秘めた想い

∞深唯♡妄想∞ @yasumico83

【11/1～】 安田章大 “秘めた想い” pic.twitter.com/J4ROH8LFHe

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1. 『おはよぉ、今日もよろしくぅ』 そう言ってニコッと見せる笑顔 何気ない彼の笑顔に癒され ドキドキする わかってる… この笑顔は私にではない 愛想が良くて 腰が低くて 仲間やスタッフを思いやる彼 それに 彼には大切にしてる彼女がいる #秘めた想い #エイトで妄想 pic.twitter.com/eAXnYUczdi

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2. 「コーヒー飲むよね？」 『あ、入れてくれる？』 「うん」 『ありがとぉ！』 彼がコーヒーが飲めなかった頃 私は初めて彼の笑顔に出会い そしてずっと想いを寄せていた 気づかれてはいけない 近くにいられるだけで 私は満足だった… #秘めた想い #エイトで妄想

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3. 『なぁ…聞いてくれへん？』 テーブルにペタンと頬をつけて 甘えたような口調で私に話しかける 決まって彼女とのお惚気話か 彼女との喧嘩の話 『あんな…口きいてくれへんのよ』 「何したの？」 『なんもしてないんよなぁ…』 #秘めた想い #エイトで妄想

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4. 彼女の事を聞かされ いつの間にか相談相手になっていた私 いつからか胸に何が針が刺さったような違和感 彼を意識するようになって 自分の気持ちに気づいてから どんどん彼への気持ちが大きくなって どんどん私の胸は苦しくなった #秘めた想い #エイトで妄想

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5. 『昨日な…ケーキ作ってくれたんやけどイマイチなんよ』 「でも全部食べたんでしょ？」 『食べたよ～“美味しい美味しい”言うてね』 「偉い！」 『そうやろ？』 ニコッと笑って楽屋のソファに転がった彼に コーヒーを差し出した #秘めた想い #エイトで妄想

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6. 『でもな、正直に言うた方がええよな？』 「ん～私なら言って欲しいな」 『せやけど…機嫌悪くしたらあかんやん？』 本当に彼女が好きで いつも彼女の事を考えてて そんな彼を見てるのが辛いはずなのに 一緒にいることを選んだ だから私は… #秘めた想い #エイトで妄想

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7. 『男居るん？』 「え？」 『付き合ってる人とか居る？』 「いる…よ」 彼に嘘をついた 『そうやろうな～』 「なんで？」 『優しいから』 「そう？」 『いつも俺の話聞いてくてるし』 彼の話を聞く事なんて 私には簡単だった #秘めた想い #エイトで妄想

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8. 彼の話を聞いて それに答えて そうすれば傍にいられる 『どんな人なん？』 「ん？」 『彼…どんな人？』 「あ～えっと…普通？」 『普通？』 「うん…普通の人だよ？」 『ふ～ん』 つまらない返事しか出来なかった 嘘なんだから #秘めた想い #エイトで妄想

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9. でもこの嘘は突き通さないと 私に彼がいる事で 安心して付き合えるんだと思った 何でも話せる女友達の1人… 『今夜、飲み行かへん？』 「私と？」 『あかん？彼に怒られるか？』 「ううん…大丈夫だけど」 初めて飲みに誘われた #秘めた想い #エイトで妄想

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10. 凄く嬉しくて 少し緊張してた 打ち上げで行くことは何度かあったけど 2人でなんて思ってもみなかった 『相談したい事があるんよ…』 「彼女？」 『いつもごめんな？』 「ううん、いいよ」 少し思い詰めた彼の表情が気になっていた #秘めた想い #エイトで妄想

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11. 『でな～男が居るみたいなんよ…』 「一緒にいるとこ見たの？」 『見てない…そんな気がするだけ…』 「なら疑ったらダメだよ？」 『そうなんやけど…』 大好きな彼女が浮気してるかも知れない そんな不安を私に話し 酔い潰れた夜 #秘めた想い #エイトで妄想

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12. 「大丈夫？」 『ごめん…ここ？』 「私の家だけど」 『ごめんな』 「ううん」 起き上がった彼にミネラルウォーターを渡すと 目を擦りながら私を見て笑った 「ふふっ」 『ん？』 「子供みたい」 『そお？完全な大人やけどな』 #秘めた想い #エイトで妄想

