本日もそろそろ終わりですが、こちらの話題について私も少し所感をば呟きたいと思います。昼に電車で全文読んだのですが、今見たら後半部分は会員登録しないと読めないのですね。なので後半の内容についてはうろ覚えになってしまいます。すみません courrier.jp/news/archives/…
2016-11-14 23:19:45読んで思ったのがまず、このかたは90年代の小プロやメディアワークスの日本語版アメコミをよく読まれたのだろうなあ、ということでした。そのイメージがご本人の中に非常に強く残ったため、アメコミに対する固定観念となっていて、そこが現代の読者の皆さんと齟齬をきたしてる気がしますね。
2016-11-14 23:28:29私も90年代小プロ&MWからアメコミに読んだ人間なのでそう思うのですけど「写真を撮ってそこから描く」は多分アレックス・ロスのマーヴルズですよね。でも写真を撮って〜は皆様ご存知の通り、日本でもアメリカでもやる人はやるし、やらない人はやらないです。別にアメコミの技法ってわけじゃ〜
2016-11-14 23:33:52あと大人の〜で「ウォッチメン」が出てくる(それしか出てこない)とか、トップセールスがX-MENっていう情報とか、なんかもう90年代なんですよねえ…。あと02年以降、「X-メン」っていう表記は、公式も含めてどこも使ってないです。 (※誤表記と言ってるのではないです)
2016-11-14 23:39:05いろんな意見の方がいらっしゃるし、アメコミって遠くて、ややこしくて、誤解が多いジャンルなんですよ。だけど、こういう90年代イメージを強く持ってて、それをアメコミだって言ってるかたは多いなと前から思ってて。時代は動いてますよっていうのはできればちょっと知っておいていただけるとな〜と
2016-11-14 23:44:38しかし、それだけ90年代の小プロさん・MWさんが出版したアメコミが我々に与えたインパクトは強かったんですよね。本当に偉大なお仕事だったなあと。以上、「時代は動いている」編を終わります。
2016-11-14 23:48:15しかし90年代説では補完できない内容もちょくちょくあったりして。「アメリカにおいて漫画家は尊敬されていない職業」とは?大体、コミック作家がそんなリストに入ってくるかしら。スタン・リーの定番の昔話に「昔はパーティーで職業は漫画家だと言ったら無視されたものだ」というのがあるけど…
2016-11-14 23:54:10なによりも日本の漫画、アメコミ、バンド・デシネは同じコミックの形式ですけれども、ジャンルとしてはやはり別物であるということですね。並べて語ると、なかなか破綻をきたしやすい。これらはすべて、別々の文化の上の文脈で成り立っていて、作品が作られるシステムや社会の中での位置も当然、違う
2016-11-15 00:12:07アメコミと漫画は表現方法ではお互いに学び合えると常に思っていますし、実際、近年のアメコミが日本の漫画から受けた影響は相当大きいです。逆もそうでしょう。 しかし両者はビジネスモデルとして見ると全然違うものです。売れてないとか尊重とかの方向に話を持って行くと論点がずれてしまいます。
2016-11-15 00:32:06引用です。“世界最大部数のコミックは〜『X-メン』です。そんな事実があり、アメリンヒーローが活躍する映画も華々しくヒットしています。” “ アメコミの漫画市場とは実はとても小さなものです。” これは矛盾のようですがそうではないのです。これが今現在、成立しているビジネスモデルで
2016-11-15 00:40:51日本と同じように課題がありつつも、現在はこの方法で出版物を作り続け、世界中にセールスしているという現状がある。ここに着眼しないのなら、アメコミがなぜ長年出版を続けられているか、なぜ世界中にファンがいるのかは、大いなる謎でしかなくなるのでは…?だから尊重がないって結論に…?
2016-11-15 00:46:08「別ジャンルなんで明確な意図がないなら並べないほうがいいですよ」編でした。 表現とかについてのほうが書きたいこと多いのですが、それはアメコミ見てもらうしかないし、見たところで感じてもらうしかないしってことですよね〜結局
2016-11-15 00:49:23@mitsumitz すみません。「尊重がない」ではなく、実際の文は「(アメコミに対する)尊敬が生まれない」でした。「アメコミが売れていない(ように見える)のは日本と違ってコミック作家が尊敬されていないから(なぜなら感情表現が劣るので)」という論点だととらえています。
2016-11-15 01:17:18演劇は門外漢なんだけど、「上手から登場して下手に退場する」が万国共通ルールってホント? ルールの存在自体も不思議だし、 “ひっそりと退場する”って意味で使われる言い回し“Exit stage left”の、“stage left”って「ステージから見て左」つまり上手だよ?
2016-11-15 14:04:23@________du つまり、日本では上手から登場して下手に退場、西洋ではその逆ということですか? であるならば、それぞれ文字の方向と一致してて非常に納得が行きます。
2016-11-15 14:19:41@nobnobnobbonbon 結果としては同じですが、左右をどの視点から言うかが逆になるだけですね。日本は客席側からで西洋では舞台から見てということになります。説明不足で申し訳ないです。 ただ西洋では上手下手のような規則性や意味合いは強くないです。
2016-11-15 14:28:43@________du すみません、ちょっと混乱してきました。 つまり「舞台向かって右から登場して、左に退場」というのは万国共通。 その上で、“舞台向かって右”の事を“上手”または“stage left”と呼ぶって意味ですか?
2016-11-15 14:41:06@nobnobnobbonbon 「“舞台向かって右”の事を“上手”または“stage left”」これは正しいです。 「舞台向かって右から登場して、左に退場というのは万国共通」これは間違いです。この登場様式を守っているのは全体としてみれば少数です。
2016-11-15 14:45:41東京工芸大学芸術学部アニメーション学科で2011年度に三善ゼミが行ったアンケート調査「キャラクターが移動する映像の向きが左右逆になると、受ける印象は変わるのか?」によると1000近いサンプルが集まり、 “調査結果についての詳細は省きますが、全体としては昨年度の結果と殆ど変わらず、
2016-11-16 00:44:33左(下手)からでも右(上手)からでも、受ける印象に殆ど差を認めることができませんでした。” との結果だった。 t-kougei.ac.jp/blog/animation…
2016-11-16 00:44:432012年同ゼミの同調査ではアンケート総数1,170を数え、 t-kougei.ac.jp/blog/animation…
2016-11-16 00:45:08