読書週間なのでおすすめを50冊選んだ奴です。

ジョニーの島その他の物語 @joy_j_j

24.茅田砂胡『デルフィニア戦記』 こんなに読ませる作品があるのかと思うぐらいリーダビリティが抜群で、気づくとあっと言う間に2冊、3冊と読み進めて、驚く事請け合いなのです。兎にも角にも滅茶苦茶面白いので、おすすめなのだ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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25.スティーブン・ミルハウザー『イン・ザ・ペニー・アーケード』 ミルハウザーの短編集なのです。偏執的だとすら思える程に精緻で、そして幻想的な世界をこれでもかと堪能出来ます。面白いよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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26.桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』 『百年の孤独』を日本を舞台に女三代に渡って主役に据え、翻案したといった作品なんですが、ただの翻案に留まらず、代が変わる毎にジャンルを横断し、また戦後日本（略）文字数が足りなかったので読んで！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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27.上遠野浩平『僕らは虚空に夜を視る』 コードウェイナー・スミスが好きな人におすすめのSF／ラノベなのです。本当だよ！　日常と非日常の対比があまりにも鮮やかで、SF読みの人にも本当におすすめ。ちょー面白いよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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28.村上春樹『蛍・納屋を焼く・その他の短編』 人気もあるし、ノーベル賞だ何だかんだと語られる機会も多いんだけど、むしろその影響で一部の人に過小評価されてる気がするんですよ。村上春樹。ちょー面白いからね。特に短編！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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29.古川日出男『ボディ・アンド・ソウル』 サウンドトラックやアラビア〜と並んで最も好きな作品。創作と現実の境界を曖昧にするメタフィクショナルな作品で、古川日出男の語りの魅力がより前面に出ています。ちょー面白いですよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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30.樺山三英『ゴースト・オブ・ユートピア』 古今のユートピア／ディストピア小説を題材とした連作短編集。ユートピア／ディストピア的な作品への批評や再構築的な要素もあるかも。作品にはそれぞれ独立性もあり、刺激的な作品揃いです！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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31.コニー・ウィリス『航路』 生死や記憶などを扱いながら、過剰にドラスティックだったり感傷的になっておらず、でも感動的に仕上がっていて途轍もない技倆が感じられます。それでいて自然で読み易く、ただただ凄い。超絶技巧なのです。 #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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32.ケイト・モートン『忘れられた花園』 過去の秘密をめぐるミステリなのです。ゴシックな雰囲気が素晴らしい。おすすめだよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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33.宮下奈都『よろこびの歌』 女子校で挫折感で影響されて変化する奴だー！　最強だー！　いや、あの、合唱を題材にしたとても面白い青春小説ですよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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34.誉田哲也『武士道シックスティーン』 剣道一筋で勝利だけを志してきた、ちょっと傲岸不遜で、だけどそれに見合った実力を持ったエリートが、無名の選手に負けた事で、その相手を意識するところから始まる"百合"です。読もう！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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35.石川博品『メロディ・リリック・アイドル・マジック』 何よりも表現力が凄まじい。物語に彩りを与える表現力の凄まじさは、正に魔法の様です。やりたい事を選びとってそしてやる！みたいな筋の通った青春ものとしても最高。おすすめ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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36.北村薫『空飛ぶ馬』 日常の謎の定番で代表で最強の奴だー！　本当に本当に面白いのです。おすすめ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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37.夢野久作『少女地獄』 代表作に『ドグラマグラ』との超有名長編があるけど、この人も短編作家だと思うのです。少女を書くのが無類に上手い作家なので、魅力的な少女（が書かれている）小説が好きな人におすすめなのです！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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38.グレッグ・イーガン『祈りの海』 こんなにも価値観を揺さぶってくる作家を僕は他に知らないです。宗教、感情、人間、愛etc.とは何なのか？と、多くの人が漠然と持ってる神秘を解体し、読者に突きつけてくるのです。凄いよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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39.平坂読『僕は友達が少ない』 青春ものラノベの傑作！　青春ものの小説は、成長ものとしては側面だったり、ノスタルジックな視点を持ちがちなんだけど、はがないは徹底して今を書く事に注力して、それをやり遂げた作品だと思います！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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40.ミハル・アイヴァス『黄金時代』 とおる島にある、島の住人の誰もが物語を書き綴り、加筆し訂正し、あるいは削除し、その度に変容し無限に変貌を遂げる本についての物語。メタフィクショナルな仕掛けに富んだ作品なのです。おすすめ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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41.貴志祐介『新世界より』 抜群のリーダビリティと、これでもかと面白そうなあれこれが詰め込まれたエンタメ超大作なのです。兎にも角にも滅茶苦茶面白いよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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42.Ｈ・Ｆ・セイント『透明人間の告白』 もし現代に透明人間がいたら？をとことんまで精緻に書くディテールが素晴らしく、またユーモラスな語り口も読ませます。面白いよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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43.酒見賢一『後宮小説』 ハーレムものの異世界ファンタシーです。嘘ではない。中華風異世界の架空の国を舞台に、嘘とも真とも知れない与太塗れで奇想天外な物語なのです。でも、読み口は不思議と爽やか。おすすめだよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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44.グレッグ・ベア『ブラッド・ミュージック』 当初は80年代の『幼年期の終り』と称された作品らしいですが、90年代に多いバイオテクノロジを扱ったSF、あるいは00年代以降の意識を扱ったSF（略）文字数足りない！　面白いよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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45.麻耶雄嵩『夏と冬の協鳴曲』 一部のミステリにはゴシックだったり幻想文学めいた雰囲気があって、僕はそこが好きだったりするんですけど、この作品もそうなのです。もちろん、ミステリとしても最高だよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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46.上田早夕里『華竜の宮』 端的に言っちゃうと、2010年代に入ってから出版された国内SFではベストの作品です。滅茶苦茶面白いですよ。読んで！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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47.佐藤多佳子『サマータイム・ブルース』 『一瞬の風になれ』が有名な著者の、初期の代表作。思春期の言語化し難いきらきらとした一瞬や心象風景をすくい上げるのが抜群に上手いです。いつまでも胸に残る一作なのだ。おすすめ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする

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48.ケン・グリムウッド『リプレイ』 ループものの超定番なのです！　人生を繰り返す事で、人生の一回性をより強調するのは良くある手法ではあるけども、それがここまで巧みに書かれれば、ただただ感服する他ないのです。傑作だよ！ #読書週間だからいいねされた数だけお勧め本プレゼンする