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ジュリア・クリステヴァ『ハンナ・アーレント』読書メモ集

ジュリア・クリステヴァ『ハンナ・アーレント――〈生〉は一つのナラティヴである』(松葉祥一+椎名亮輔+勝賀瀬恵子訳、作品社、2006)の読書メモをまとめました。Julia Kristeva, Le Genie Feminin Hannah Arendt, Librairie Artheme Fayard, 1999.
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荒木優太 @arishima_takeo

われわれは、彼らの発明、思想や人間の発展に通じる革新、それらの革新が生み出す喜び、発見、問いの開花などが、彼らの歴史と分かちがたく結びついているがゆえに、彼らの歴史を語らざるをえないような人を、「天才」と呼ぶことにしよう。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-05 15:04:05
荒木優太 @arishima_takeo

「情熱家で生命力に輝いており、「緑さん」と呼ばれていたハンナーー彼女はよくこの色の美しいドレスを見せびらかしたーー」(クリステヴァ『ハンナ・アレント』)。お前はガチャピンかよ。

2016-10-06 14:16:12
荒木優太 @arishima_takeo

戦後になってアーレントは、無理やりハイデガーとのあいだに距離を置き、フッサールのフライブルク大学からの免職はハイデガーに責任があると非難しているーーこれは間違いであり、ヤスパースがアーレントとの書簡のなかで訂正している。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-06 14:19:41
荒木優太 @arishima_takeo

活動は、アーレント的な意味で解釈したとしても、人間に創造的で自由な生を保証する唯一のものというわけではない。この理論家が自著の最後の部分で示したように、「精神の生活」の再開がそれを可能にするのである。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-06 16:13:13
荒木優太 @arishima_takeo

「母の愛は、おそらく他者への絆の黎明期であり、それを後になって恋人たちや神秘家が再発見するのである」(クリステヴァ『ハンナ・アーレント』)。んなこといって大丈夫か?

2016-10-06 16:20:09
荒木優太 @arishima_takeo

思想の言語は、それ自体、本質的に比喩的である。そして、隠喩は、驚くべきまったく新しい誕生の流れにつながる。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-06 20:17:52
荒木優太 @arishima_takeo

本質的に政治的な思想が自らを実現するのは、言語そのものにおいてではなく(それでも言語が手段でありかつ通り道であることに変わりはない)、物語によってなのですある。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-06 20:21:55
荒木優太 @arishima_takeo

物語とは、人間がゾーエーではなくビオスによって、政治的生そして/あるいは他者に語られた活動を生きる、最初の次元なのである。人間と生の最初の一致は物語である。そして、物語とは最も直接的に共有された活動であり、その意味で最初の政治的活動なのである。byクリステヴァ『ハンナ・アレント』

2016-10-06 20:24:36
荒木優太 @arishima_takeo

@arishima_takeo 「物語によってなのである」である。

2016-10-06 20:25:15
荒木優太 @arishima_takeo

「事実、アーレントは、セリーヌの最初の注釈者の一人であった」(クリステヴァ『ハンナ・アーレント』)。へぇー。

2016-10-07 15:36:02
荒木優太 @arishima_takeo

物語ーー神話、悲劇、あるいは歴史=物語ーーが、職業的哲学者の知恵という罠や、美術工芸品の作り手の功利主義に押しつぶされない可能性があるとすれば、それはひとえに物語が観照的生活と政治的生活のあいだの緊張を維持できる限りにおいてである。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-07 15:41:04
荒木優太 @arishima_takeo

人間を「自然」に変貌させることは、人間を「生ける屍」に変えることである。なぜなら、人間の「自然(本性)」が「人間的」であるのは、人間の自然(本性)が人間に対して「非自然、すなわち人間になるという可能性」を開く限りにおいてだからである。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-07 16:21:29
荒木優太 @arishima_takeo

アーレントは、身体を面白くない一般性の側ーーなぜならそれは、「誰」の特異性に比べて生物学的で、自由がさかないからーーに追いやることを、心理学と精神分析を厄介払いするために利用しようとする。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-08 10:09:41
荒木優太 @arishima_takeo

アーレントは、カント以後サルトルだけが批判書(『弁証法的理性批判』)を書いたとしているが、実はマルクスの『経済学批判』を忘れていた!byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-08 11:49:58
荒木優太 @arishima_takeo

判断の審級としてカントが興味をもつ観客は、俳優と区別されるーー観客は観てはいるが演じないのであるからーーだけでなく、天才とも区別される。天才の素晴らしさがどのようなものであろうと、観客を特徴づける特殊性は趣味である。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-08 11:51:52
荒木優太 @arishima_takeo

アーレントとカントの議論についていくためには、彼らの目的をつねに視野に置いておかなければならない。それは、原初的政治共同体を基礎づけることである。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-08 11:55:14
荒木優太 @arishima_takeo

結局、言語は、それに住まう主体を条件づけている以上、主体に責任をもち、それの危機の可能性を有しているのである。主体の言説が狂っているとすれば、それは言語からであり、言語についてである。その時、何をなすべきか。いかにすべきか。byクリステヴァ『ハンナ・アーレント』

2016-10-08 14:35:58
荒木優太 @arishima_takeo

クリステヴァ『ハンナ・アーレント』読了。おいおい、クリステヴァのくせにフツーにわけわかること言ってるぜ…なんだよ、フェノとかジェノとかさ、あの苦労はなんだったんだよ…というわけで、オススメです。

2016-10-08 14:42:26
荒木優太 @arishima_takeo

というか、クリステヴァさんって、まだご存命だったのか…いや、てっきり…。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8…

2016-10-08 14:44:53
荒木優太 @arishima_takeo

@arishima_takeo クリステヴァ・イリガライ・シクスー、このへんの仕事がたまにゴッチャになる。

2016-10-08 14:46:10

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