2016年10月8日

【秘蔵っ子】信濃藤四郎解釈まとめ【大将組解釈】

信濃藤四郎について、とある懐の妄想を含む解釈まとめ。ひとりでも多くのひとに、信濃藤四郎を考えていただくきっかけになることを祈って。

キャラクター信濃藤四郎in致博信濃藤四郎刀剣乱舞

_lalano
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はじめに～信濃藤四郎とは～

「俺、信濃藤四郎。うちは兄弟多いし、俺、秘蔵っ子だから、あんまし知らないかも。でも、仲良くしてね、大将。」(刀帳画面)

粟田口吉光作の短刀。藤四郎兄弟のひとり。永井信濃守尚政所持であったことが名の由来。後に、庄内藩酒井家に伝来。
主の懐に入りたい、折り紙つきの秘蔵っ子。(公式ツイッター本丸通信12より)

2016年10月8日現在、山形県鶴岡市、致道博物館所蔵。

やや大振の類に属し、小板目がよくつんで、地沸のついた地がねは美しく、小沸出来の中直刃はよく冴えて、気品がある。同作の中では、特に地刃が健全である。
平造、三つ棟、重ねやや厚い。鍛えは小板目つみ、地沸つく。刃文は中直刃、匂口締まりごころに小沸よくつき、沙える。帽子は小丸、先僅かに掃きかける。彫り物は表・裏に護摩箸。茎は生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘穴二、内一つ埋める。鎌倉末期、長さ二五cm、内反り。(文化遺産オンラインより引用)

2016年10月1日～10月31日まで致道博物館開催の「SAMURAIの美～出羽庄内藩酒井家ゆかりの名品展～」にて展示。
加えて、刀剣乱舞公式とコラボイベントが実現し『刀剣男士信濃藤四郎 in Chido Museum』と称して等身大パネルの展示、グッズの販売なども行われた。

そして、↑の展示、イベントに参加し、重要文化財短刀銘吉光（名物信濃藤四郎）を実際に目の当たりにしたとある懐は考えた。
信濃藤四郎がゲーム中でなん度も口にする「秘蔵っ子」の意味を。

そもそも秘蔵っ子って？

ひぞっ-こ【秘蔵っ子】
：非常に大切にかわいがっている子。また、大切にして目をかけている弟子や部下。ひぞうっこ。「教授の―」(デジタル大辞泉より)

しかし、懐が個人で調べ上げた限りでは信濃藤四郎に特段の秘蔵っ子逸話があるようには思えない。
確かに信濃藤四郎は折り紙(平たく言えば真作であることの保証書)つきだ。その数なんと500枚。他と比較しても、これは膨大な数である。
だが、懐は思った。逸話に限れば、粟田口の兄弟の中でも秘蔵っ子と呼ぶに相応しい刀は他にも存在するのではないか？

折り紙つきの秘蔵っ子、とは。真作であることの保証書と秘蔵っ子がどう結びつくのか。その意味するところとは。

このことは懐たちの間でも前々から議論があり、回想もしくは極の実装まで答えは出ないかと思われた。

が、しかし、とある懐は信濃藤四郎本体と対面し、ひとつの仮説を得るに至る。

はじめに ～信濃藤四郎とは～

そもそも秘蔵っ子って？

そしてTLに浮上する、薬研藤四郎と厚藤四郎の台詞の食い違い問題

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はじめに～信濃藤四郎とは～