蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 51~100

メインストリームから少し離れて、裏路地の映画とかケモノ道の作品を紹介しています。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『西部のリトル・リタ』 イタリアはカンツォーネの国だからね。当然マカロニウエスタンにもミュージカルがある。パロディ満載、主演は大御所リタ・パヴォーネ、ゲストにニニ・ロッソ。マカロニだから各シーンのオチは皆殺しw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/vQlfRhGiz0

2015-08-24 21:55:52
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『天才スピヴェット』 いじらしい映画なのである。ジャン=ピエール・ジュネの描く仮想空間としてのアメリカ、ポストカードのようなアメリカの風景が魅力で、適度に毒のある話も楽しい。素敵な映画です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/cQZkThUAQU

2015-08-24 00:00:51
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『少年と海』 同じオーストラリア映画でも、この世界は海とペリカンでできている。 小さい頃にこういう映画に接して育ったこどもは、心優しい人に成長するような気もする(私が観た時は既にひねた大学生)。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/hBRCYWG957

2015-08-23 10:44:12
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『Z』 政治的信条を盛り込んだ映画は堅苦しく真面目に作らねばならないという概念を打ち破った、テンポ良く娯楽感いっぱいで感動もさせるポリティカル・サスペンス。ミキス・テオドラキスの音楽が良いです。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/eWZr6BTuXu

2015-08-22 11:50:29
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『誘拐犯』 台詞良し「老いぼれを見たら、生き残りと思え」 アクション良し。ストーリー良し。登場人物のキャラクターが隅々まで良し。『ローグ・ネイション』のクリストファー・マッカリー初監督の快作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/tF2fLnNb9H

2015-08-21 23:44:00
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『聖なる酔っぱらいの伝説』 ルトガー・ハウアーは凶悪なヒッチハイカーや散弾銃を抱いた渡り鳥、ネクサス6型アンドロイドだけでなく、こういう演技も出来るのだ。多幸感溢れる感動作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/h1xEWgU5u4

2015-08-20 21:55:05
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『群盗荒野を裂く』 粗野で単純なメキシコの山賊が、初めてイデオロギーに接した時に得たものと失ったもの。「マカロニなんて」とほざく奴は、本作の様な傑作に接する機会を失うことになる。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/mTichQGFcZ

2015-08-19 22:08:47
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『都会のアリス』 ヴェンダースはどこがいいのか全然理解できなかったんです。10数年前。過労で体をこわした時に観たら思いの外心にしみて、以来、大好きになりました。ふだんと違うテンポで観たのが良かったんでしょうね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/jwn9zB9nLF

2015-08-18 20:56:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『夕陽のギャングたち』 セルジオ・レオーネ渾身のメキシコ革命劇。彼のフィルモグラフィの中で最もエモーショナルかつスケールの大きな、“マカロニウエスタン”憂愁の美を飾るにふさわしい打ち上げ花火。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/tWz8OHbaVs

2015-08-17 19:28:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『戦争のはらわた』 この映画には欠点があって、それはドイツ兵が英語を話すこと。それを除くと、私はこの作品は戦争映画の最高峰だと思っている。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/j4ViPJLNuI

2015-08-17 01:29:33
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ブラッディ・ガン』 愛用のシャープス・ライフルを持参して凄腕のライフルマンがオーストラリアへ渡る。“害獣駆除”を依頼した牧場主からその“害獣”について聞かされるのだが…。完全に西部劇スタイルの未公開作。傑作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/RFSATDbLQI

2015-08-16 01:23:26
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『アメリカの伯父さん』 この映画も救いようのない悲劇なんだけど、語り口で思わずくすりと笑ってしまう、微妙なテイストの、でもアラン・レネの中では割と好きな映画です。全米じゃロジャー・コーマンが配給したらしいぞw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5Cx2yVZHGM

2015-08-15 00:34:15
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ひかりのまち』 とり上げようによっては生々しくも醜くも出来る題材なのに、温かな視点で描かれるので、観終わった後ささやかな幸福感に浸れるマイケル・ウィンターボトムの名作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ZBcP6v4fxc

