@H_gyokusenさんの「黒言」
以前、複数の公務員に取材した際、日常で精神的なプレッシャーになっているもののひとつがUSBメモリとのこと。昔ならトラックで運ぶくらいの書類、フィルムや紙焼き、ビデオテープの内容が、ワイシャツの胸ポケットに入る。「こっちは胃が痛くなる思いなのに、上はその意味を理解しない」とのこと。
2010-11-05 12:16:30「死んだ気になれば何でもできる」などという、根拠のない精神論はもはや意味をなさないのではあるまいか。そもそも、そういう台詞を口にする人に限って、生活や仕事に不自由のない、余裕のある人間だったりする。貴殿は、その「死んだ気」というものを経験したことがあるのか。
2010-11-06 04:21:36就職活動関係。活動していて切実に感じるのは、現在の日本では「何処も人手不足」ということ。求職者は大勢いるものの、企業が求めているのは「即戦力」「経験者」「有資格者」「若年層」ばかり。つまり、「すぐに仕事ができる、経験や資格や能力があって、しかも若くて賃金が安く、長く使えるヤツ」。
2010-11-06 04:27:29筆者が知る限り、相手を励ますに最も優れた人物は鹿砦社社長の松岡利康氏である。筆者がどんなに泣き言を言っても、「頼りにしせまっせ!」との言葉を忘れない。ご自身も苦境なのに、「こっちも大変なんだ」などとは絶対言わない。常に「お前が必要だ」と念を押す。こういう方は、実際は少ない。
2010-11-21 14:07:10反対に、まったく意味を感じないのが、「苦しいのはお前だけではない」というフレーズ。「こっちも大変だ」「ウチの部長や社長はもっと大変だ」とかなんとか。そんなことを言われて、精神的に楽になるとでも考えているのか。
2010-11-21 16:37:14先日、ある福祉関係の方から聞いた話。発達障害を持つ人は、報道されていないが激増しているのではないかということ。子供だけでなく、疑わしい成人男女も多いらしい。単に「気が利かない」「空気が読めない」「融通が利かない」というものではなく、精神的な障害として理解すべきとのこと。
2010-11-21 17:20:11先日、知り合いの編集者氏からメールを拝受。仕事の能力では抜群な方なのだが、メールの冒頭で「無理しないように」と言っておきながら、文末には「頑張って下さい」としめる。おそらく同氏は、このはなはだしい矛盾には死んでも気がつかないだろう。「強い人」の感覚は、所詮はこんなものである。爆笑
2010-11-21 17:24:29今更言うまでもないが、ツイッターの情報は極めて速度が速い。しかし、それは裏返せば、ツイッターというものは情報としての鮮度が大変に落ちやすいということになる。すなわち、ツイートというのは、非常に腐りやすい。
2010-11-22 18:06:27筆者には友人はいない。しかし、家族と仲間がいる。そして、互いに助け合っている。だから、生きていくことができる。筆者の仲間も、皆忙しい。そして、やはり経済的や物理的な面での余裕はない。それでも、筆者を助けてくれる。そして、無能無才の筆者でも仲間を助けることができる。僅かであっても。
2010-11-26 02:22:44本日も、夜勤は休み。筆者のようなゴミクズ以下の人間(東村山の某氏)週休二日などとは、まさに身の程知らずであろう。哄笑。貴殿らにとって筆者がムシケラ以下であることは、よく存じ上げている。そんなに念を押さなくともよろしい。ただ、ムシケラにも五分の魂があるのだ。ご理解いただきたい。
2010-11-27 03:22:47不況や庶民の苦境が話題になると、相変わらず聞こえてくるのが、「努力」の2文字。努力しなさい、もっと努力しろ、努力が足りない、等々。では、現在の完全失業者数340万人、年間自殺者数3万人。こういう人々もすべて「努力が足りない」というのか。努力の2文字が好きな諸兄諸氏よ。
2010-11-27 18:42:13「歴史が変わるぞ」などと声高に叫んでいる連中は、筆者が感じるに、常に単なる自己陶酔に浸っているだけ。歴史はなべて、一分一秒、激動の瞬間の連続だ。それを実感できないとすれば、貴殿を不感症と言わざるを得ない。
2010-11-28 08:31:23若い方から「環境に配慮したクルマ」についての質問を受ける。筆者は即答する。「環境に配慮したクルマなどというものは、現在、地球上に一台も存在しない。自動車とは、すべて環境にとてつもなく悪影響をもたらす存在だ」。
2010-11-28 16:12:57相変わらず、格差とかワーキングプアとかの意味を理解しない方が少なくない。「収入が少ないなら、もっと働け」とその手の方はいうが、すでに1日に残業やアルバイトを含めて15時間以上働いているような人に、もっと働けというのだろうか。いったいどう努力すればいいのか、教えていただきたい。
2010-11-28 16:43:49思い出に浸るほど、筆者は年老いてはいない。思い出に頼るほど、筆者は人生を諦めてはいない。思い出にすがるほど、筆者は人生の価値を失ってはいない。
2010-11-29 19:58:58人間はしばしば、精神的あるいは物質的な余裕が少なくなると、無意味に、または不必要に攻撃的になる傾向があると感じる。自らの身を反省して、そう思う。
2010-12-02 16:54:19インターネットの普及によって、我々が手にできる情報は格段に量が増えた。しかし、筆者の関心は、その中から自分に必要な情報をどれだけ選択できるか、どれだけ絞り込むことができるか。そして、いかに自分にとって有益に活用できるかである。不必要な情報は、ペーパーレスでもゴミに変わりはない。
2010-12-06 12:32:45昨年発行の拙著、『色街をゆく』(彩図社)はまだ大量に在庫があります。1冊620円。はなまるうどん「かけ大」2杯分です。この値段なら、つまらなくても諦めがつきます。文庫本なのでかさばりません。トレンチコートのポケットに入れると、シワがのびてカッコよく見えます。使い方いろいろです。
2010-12-06 19:09:58とりあえず、拙著、『色街をゆく』は、使い道いろいろです。今の季節なら、鍋敷きに最適。鍋焼きうどんやおでんを食べる際に便利です。在特会のデモを見物に行ってメンバーに追いかけられたら、拙著を投げつければ時間稼ぎになります。カバーの裏が白いので、メモ用紙になります。
2010-12-07 20:27:57