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2016年11月29日

【翁長知事「高江容認」の後に】山口泉

今回の翁長雄志知事の「高江容認」発言を仔細に検討する。
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山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(01) 今回の翁長雄志知事の「高江容認」発言を仔細に検討すると、幾つかの「現状認識→そこから導き出される見解」相互の間に、論理の飛躍と破綻が含まれている。しかもそれらが総体として、2014年県知事選公約の最重要の骨骼を根底的に否定してしまっている。

2016-11-29 21:40:10
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(02) さらに、それが発表された現下の状況を思うと、辺野古・高江で、各警察署留置場で懸命の抵抗を続ける人びとへの道義的責任も否定し難い。日本政府の暴圧に対する抵抗の倫理的主体を裏切ってしまった。「苦渋の選択」なる言葉の空疎さが一層その印象を強める。

2016-11-29 21:40:50
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(03) その予兆はあり、日を追って重苦しい懸念が増殖してはいた。決定的には7月22日の高江弾圧に、明確な怒りが示されなかった段階から。そして今回、ある意味ではなお唐突とも言える形で表明された諦念とそこに漲る敗北感がもたらす影響は、むろん小さくない。

2016-11-29 21:41:25
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(04) 本来、抵抗をより強化・重層化する筈だった現場との連帯を、あれほど山城博治さんらがひたむきに呼びかけ続けたにもかかわらず、それはついに一度も志されることがなかった。代わりになされたのが政府との非公開会談だった。個人的には、これが最も憤ろしい。

2016-11-29 21:42:47
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(05) このたびの、明らかに「背信」にほかならぬ負の転機の影響は軽視するわけにいかない。この期に及んで、なお信仰上の願望めく知事擁護の地点にだけ留まり続けるのでは、問題は解決しない。危機に瀕した「連帯」を繋ぎ止め、ないしは蘇生させることはできない。

2016-11-29 21:45:57
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(06) 2014年県知事選で、消去法的判断の要素も含め翁長氏を支持し、一縷の望みを託した人びとの少なからぬ部分(私もその1人だ)から見るなら「保守は保守でも沖縄の保守」——でもやはり「保守は保守」という2重螺旋が1つの暗然たる帰着を見たとは言える。

2016-11-29 21:46:25
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(07) だが現状、事態は2013年末の仲井眞弘多・前知事の裏切りの時点と、完全に同じではない。当時より、いよいよ厳しい面も数多くあれば、なお完全には潰え去っていない「連帯」立て直しの微かな回路が幾本か、視認されない訳でもない。それについて考える。

2016-11-29 21:49:10
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(08) 重要な1つは、一部の低劣な者たちを歓喜させまいとし、既に変質した枠組みを守るのに囚われてしまわぬことだと思う。形骸化した理念への拘泥が自己目的化し、水が低きに流れるように止めどない妥協と現実肯定に陥って地滑り的に全てを奪われてしまわぬこと。

2016-11-29 21:51:19
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(09) だがその一方で私は、知事の一連の明らかに重大な背信と変節、論理的・倫理的破綻を厳しく糾しながら、なお「翻意」「改心」を促す努力をすら、状況全体の中、まだ放棄してはならぬとも考えている。それは彼を選んだ側の権利であり義務だ。諦めてはならない。

2016-11-29 21:52:23
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(10) 「諦めてはならない」というのは知事発言を「このまま許してはならない」ということでもある。絶望することは本来、尊いものの、事態に絶望しているのみでは終局の到来が早まる。日本政府がいかに「ひじゅるー」(冷酷)であるかは、最初から判っていたこと。

2016-11-29 21:53:17
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(11) 明らかに、知事の発言は由由しきことだが、それへの糾弾と撤回要求は、次の地平を開く1つの契機とはなり得る。まだ説得を放棄してはならない。よしんばそれが当初から実は虚飾にすぎなかったとしても「誇り」や「自尊心」を手放した者の腐蝕は速いのだから。

2016-11-29 21:53:45
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(12) 仲井真知事の「いい正月」転向に較べ、今回、翁長知事への全面批判がなお留保されているかに映るのは理由のないことではあるまい。それ故のさらなる危うさも多いが、一縷の可能性もある。彼我の圧倒的な力の差の中、どんな希望も自ら捨て去る訳にはいかない。

2016-11-29 21:54:26
山口泉 (「日本会議」政権阻止。福島第1原発事故とウイルス人災を打開、真に命を守る救民政府の実現を) @yamaguchi_izumi

【翁長知事「高江容認」の後に】(13) 以上の考察は、2016年11月28日という、琉球弧にも日本にも暗澹たる日から、ごく短期間しか意味を持たぬかもしれない。だが、今この瞬間にも最も過酷な抵抗の場に身を置く方々の存在を思うと、事態の悪化を阻む手立ては全て尽くされねばならないのだ。

2016-11-29 21:55:40

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