きたいことは『あなたたちが表現したい・伝えたいことは何ですか。』ということです。(続く)
2016-02-13 21:50:34→②の続き 小手先の技術にばかり目がいって肝心の表現したいことが無かったり曖昧だったり、あるいはバンド内で共有できていなかったりなんてことはありませんか? 技術を磨くことはそれ自体が目的なのではなく、あくまで表現したいことが先にあって、それを伝えるために技術を磨くのです。(続く)
2016-02-13 21:51:15→②の続きその2 その目標像はたとえば歌詞の想いを伝える、会場を熱狂の渦に巻き込む、洋楽プロアカのかっこよさを再現する、あるいは(一見逆説的ですが)超絶技巧をとにかく魅せる、でもいいかもしれません。それをバンド内で明確化し共有したうえで、表現するための練習を重ねていきましょう。
2016-02-13 21:52:18③観客を熱中させるにはまず自分から ただの自己満足に陥らないことはたしかに大事ですが、演者自身が熱中も満足もできていないパフォーマンスに観客を引き込めるわけがありません。まずは自分が音楽をしっかり表現できるように心がけ、そこからいかに観客を引き込んでいくかを考えていきましょう。
2016-02-13 21:53:18④素の自分と違うことをやるならとことん演じきる たとえば育ちの良いお坊っちゃまタイプの人がゴリゴリの洋楽を歌ったりすると、つい優等生が不慣れなヤンキー役をやっているような煮え切らない印象になりがちです。素の自分から離れるならいっそ思いっきり振り切れて、躊躇わずに演じきりましょう!
2016-02-13 21:54:04⑤相手と意思疎通を図りながらひとつの音楽を作り上げよう 音は合ってる、縦も揃ってる、でもなんかまとまりがない。こんな時にはまずメンバーと目を合わせてみましょう。 互いを観察して相手がどう歌っているか、意思疎通を図りつつ歌い方を近づけていくことが、まとまりのある音楽を作る近道です。
2016-02-13 21:54:55⑥『カッコいい』を分析しよう カッコいいパフォーマンスは漠然と見ていてもカッコいいものですが、それでも注意深く見るとだんだんどこがどうカッコいいのかが見えてきます。 ぜひアカペラに限らずいろんな音楽を聴いて、舞台芸術を見て、様々な角度からパフォーマンスを分析研究していきましょう。
2016-02-13 21:55:13ひとまず今回はこんな感じでしたが、このほかにも前回と重複する内容もたくさんあってそれらは今回はほとんど省略したので、興味のある方はぜひ前回のツイート(twitter.com/barber_coiffeu…)と併せて見ていただければと思います(`・ω・´)
2016-02-13 21:59:09今日はLeadのたっきーが一橋大学アカペラサークルThe First Cryにサークルライブの審査員としてお邪魔してきました。せっかくなので気になった点や気付いた点などを何点かまとめてみましたので、よかったら参考にしてみてください。 pic.twitter.com/O4f3WoNOSz
2015-12-14 00:35:38