次世代ラノベはディストピアものの絶望世界作品が主流になる

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倉戸みと@冬コミ 1日目 東U29ab @mitragyna

「主人公が努力するストーリーは売れない」っていうのは、たぶん間違いで。 【努力すれば成功する】という因果関係に 共 感 で き な い 。 というのが正しいような気がする。「努力しただけ搾取される(例:ブラック企業)」方が共感できてしまう、みたいな。

2016-10-13 17:16:28
倉戸みと@冬コミ 1日目 東U29ab @mitragyna

「努力するほど搾取される」現実がある中で、ストーリー上の成功に【説得力を持たせる手法】が ・異世界転生(現実とは違う世界だよ) ・チート能力(努力しなくていいんだよ) ・ゲームと現実の融合(現実だけどゲームシステムで努力が救済されるよ) なんじゃないかな。

2016-10-13 17:18:10
倉戸みと@冬コミ 1日目 東U29ab @mitragyna

ちなみに「異世界転生&チート能力」が大流行したあとは ・ディストピアもの(努力してもムダだよ。絶望しかないよ。) が流行るとか流行らないとか。 ※1900年代前半のアメリカで、「異星転生&低重力環境で大活躍」というSFブームのあと、ディストピア作品が流行ったとか。

2016-10-14 22:57:41
倉戸みと@冬コミ 1日目 東U29ab @mitragyna

1910年頃のアメリカでは 「とつぜん、魂が火星に飛ばされた!そこには中世風の町並みが!!火星の重力は小さいのでチート的なパワーで大活躍!!」 という小説が流行ったとか。なろう系かな。 しかも、その後SF小説は一時「とつぜん魂が火星に(ry」ばっかりになったとか。なろう系かな。

2016-10-14 23:40:09
倉戸みと@冬コミ 1日目 東U29ab @mitragyna

この時代のアメリカは、労働規制がゆるくて 【工場労働者の大半は1日10時間(鉄鋼産業では12時間)働き、生活に必要な賃金の20%から40%少ないものしか得られなかった】らしい。 (wiki pedia:アメリカ合衆国の歴史_(1865-1918)より抜粋) すごい現代日本ぽい。

2016-10-14 23:46:30
倉戸みと@冬コミ 1日目 東U29ab @mitragyna

このへんのくだりを詳しく知りたい方は、お近くのSF小説オタクに 「バローズの火星シリーズと派生作品ってどんな感じ?」と話を振ってみよう。 ・・・後悔すること請け合いである。

2016-10-14 23:52:37