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13. 照れくさそうに笑って 慌てて彼は時計を見た 「3時だよ？タクシー呼ぼうか？」 『いい？』 「うん」 タクシーの後部座席の彼が 見えなくなるまで手を振り それをずっと見つめる私 あのね 寝てる時に彼女の名前を呼ぶのは反則だよ… #秘めた想い #エイトで妄想

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14. 『この前はごめんな？』 「全然？それより大丈夫？」 『うん、大丈夫』 「良かった」 『良かった？』 「もう彼女のこと疑ったらダメだからね？」 『もう大丈夫やで？ラブラブやからな』 その笑顔があれば私は幸せで… #秘めた想い #エイトで妄想

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15. 想われてなくても 一緒にいられるならそれでいい 嫌われないことだけ 嫌われないようにするだけ 彼の笑顔の傍にいたいから だけど噂は嫌でも耳にする 彼が彼女と別れた事なんて知ってたけど 本人がそう言わない限り 私からは何も言わない #秘めた想い #エイトで妄想

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16. 彼の嘘に合わせて 一緒に笑ってその日を終える 『彼氏どうなん？』 「なに急に」 『写真くらい携帯にあるやろ？見せてみ？』 「見てどうするの？」 『俺が判定したる』 「やめてよ」 コーヒーを飲みながら ふざけ合って 笑い合って #秘めた想い #エイトで妄想

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17. 『見せろて～！』 「嫌だってば」 『そんないい男なん？』 「当たり前でしょ？」 『俺より？』 「当然」 周りはどう思ってたんだろう… 『なぁあ！見せろや～』 「馬鹿なの？もお！」 そんな時間がいつまでも続くと思ってた #秘めた想い #エイトで妄想

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18. 遠征には同行出来ない私は 彼に会えない間 ずっと彼を想い 彼の笑顔を想い続けていた 10日が過ぎた頃 『久しぶりやね』 「なんで…」 『あかんかった？もしかして彼が居る？』 突然 お酒の匂いがする彼が訪ねてきた #秘めた想い #エイトで妄想

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19. 「いま出る用意するから待ってて」 『今日は部屋…入れてくれんの？』 「ううん…別に…いいけど」 『おじゃまします』 “地方に行ってきたから…” そう言って手土産を持った彼がソファに座った 『彼は…忙しい人なん？』 #秘めた想い #エイトで妄想

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20. 『彼のもんとか置いとらんよな…』 テーブルにコーヒーを2つ置いて向かい側に座った たった10日 彼の髪の色も変わって そして季節も冬らしくなってた 「また喧嘩したの？それとも彼女自慢？」 『お前に…会いに来ただけ』 #秘めた想い #エイトで妄想

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21. 「なにそれ」 『別れたんよ…本当はあの日…ここから帰ったら喧嘩になった』 「ごめん…」 『お前はなんも悪くないよ』 「でも」 『そう言うと思って嘘ついてた』 コーヒーを飲みながら じっと窓の外を眺める 寂しそうな横顔を見ていた #秘めた想い #エイトで妄想

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22. 「ごめん…起こしてあげれば良かったよね？」 『ちゃうて…そんなん関係ないんよ』 「でもね…」 別れた原因がここにあって 私も加担してるなんて 考えてもいなかった 彼を苦しめたのが 自分がしたことだったと知って 凄く辛かった #秘めた想い #エイトで妄想

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23. あの夜… 「起きて？帰らないと」 『ん～まだ飲む…』 「彼女心配するよ？」 『心配？するんかな…』 カウンターで酔い潰れた彼を なんとかタクシーに乗せた 「お家どこ？言える？」 『僕のお家は…兵庫です…んはっ…』 #秘めた想い #エイトで妄想

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24. やっと歩く彼を支えながら 私の部屋のベッドに寝かせた もっと ちゃんと起こしてあげれば良かった メンバーに連絡して迎えに来てもらうとか 方法なんてたくさんあったはずなのに 少しでも傍にいたかったのかも知れない だから私は… #秘めた想い #エイトで妄想