山尾志桜里議員「集団的自衛権の行使、そんな解釈、無かったんだから。そして今も、真理としては無いのです!」

10月21日衆議院法務委員会  民進党山尾志桜里委員の質疑 「安保法制政府統一見解か、司法試験の正解か、どちらかを撤回せよ!」 続けて民進党逢坂誠二委員の追撃質疑「法治国家日本として重要な問題!」
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buu @buu34

山尾「これについて答えて頂けませんか」 金田「平和安全法制につきましては、内閣提出法案として成立したものであります。内閣の一員である法務大臣と致しまして、当然に合憲の法律であるという立場にあることは、申し上げるまでもないことであります。もっとも、平和安全法制につきましては、

2016-10-22 00:56:11
buu @buu34

金田「法務省が所管するものではありません。その内容に立ち入って、憲法との適合性について、これ以上の答弁をする立場にはないことをご理解頂きたい」 山尾「結局ですね、以前に出した正しい答えが、変わった可能性が、あるや無しやについても答えない。でも、今の大臣の答弁を前提とすれば、

2016-10-22 00:56:46
buu @buu34

山尾「あの成立した安保法制は当然合憲であり、9条にも反していない。その安保法制の中に、集団的自衛権の行使が一部含まれていることは明白であります。従って大臣の答弁を前提とすれば、現在の政府の見解によれば、まさに集団的自衛権の行使は、現在憲法の9条は禁じられていない、

2016-10-22 00:57:19
buu @buu34

山尾「従って答えは変わったということを言っているのではないのですか」 金田「先ほど私の方から答弁した通りでありまして、それ以上ではありません」 山尾「答えるべきだと思いますよ。来年の司法試験に向けて勉強している受験生は、どうしたらいいんでしょうか。誰に聞いたらいいんでしょうか。

2016-10-22 00:57:52
buu @buu34

山尾「大臣以外に答える適格者がどこにいるんでしょうか。 もう一つお話し申し上げます。今大臣は、将来のことには答えられないとおっしゃっておられます。それではもう一つ、私の方から疑義を提起したいと思います。実はこの13問、現在の政府答弁を前提にしたら、H19年時点でも、

2016-10-22 00:58:26
buu @buu34

山尾「正解が×だった余地があるのではないですか? たとえば中谷大臣は、我が党の小西委員の『限定的な集団的自衛権を行使するということは、S47年政府見解の、いわゆる基本的な論理①②に現に含まれていると、法理として含まれていると。S47年政府見解を作った時に、

2016-10-22 00:59:07
buu @buu34

山尾「作った当時から法理として含まれていると、こういう理解でよろしいですか?』という問いに、極めてシンプルに明確に『これはまさに基本的論理でございますので、含まれているということでございます』。S47年当時から、集団的自衛権の行使を認める論理が9条に含まれていると、

2016-10-22 00:59:39
buu @buu34

山尾「中谷大臣はおっしゃっています。 つい最近、10月5日の予算委員会、我が党の船山議員が同様のことを安倍総理に訪ねています。『基本的な論理として(S47年見解)同盟国に対する外国からの武力攻撃も読めるんだと、そういった理解でよろしいですか』と。総理もこれに対して同じく

2016-10-22 01:00:15
buu @buu34

山尾「『この基本論理の中には、これは含まれている』と、こう答弁なさっています。 もう一つ、我が党の小西議員が、横畠法制局長官に質問しています。『同盟国、我が国でない他国に対する外国の武力攻撃ということも、ここに概念的に含まれると言う風に初めて考え出したのは、横畠長官、

2016-10-22 01:00:43
buu @buu34

山尾「あなたが初めての法制局の長官ということでよろしいですね』、これに対して横畠長官は、大変面白い答弁をされています。『同様に考えていた者が居たかどうかは存じませんが、S47年政府見解そのものの組み立てから、そのような解釈、理解が出来るということでございます』。

2016-10-22 01:01:16
buu @buu34

山尾「S47年の政府見解そのものから、集団的自衛権の一部行使が含まれていたと、解釈・理解が出来る、そして自分がそれに気づいた、同様に気づいていた者、考えていた者がいたかどうかは、自分は存じない、こういう答弁であります。大臣、伺います。横畠長官の言う、同様に考えていた者、

2016-10-22 01:01:51
buu @buu34

山尾「同様に気づいて居た者、実は47年見解の中に既に集団的自衛権の一部行使が含まれていると、気づいていた者が受験生の中にいたら、この文章の答えは×になるんじゃありませんか?」 金田「試験を実施しましたH19年当時の正解として、ご指摘の第13問ウ)の記載は正しい旨を公表しております