2015-08-14 16:58:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『Mommy/マミー』 1974年には『こわれゆく女』が作られて、40年後には早熟の天才グザヴィエ・ドランが作ったこの映画があるわけだ。何故アスペクト比が1:1なのか? 劇場でその意味を知った時、涙が溢れたよ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/TlCSjWhZPn

2015-08-13 21:08:43
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『こわれゆく女』 心が少しずつ病んでいく妻を、ただひたすら愛情で支える夫。普通の家庭に起る、少々普通でない悲喜劇。イタリアのギャング映画で稼いだ金で、カサヴェテスはこんな誰にも撮れない映画を作っていたんだねえ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/O3VkoqQM6l

2015-08-12 20:43:00
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『DUST ダスト』 語り口の巧妙さもさることながら、物語にタペストリーのように縫い込まれた“メタ・マカロニウエスタン”ともいうべきインサイド・ストーリーの出来がよく、何度観ても惚れ惚れしてしまう。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/raxMEORhZP

2015-08-11 22:55:21
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『明日よさらば』 鬼才カサヴェテスはこういう映画でギャラを稼いで、数々の傑作を製作したのである。イタリアのスタッフにはウケが悪かったらしいが、モリコーネの主題曲もご機嫌なイタリアン・ハードボイルド。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/1zeFBFAQPe

2015-08-10 21:30:43
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『拳銃のバラード』 久しぶりにマカロニウエスタン。主人公たちがカッコつけてキザで、でも本当にカッコ良くて、ストーリーも台詞もまあまあで、音楽が抜群にいいイタリア製西部劇中期の快作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/N07scnMnDf

2015-08-10 00:38:50
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ソルジャー/魂の銃弾』 聞き慣れたポピュラーミュージックの流れる平和な街角が、一転して戦場へ。ボスニア紛争を背景に、親友同士だった二人の狙撃手が敵味方に分かれて戦います。心臓を抉られるようなTVムービー。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/MdWFHYgA5l

2015-08-09 02:06:07
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『愛のメモリー』 最初観た時にこの映画のエンディングの意味がよく判らなかったんだよ。DVDのメイキングを観て驚愕しました。もしかしたら…と思ったら、もしかしてました。デ・パルマ、よく撮ったなあ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/DvLt5xefbN

2015-08-08 12:04:13
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『バンカー・パレス・ホテル』 血沸き肉躍る映画じゃないけれど、雰囲気を楽しむ映画だってあるのだ。 エンキ・ビラルの世界観だけで描く、くすんだ物語。『ティコ・ムーン』と一緒にどうぞ♪ #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/6Hn9OqFZEM

2015-08-07 23:41:49
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ダメージ』 堕ちていく男を演じさせると天下一品のジェレミー・アイアンズが魔性の女ジュリエット・ビノシュに溺れた末の地獄絵図。主人公の最後の述懐を聞き、ああ、それでキャスティングされたのがビノシュなんだと納得。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/x7ZgSKZcwA

2015-08-07 02:17:33
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『クラッシュ』 反社会的でインモラル、変態的でアブノーマル、…にも関わらず、クローネンバーグの描く世界の底には、深い愛とピュアな精神を感じる。タナトスで塗り込められた下地には、エロスがあるのだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/FS23eOmey7

2015-08-05 21:31:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『コン・ティキ』 少年少女の頃ヘイエルダールの原作を読んだ人ならきっと満足の、夏休み向け冒険映画。ヒトは理想を掲げて前に進めば何でも出来ると思えさせてくれる、もしかすると『悪童日記』同様、理想の映画化作品かも。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/345S6cu2bu

2015-08-04 23:10:35
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ディーバ』 80年代のフランス映画界は第二次ヌーベルヴァーグが起きたかと思うほど、才気に満ちた若い監督が次々に刺激的な作品を発表していたのだ。中でもジャン=ジャック・ベネックスの作品、特にこれが素晴らしい。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/mboLz4QhbR

2015-08-03 21:02:36
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