2016-11-30のまとめ

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Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

●建設業は、男性中心の職場環境であることから、男性の方が賃金は高く、上がりやすい。学歴の影響は小さく、徒弟制度により実力で賃金が上昇すると考えられる。内部経験が比較的評価され、勤続により賃金額は高くなる傾向にある。

2016-11-30 22:12:04
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

企業規模が小さいところでは賃金が低く、下請け構造が表れており、管理的立場になると賃金は高くなる。労働組合加入による賃金上昇効果は高い。

2016-11-30 22:12:16
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

●製造業は、年齢と学歴が賃金を高め、勤続により賃金を上昇させる効果が高い。比較的、外部・内部経験と共に人的資本を賃金に反映している傾向がみえる。大企業が賃金決定にも賃金上昇にも優位である。他産業に比べ大きな特徴がなく、中庸な値である。

2016-11-30 22:12:34
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

非正規雇用からの内部登用は、新卒者に比べて賃金が低くなっている。このことから非正規雇用での内部経験は正社員に比べて低く評価される傾向にあるといえる。このことは、次の情報通信業も同じである。

2016-11-30 22:12:46
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

●情報通信業は、年齢や学歴が賃金を高め、勤続により賃金が上昇する。人的資本要因の変数の影響は製造業に似ているが、それよりも大きい。また、企業業績などの企業全体の影響はみられず、個人業績が如実に賃金上昇に反映されることから、

2016-11-30 22:13:03
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

この産業では、個別賃金が進行していると推測される。ただし、労働組合加入による集団的な賃金上昇効果も同時に存在していることも明らかになった。

2016-11-30 22:13:15
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

●運輸・郵便業は、男性の賃金が高く、賃金上昇の効果も高い。学歴の影響は小さいが、勤続年数が賃金を高める要因となっている。小規模企業で賃金が低くなる点も含め、建設業と似ている。非正規雇用の割合が高い企業では正社員の賃金も低くなる傾向がみえる。

2016-11-30 22:13:33
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

また、非正規雇用からの内部登用者は新卒採用者に比べて賃金が低く、賃金上昇幅も小さい。運輸業は非正規雇用からの登用が旺盛な産業であるが、正社員になっても賃金が高まりにくい可能性がある。

2016-11-30 22:13:46
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

●小売業では、学歴の効果が小さい。特に大学、大学院卒の賃金が低い。勤続年数の賃金を高める効果も小さい。企業規模間格差も小さいが、小規模での賃金は低い。この産業では、業績管理方法が多様で、賃金上昇に影響を持ち、個人業績、企業業績共に賃金上昇の要因である。

2016-11-30 22:14:03
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

非正規雇用からの内部登用や中途採用で賃金の差はない。以上のことから、人的資本の蓄積が賃金に与える影響が小さいことがわかる。

2016-11-30 22:14:16
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

●金融・保険業は、男女間賃金格差が大きく、賃金上昇に関しても男性優位である。また、高学歴者の賃金が高く、勤続年数が賃金決定、賃金上昇を高める効果を持つ。個人業績はあまり賃金上昇に影響を与えていないことから、若年層の賃金は比較的年功的であるといえる。

2016-11-30 22:14:38
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

ただ、管理職になると賃金がかなり高くなる傾向にあり、壮年期の賃金は若年期と異なって個別的になる可能性もある。

2016-11-30 22:14:50
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

●宿泊・飲食サービス業では、学歴や勤続年数の賃金を高める効果は小さい。賃金上昇に影響するのは個人業績である。また、企業規模が小さいほど賃金は低く、上昇幅も小さい。これは小売業と同じである。

2016-11-30 22:15:08
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

ただし、小売業では企業業績が賃金に反映される傾向にあるが、宿泊・飲食サービス業では企業業績と賃金上昇には関係がみられない。

2016-11-30 22:15:20
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

●医療・福祉は、専門的職種に就くための基礎的知識を得るため、学歴は賃金に直結している。一方、内部経験の賃金を高める効果は小さい。管理職の賃金が高いなど、職種によって賃金差が大きく、大企業ほど賃金は高く、上昇する傾向にある。

2016-11-30 22:15:37
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

(。 ・ω・))フムフム 特に興味深いのは、人的資本要因の賃金への影響である。産業によって、学歴が高く評価されるところ、内部経験である勤続年数が高く評価されるところ、両方評価されないところもある。学歴や内部経験の両方とも賃金決定や上昇の効果が小さい「小売業」

2016-11-30 22:17:24
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

「宿泊・飲食サービス業」は、若年労働者の離職が顕著な産業でもある。ここでは、新卒採用と中途採用、内部登用とも賃金差がない。内部経験が評価されず賃金に反映されなければ、労働者は当該産業に滞留する理由がなくなる。賃金の特徴からも当該産業の労働市場が流動的になっていることが推測される。

2016-11-30 22:17:51
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