アイドルマスターメモ

自分用忘備録
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洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

乙倉悠貴と結婚して大きくなったお腹を愛おしそうに撫でる悠貴と午後の公園を散歩しながら世界陸上の話をする

2017-03-24 10:54:19
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

漆黒の駅に佇んで心が沈んでいくのを感じる速水奏に声をかける温かな鷺沢文香なんだよな……

2017-03-24 17:48:50
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

私にとって大人の味とは、あの夜に奏さんが買ってくれた温かな缶コーヒーの控え目な苦さだった。「ありすちゃん」と私の名前を呼んだ奏さんは街灯に照らされた青い氷像。夏の夜が色鮮やかな闇なら、冬の夜は透明な闇だった。舞い始めた雪に、私は何もかも覆い隠してくれるような優しさを期待していた。

2017-03-24 23:17:22
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

「大変だったわね」奏さんに抱き締められると、彼女の香りが私を包んだ。それはミント系の大人びた香りで、やっぱり青い色をしているように思えた。「子どもなんだから、無理に大人になろうとしなくていいのよ」奏さんの言葉は、そのまま私こそが彼女にかけてあげたい言葉だった。

2017-03-24 23:21:24
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

涙は不思議と湧いてはこなかった。静寂だけが私たちを見つめている。色々なことがあったけれど、奏さんの顔を見たらなんだか安心してしまった。奏さんと手を繋いで彼女の家へ向かう。今夜は泊めてもらうことになったのだ。途中、自動販売機で缶コーヒーを奢ってもらった。

2017-03-24 23:24:52
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

どうしてコーヒー、それもカフェオレとかではなくてブラックに近い微糖コーヒーを、私は飲もうと思ったのか。背伸びしないと届かなかった一番上のボタンに、いつの間にか手が届くようになっていた。奏さんと並んでコーヒーを飲んでいると、雪が地面に落ちる微かな音さえ聞こえる気がする。

2017-03-24 23:27:13
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

一歩だけ憧れの人へ近づけた気がした夜。何かを失って、だけど前へ進めた夜。コーヒーと一緒に隣にいてくれる温度が、私にとっては何よりも嬉しくて、かけがえのないものだった。

2017-03-24 23:37:38
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

夏の夜の、あの騒がしさ、あの狂おしさ、確かに深く黒いのに色鮮やかで、むせ返るような熱気と心地よい風鈴の音が同居する小宇宙の中心、すっかり氷の小さくなってしまった麦茶や灰だらけになった蚊取り線香のことも忘れて君の膝を枕に見上げた空を飾る言葉なんて必要なかった、あの瞬間にあった永遠

2017-03-24 23:55:09
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

どう考えても鷺沢文香が吐いた後の酸っぱい口にキスをする速水奏なんだわ

2017-03-25 00:43:38
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

心中って百合なんだけど、行き遅れた夏に絶望のお顔でお墓に行って、希望のお顔で帰って来たあの人が、いまや帰らぬ人となった時、もはや永遠に結ばれし遠き空の二人に涙を流して祈るのも百合なんです

2017-03-25 16:17:31
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

色々ある百合の花言葉で「あなたは偽れない」というのがあって、好き

2017-03-25 16:19:37
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

本を読んでいる時はすべての雑事を忘れて本の世界に没頭できていたのに、先日同じ本を取ろうとして、つと指先の触れてしまった美しい女性の顔がちらついてしまい集中できなくなってしまった鷺沢文香だし、同じ本を取ろうとして指の触れてしまった髪の長い女性のことが忘れられず本屋に通う速水奏です

2017-03-25 16:27:13
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

世界がすっかり色を落とした哀しい秋の暮れなのに、あなたがそっと微笑むたび、私の世界は鮮やかに華やぐ。文香、と私の名前を呼ぶあなたの穏やかな声が冷たい風に乗ってどこか遠くへと攫われてしまわないように、私はすぐにあなたの隣に駆けて行くと、その白い手を取って、奏さん、とあなたに答える。

2017-03-25 22:21:22
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

塩見周子と付き合い始めてから速水奏が家の玄関にクレマチスを植える話(7月1日の誕生花、花言葉は「旅人の喜び」)

2017-03-27 00:13:25
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

速水奏と塩見周子、そもそも結婚式しない

2017-03-27 01:02:53
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

塩見周子、友人の結婚式であいさつするの似合いすぎるでしょ

2017-03-27 01:10:01
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

だりなつにカバーしてほしい曲ってそりゃもちろん「深夜高速」だよ

2017-03-27 01:10:58
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

雨の音とあなたの心臓の鼓動が、やがて一つに混ざり合って、どちらがどちらなのかも分からなくなっていく。息遣いを感じたくてあなたの方を向いたら、あなたは私に背中を向けるから、私はあなたの首筋を食む。かけぶとんは重力、あなたの愛が私の物理法則のすべてで、だから時間は止まったままだ。

2017-03-27 02:27:51
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

雪が降る音は確かにする。それはあなたと目覚める朝の声、白樺の軋む色、静けさという名の騒音。原色に染まる世界の中であなたの肌の赤い椿がたまらなく愛しい。私はこっそり目を覚ましてあなたの寝顔を独り占める。長い睫毛、朝露で濡れた若葉のよう。あなたの唇に水を差す。あなたはすぐに目を覚ます

2017-03-27 02:54:31
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

私のことをあなたは叱る。せっかくいい夢を見ていたのにってあなたが唇を尖らせるから、私がもっといい夢を見せてあげるほか、どうしようもなくなる。唇の柔らかさ、それは芽吹いたばかりの双葉に似ている。ふんわりと包んで、だけれども限界があることを確かに感じさせる、そんな背伸びした幸福。

2017-03-27 02:58:59
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

一枚だけの硝子が、冷気を伝えて水色にひび割れる。カーテンの隙間から生まれたばかりの太陽が歌声を届ける。その儚くも温かな旋律が私の目からあなたを隠す。暗がりのあなたはきっと目を伏せていて、私の口づけを待っている。あなたの鼻に私の鼻が擦れているのがなんとなく心地いい。

2017-03-27 03:03:15
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

あなたが日の出を初めて見るのは、私の瞳に映った煌めき。あなたが呼吸を初めてするのは、私の吸った冷え切った息。あなたがキスを初めてするのは、私が囁く愛の告白。もっと縛りつけていたい。肌を刺す槍が私たちを囲んでいるから、12月は12時まで布団の中にいてもいい月なのだ。

2017-03-27 03:08:48
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

蜂蜜を交換しながら、あなたにふんわり抱き締められる。それは地上に落ちる白い羽。青草に寝転ぶ乙女の柔肌。あなたの胸に顔を埋めると、私を受け入れる低反発の膨らみが、あなたの舞い上がる鼓動を鈍く伝えてくれる。やがてそれは落ち着いて、子守唄の主旋律となる。

2017-03-27 03:14:52
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

あなた、私、あなた、私、あなた、私……。温かくて、柔らかくて、優しくて、贅沢で、特別で、愛しくて、苦しくて、耐え難くて、それでもずっとこうしていたい。整理のつかない感情のまま二度目の眠りに身を委ねよう。私たちは風に浮く雲、寝ても覚めても夢を見て、夢に出会うその日まで、流れて行く星

2017-03-27 03:19:36
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

私の宇宙は、あなたの瞳と同じ色をしている。

2017-03-27 03:20:41
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