映画「ハドソン川の奇跡」感想（もろネタバレ）

kingstone @king1234stone

映画「ハドソン川の奇跡」観て来ました。もう途中から涙目。最後は嗚咽してしまいました。次のツィートからネタバレありのツィートしますんで、これから観に行く方は見ないようにしてね。　youtube.com/watch?v=4Ctk1t…

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私はハドソン川に着水して、全員が助かり、機長（チェスリー・サレンバーガー。愛称サリー。だから原題はSULLY。映画ではトム・ハンクス）が絶賛されたことしか知りませんでしたが、この映画はその事故のこともだけど、主としてはその後のNTSB（国家運輸安全委員会）の厳しい調査の話。

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以前、TLに「当然の調査をしてただけ」というツィートを見かけました。まあ「当然」ではある。パンフレットに機長の手記もあり、そこには「たしかに、裁判の尋問のように感じたこともあったけれど、アメリカで事故が起きた場合、NTSBが調査をする必要性は理解していた」と書かれています。

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しかし、脚本は事実にかなり近く書かれているそう。例えばアポロ13ではクルーの間で感情的軋轢があったみたいに描かれていますが、それは事実ではない、との証言もある。しかし、この映画の脚本が事実に近ければ、かなり「お前が判断ミスしただろう」という立場で質問されている。

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そして、調査途中で出力が無くなっていたはずのエンジンが少しだが出力があったというコンピュータデータが出てくる。（最後に誤データだったとわかる）

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またコンピュータシミュレーションの結果では空港に帰れたはずだ、という結果が出ていると言われる。機長はパラメータがおかしいのでは、と最初から疑っていたが。

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最後、公聴会で、ボイスレコーダの録音を関係者全員で聞くのだが、機長はその前に人間によるシミュレーションを放映することを望み、その段取りがされる。もう最後の最後はネタバレしないようにするけど・・・

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ボイスレコーダの音声を聞いたあと、機長は休憩を求め副操縦士と廊下に出る。そこで副操縦士に「どう思った？」と尋ねる。副操縦士がしばし無言。そして機長は「私は誇りに思う。君はあの状況の中で冷静にやるべきことをやった。いいチームプレイだった」もちろん機長も責任を果たしている。

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映画の途中でも、機長が責任をまっとうし続ける様子が描かれている。

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いろんな調査がある。しかし、はなから「お前がどこかでミスをしているだろう」という判断による調査か、「君はよくやった（やっている）」という判断による調査か、でそれは全然違うものになると思う。 QT 主としてはその後のNTSB（国家運輸安全委員会）の厳しい調査の話。

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機長は16歳で単独飛行を始め、1969年に空軍士官学校に入り、1973年最優秀飛行技量士官候補生に選ばれ、士官学校を卒業。その後、7年間軍務につき、退役後民間航空パイロットとして飛んできた。いろいろな事故を乗り越えながら。

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特別支援教育の現場で、私も少々の修羅場を経験している。とりあえずそれを解決してきた。それを「実戦」（あえて「実践」ではなく「実戦」と書く）をしたことが無い、あるいは少ない者が「お前がミスしたはずだ」という立場にたって調査する。調査できるのか？

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"後から咎められる恐れを抱かせるのは、士気の萎縮を招く効果しかない。現実と相渉ることはすべて錯誤の連続である"「NHKのUSTREAM個人放送許可と中井久夫さんの阪神・淡路大震災の時の言葉」　kingstone3.seesaa.net/article/190198…

kingstone @king1234stone

しかし、機長の判断は間違っていなかったことが「証明」されるんだけどね。　 RT "後から咎められる恐れを抱かせるのは、士気の萎縮を招く効果しかない。現実と相渉ることはすべて錯誤の連続である"

kingstone @king1234stone

機長も何度も（だったかな？少なくとも最低2度）「チームプレイの結果だ」と言っていた。私も目の前の状況に責任はとりつつも、そしてスタッフが何かをしたこと（いいことも、まずいこともね）の責任も私がとり、そしてチームプレイを作っていきたい。