蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 1351~1400

映画館は小宇宙。 私を別世界へと連れていってくれる、パラレルワールド(2時間限定)。 心と魂をデトックスしてくれる、夢の空間。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『キャット・ピープル』 ナスターシャ・キンスキーとマルコム・マクダウェルを兄妹にして、猫族という設定にしただけで勝利のホラー。犬族だったら、ニック・ノルティとショーン・ヤングでお願い。ポール・シュレイダーは傑作の脚本を幾つも書いてますが、監督だと弱い。  #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/d2ueXlpujm

2016-10-23 01:57:12
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ひきしお』 幾つかある原題のひとつは“MELAMPO”と言う。メランポとはマルチェロ扮する主人公の愛犬の名だ。ドヌーヴ扮する女は、マルチェロの愛を独占しようとわんちゃんを殺しちゃうんだな。そして、自分が犬になる。犬になって這いつくばり、噛みつき、舐める。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/LjfLkjFIS6

2016-10-22 00:36:50
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

そして、ジョン・スミスの独り言は、おそらく“ドル三部作”の名無しの男の全台詞数よりも多いぞ。

2016-10-20 23:35:30
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『用心棒』ではね、桑畑三十郎は歩きながら、木の枝を使って自分の行く道を決めていました。自然です。風来坊感が出てます。 でもね、『ラストマン・スタンディング』のジョン・スミスは、わざわざ車から降りて、道にビールの小瓶を置き、くるくる回して方角を決めるんですよ。

2016-10-20 23:33:23
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ラストマン・スタンディング』 1.道を選ぶ際、いちいち車から降りてビール瓶くるくる回して決めるの、やめて。 2.ハードボイルドなのに主人公べらべら喋り過ぎ。独り言多過ぎ。 以上の2点を除くと、この『用心棒』の先祖還り的なギャング映画はなかなか良い。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/sJheC2HoqO

2016-10-20 23:22:14
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』 近年観た中では忘れることが出来ない、感動を通り越し心に突き刺さったままのアメリカ映画。監督は英国人。自閉症気味の少年の視点で描いたことで、米国人だけでは抱えきれない悲劇が純化され、普遍的な物語に昇華した。 #オススメのアメリカ映画 pic.twitter.com/vCTqLZDu19

2016-10-20 19:32:08
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ワイルドバンチ』 西部劇は二度殺されたと思っている。一度目はこのハリウッドの異端児、孤高の男が撮った『ワイルドバンチ』で。二度目はイーストウッドが息も絶え絶えの西部劇に『許されざる者』でとどめを刺した。こんな映画を作られちまったんじゃ、後が続かない。 #オススメのアメリカ映画 pic.twitter.com/87x0LE9o3h

2016-10-19 22:54:57
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『許されざる者』 クリント・イーストウッドはアメリカ人が誇れるオリジナルの文化として、JAZZと共に西部劇を挙げていたが、マカロニウエスタンで名を掲げた者としてこの台詞は複雑な重みと深みがある。その彼が最後に撮った、唯一無二の呪われた西部劇。 #オススメのアメリカ映画 pic.twitter.com/Oy3sac5mpt

2016-10-19 22:32:25
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『地獄の逃避行』 絵画で言うとワイエスからホッパーに至る様な、アメリカ人には心象風景としての“BADLANDS”が、心の奥底に拡がっているんじゃないかと思う。虚ろな荒野。荒涼とした寂しげな原風景。 ヨーロピアンな作風だが、アメリカ人でしか描けない作品。 #オススメのアメリカ映画 pic.twitter.com/4O1HMJJd6O

2016-10-19 22:14:52
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『トワイライトゾーン/超次元の体験』 4話の圧倒的な迫力と演出力で、もはやこのオムニバス映画はジョージ・ミラーとジョン・リスゴーの作品として記憶してる程なんですが、3話の原作「今日も上天気」は終わり方も含め、映画とは比較にならないくらい恐ろしい話でしたよ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/bU9Pbacz6r

2016-10-19 17:59:34
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ザ・ビースト』の音楽はスティルビオ・チプリアーニだが、『ガンクレイジー』の音楽をアレンジして流用という熱の低さ。 Stelvio Cipriani - La Belva youtube.com/watch?v=OdTqal…

2016-10-18 23:22:04
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ユニバーサル・ソルジャー』 このパッと見、どちらが悪い奴かすぐ判るってシンプルなアクション映画では重要だよね。そして大体悪役の方がカッコいい。素材はいいのにシェフの腕で大味になってしまうパターンは昔からだね、エメリッヒ君。時々チョーカッコいい場面あり〼。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ZJBviIdYo7

2016-10-18 19:00:25
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『日曜はダメよ』 昔の邦版ポスター、凄いね。これじゃあ、日曜以外だってダメだよ。『男の争い』のジュール・ダッシンが赤狩りでハリウッドを離れ、ギリシャでめぐり逢った女神に惚れ込んで共演までしちゃったラブラブ映画。以降、骨抜きで死んでもいい…って感じですね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/seOgcBaevt