2016-10-22 01:02:33
buu @buu34

金田「それ以上の、集団的自衛権の解釈につきましては、私としては答える立場にはありません」 山尾「大臣、安保法制の時の、現政権の屁理屈を前提とすると、H19年の答えを撤回して、合格者を見直すしかないんですよ。この問題、2点なんですね、2点で人生変わるんです。

2016-10-22 01:03:16
buu @buu34

山尾「6回落ちてる私が言うんだから間違いありません。一生をかけてるんです。もし、この答えを撤回しないと言うなら、あの安保法制の議論の時の政府の屁理屈を撤回するしかないんです。どっちかです。私は、勿論求めるのは後者ですよ。H19年当時、あの47年見解の中に

2016-10-22 01:03:59
buu @buu34

山尾「集団的自衛権の行使が一部含まれる、そんな解釈無かったんだから。そして今も、真理としては無いのです。大臣、どっちか撤回しなくちゃならない。どっち撤回されますか?」 金田「平和安全法制については、内閣提出法案として成立したものであります。内閣の一員である法務大臣として、

2016-10-22 01:04:33
buu @buu34

金田「法務省が所管するものでないことについて、当然に答弁する立場にないことをご理解願いたいと思います。試験を実施したH19年当時の正解として、ご指摘の第13問ウ)の記載は正しい旨を公表しております。それ以上の集団的自衛権の解釈については、私は答える立場に無いものと考えております」

2016-10-22 01:05:12
buu @buu34

山尾「最初に伺いました。H19年当時の正解として、○だと考えていると。それに対して私は今、疑義を提示を致しました。もし、これから先何もしないというのであれば、今この場で大臣が、その疑義に対して、論理的に払しょく出来なければなりません。今この時点で、大臣の答弁で、実はあの時点から、

2016-10-22 01:05:52
buu @buu34

山尾「今の政府の見解を前提とすれば、当時から×だった余地があるのではないか。この疑義は誰がどう見ても払しょくされておりません。従って大臣、残りの時間で、この疑義を払しょくして頂くか、あるいは、さっき大臣自身がおっしゃったように、疑義が生じた時は、考査委員に検討を依頼する、

2016-10-22 01:06:21
buu @buu34

山尾「この問題について大臣、検討を依頼するべきではありませんか?司法試験法の第12条2項、法務大臣の諮問に応じ、司法試験の実施に関する重要事項について、調査審議をすること、委員会はこういう権能を有しております。大臣、委員会に諮問して下さい、いかがですか」

2016-10-22 01:06:53
buu @buu34

金田「H19年当時の正解については、答弁した通りであります」 山尾「ダメだ、ダメだ、質問に答えてません」(速記止まる) 金田「H19年当時の正解については、答弁した通りであって、疑義が生じているとは考えておりません。そして一般論としてなんですが、司法試験の正解について、

2016-10-22 01:07:29
buu @buu34

金田「後に疑義が生じた場合には司法試験委員会において、司法試験考査委員に検討を依頼することとなり、その結果、仮に司法試験考査委員が試験当時の正解として誤りであったと判断した場合には正解を訂正することとなる」 山尾「大臣、今のはあまりに不誠実だ。疑義が生じてないと良く言い切れますね

2016-10-22 01:08:03
buu @buu34

山尾「今まで大臣は確かに、そんな疑い、考えたこともなかったと思いますよ。でもそれなりに私この場で、疑義が生じるに値するくらいの質問内容はしたつもりです。疑義が生じてないとおっしゃるなら、払拭して下さい」 金田「ご指摘にあります第13問のウ)については、疑義が生じていないというのは

2016-10-22 01:08:40
buu @buu34

金田「これまで受験者等から、公表した正解が誤っているなどの問責はなかったものと承知をしております」 山尾「だから今、私がこの場で、相当の根拠をもって疑義を申し上げています。それを受けて、今、疑義が生じたんですから、検討を命じて下さいと、当たり前のことをお願いしているんです。

2016-10-22 01:09:08
buu @buu34

山尾「検討を命じて下さい。どうですか」 金田「委員会の中立性、公正性から、試験内容については、法務大臣が意見を申し上げるべきものではない。そして一般論として疑義がある場合は、訂正を検討することになる」 山尾「今、伺います。今、私が疑義を訴えました。今、現時点で、

2016-10-22 01:09:39
buu @buu34

山尾「疑義はあるんですか、無いんですか、後で検討させてくれと、そういうことなんですか」 「もし、ここで疑義が生じてないと突っぱねるんだったら、政府の統一見解と、大臣の見解が違うことになりますよ。政府の統一見解は、もうあの当時から、S47年見解の中に既に、

2016-10-22 01:10:12