宇野維正「踊れなくなったプリンス」について(5)

antisns @antisns2

それに対して、私は、「いや、プリンスは90年代以降も踊っていたし、死の直前まで踊り続けていた」と言っているのである。

antisns @antisns2

そこがポイントである。くれぐれも誤解しないようにしてほしい。

antisns @antisns2

運動量的に言えば、Lovsexy以降徐々に落ちてきていたのは事実である。だが、ちょっと考えてほしい。

antisns @antisns2

「Lovesexy」をリリースした1988年のとき、プリンスは30歳。普通に考えたら肉体的にはピークの時期である。

antisns @antisns2

1998年のJam Of The Year Tourの頃は40歳。スポーツ選手だったら大概引退している齢だ。

antisns @antisns2

2011年に「Kiss」で踊っていた時には50歳を超えている。

antisns @antisns2

徐々に運動量が落ちてきていたからと言って、わざわざ言挙げしなければならないことなのだろうか。

antisns @antisns2

踊れなくなったことが音楽性にも影響した、という理屈もよく分からない。

antisns @antisns2

90年代以降、音楽性が変化しマイルドで洗練されたものになっていったのは事実だろう。

antisns @antisns2

だが、加齢に伴って音楽性が変化するというのは自然な話であって、プリンスに限った話ではない。

antisns @antisns2

齢をとって運動量が減るのも自然だし、齢をとって音楽性が変化するのも自然。両方とも自然な変化で、他に説明を必要としないのに、なぜ二つを結び付けなければならないのかが分からない。

antisns @antisns2

別に結び付けても構わないとは思うが、一つの仮説以上のものではない。

antisns @antisns2

「ただ、自分はこうした推測を、それから二五年後、しかも彼が亡くなってからしているわけです。」

antisns @antisns2

「生きている時のプリンスは、そんなことを考えさせる隙を一切ファンに与えなかった。そこがプリンスのすごいところです。」

antisns @antisns2

本当は踊っていなかったのに、踊っているかのように思わせたのがプリンスのすごいところ？

antisns @antisns2

ふざけんな！

antisns @antisns2

もう一回言う。

antisns @antisns2

ふざけんな！宇野維正！

antisns @antisns2

お前はこう言ってもらいたいのか。 死ぬまで踊り続けたアーティストのことを踊れなくなったと思い込ませて考えさせる隙を一切ファンに与えなかった。そこが宇野維正という音楽ジャーナリストのすごいところです、と。

antisns @antisns2

もしも「いや、文字通りの意味で"踊れなかった"ということじゃなくて、段々激しさが無くなっていったということを言いたかったのだ」と言い逃れするなら、「そういう過剰なレトリックは下品極まりない」と言ってやろう。

antisns @antisns2

「こうした事態について、ファンはどこかで気にしておくべきかもしれません。」

antisns @antisns2

「私たちが熱狂しているアーティストたちは、私たちが知らないところで、今日もステージに立つために鎮痛剤や鎮静剤を打っているのかもしれないのです。」

antisns @antisns2

「その「痛み」にちょっとでも想像力を巡らせれば、「最近、踊れにキレがなくなったね」なんて気軽に言えなくなるでしょう。」

antisns @antisns2

何言ってんだ。

antisns @antisns2

本当に、何言ってんだ、宇野維正よ。