- irukano_kujira
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「西さん、トリック オア トリート?」 「まっ、待ってください! それは私が毎日かき混ぜている大事な、大事な糠床で、お願いです! なんでもしますから、そ、それだけはっ!」
2016-10-30 22:55:11てつぢんさんといるかのくじら先生の策略によって、喧嘩のたびに冷蔵庫に走り西さんの丹精込めた糠床に酢やマヨネーズを突きつけるダージリン様が頭から離れず 『動かないで!』 『この子達がどうなっても構わないというのね!?』 『貴女のその叫び声が聴きたかったの!』 完全に2時間サスペンス
2016-10-31 11:01:57『西さんこれなんだかわかる?』 『カ、カボス…です……』 『ざんねん』 ブヂュゥウゥウゥゥ 『スダチよ』 『あなたの叫び声、クセになりそう』 #食材の死ぬ音がする
2016-10-31 11:21:38「ダージリン殿っ!? それは私の糠床ッ! なぜそれをあなたが……ッ玉田ッ!?」 「申し訳ありません西隊長、私のアナゴの煮汁はもう何年も煮続けた命の次に大事なものなのですッ! マーマイトなるものを入れられるわけにはいかなかったのです……」
2016-10-31 11:21:48長く目をかけた玉田をダージリンが意のままに操るようになっていたことに気付いた時には、もうすべてが終わった後だった。 #突然の玉ダ
2016-10-31 11:25:06「やめてくださいダージリン殿! 私の糠床がっ! あぁっ!」 「ノープロブレムよ! 私があなたに貰って毎日手入れをしたヌカドコでまた元通りにできるわ!」 「おケイ殿!」 「チッ」
2016-10-31 12:26:49福田「恐れながら申し上げます!やみくもに握るだけでは、それこそ知波単の面目にかかわるかと!」 細見「なんだと福田ァ!」 玉田「江戸前の伝統をないがしろにする気か福田ァ!」 西「まぁ待て、福田、何か策があるのだな?」
2016-10-31 12:47:21『こう言うのって、西さん。積み重ねて積み重ねてできたものを、ね、一滴で壊してしまうの、ね?西さん、最高じゃない?』って糠床を弄ぶダージリン様。まだなにもしてないけど目がじっと西さんをみている
2016-10-31 16:11:44