2016-10-18 18:36:32
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

クラウス・キンスキー主演の未公開マカロニウエスタンは10作品近く作られていて、中にはかなり出来の良いものも存在します。 いずれ視聴出来る機会が訪れるかもしれぬ。ガンマン達よ、祈れ。 (『ザ・ビースト』はいいかなw 巨大イカも出て来ないし) pic.twitter.com/B22sMj6Ada

2016-10-18 16:22:28
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ザ・ビースト』 女を見れば脊髄反射で襲い、男を見れば情容赦無く殺す、まさにケダモノの様な男が主人公のマカロニウエスタン。クラウス・キンスキーを想定して脚本を書いたとしか思えないオススメしづらい未公開作だけど、誕生日でもあるので敢えてご紹介。酷い映画だよw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/uzGOZLBzva

2016-10-18 15:28:27
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ドラゴンvs7人の吸血鬼』 ホラー関係の仕事に就いた時、仕事を私物化しようと真っ先に買った放送権がこれw きちんと活劇が盛り込まれハマーの雰囲気も壊さず、スタッフ&キャスト共にいい仕事してます。復刻シネマライブラリーさんがDVD化してくれるかな?えへへw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/QVo8vlIq6g

2016-10-17 14:25:49
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ドラゴンスレイヤー』 四半世紀前の映画ですが、劇場未公開とは思えないくらいのクオリティの高さで、未だに飛翔し炎を吐くドラゴンの描写は本作がベストだと思っています。ディズニー作品なのに生贄ばくばく食っちゃうしね。正確を記するとワイヴァーン・スレイヤーかな。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/JcOAsraGZX

2016-10-17 12:30:53
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『夏の日のフォスティーヌ』 今観ると他愛ない映画なのかもしれないけど、思春期とかに観ると特別な映画になっちゃうんだよね。避暑地で過ごす少女のひと夏の話で、何しろフランスの田舎の風景が美しい。主人公よりも美しい娘がいて、若い頃のイザベル・アジャーニでした。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/VwMc30sOmm

2016-10-17 12:00:22
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『イルカの日』 ロベール・メルルの書いたSF小説の映画化とのことだが、いかにも既に起った話であるかのような現実感がある。しかし、マイク・ニコルズの瑞々しい演出、ジョルジュ・ドルリューの叙情的な音楽によって、お伽噺的なしみじみとした感動で幕は閉じられる。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/YXzZ65SoGF

2016-10-16 23:17:11
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ラスト・ラン/殺しの一匹狼』 “運び屋”の話だ。映画化はされてないが『深夜プラス1』から始まり、『ザ・ドライバー』『トランスポーター』『ドライヴ』…と、逃走専門のプロ、“逃がし屋”の話も脈々と受け継がれ、これもなかなかの佳作である。音楽good♪ #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/8MQDL9GYFb

2016-10-16 20:37:34
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』の中にメキシコ駐留中のパットン(この当時はルテナン)が登場する回があり、2挺のS.A.A.を使って3人のメキシコ人を瞬く間に射殺するマカロニウエスタン風の場面が迫力でした。 (※実話です) pic.twitter.com/oWN5AztRX0

2016-10-16 17:06:23
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

「パール・グリップなんか着けてる奴はおかま野郎だ。男ならアイボリー・グリップを着けろ」ジョージ・S・パットン (4枚目はいずれも上が実際にパットンが使ったもので、下が映画用のプロップ) pic.twitter.com/njfDx2ct9K

2016-10-16 13:58:38
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『パットン大戦車軍団』 TV局出身のフランクリン・J・シャフナーは、『猿の惑星』と本作で堂々とした大作も卒なくこなせることを証明した。この決して大味になっていない戦争映画でのイメージが強烈で、今でも「パットン」と聞くとジョージ・C・スコットの面構えが蘇る。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/s43OiZymA0

2016-10-16 13:51:01
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

デイヴィス・グラブの邦訳は2冊あって、両方とも中古で入手可能です。 『狩人の夜』はもちろんのこと、短編集の『月を盗んだ少年』が面白かったですね。もっと評価されてい作家だと思います。 この当時のソノラマ文庫は玉石混合で、まさしく子供向けから山尾悠子まで、ワンダーランドな品揃え。 pic.twitter.com/x0dtlV6Iwt

2016-10-16 11:31:19
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『レイジング・ブル』 スローで映し出されるシャドウボクシング。モノクロのリングに赤いタイトルが浮かび、「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲が流れるのを観ただけでノックアウトされたのだ。一緒に観た友人はこの映画を、“ハリウッドとアングラの融合”と言った。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/2odfvkypdt

2016-10-16 00:02:42
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