大河「真田丸」総括。 ~戦国マンネリズムへの挑戦~

大河「真田丸」の総括と主要登場人物の批評。例えが大河過去作品のキャラだけになって、クソ真面目な批評になった。悪党達の出番はないので悪しからず。
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死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 両者とも死後一族崩壊を辿るわけだが、大河「平清盛」の祇園精舎の鐘の音はあの楽しい一族が無くなって悲しいと思ったのに対し大河「真田丸」の夢のまた夢は一族がくたばって当然、むしろ滅んだほうが世のためだと感じてしまったのは何故かww #真田丸総評

2016-12-23 21:42:27
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

内野さんの家康も好きだな。今までの家康は津川さんのように貫禄ある狸爺といった人物像で秀吉死にかけた時点で天下人オーラが溢れ出していたんだが、真田丸の家康は信長や秀吉の影に怯える臆病者で、旭と大政所が再開する所で涙するように優しかったりするような面があったな#真田丸総評

2016-12-22 22:50:59
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

真田丸の家康を凄いなと最初思ったのは石川数正を調略するのに成功した信尹叔父さんを殺さずに自分の部下にすると決断した事かな。このシーンで怨敵を部下する家康の器の大きさであったり、信尹を手元に置くことで真田を牽制するという狡智さを見る事ができるな#真田丸総評

2016-12-29 14:14:25
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

家康の事について小牧長久手の戦いではよく秀吉に勝利した(負けたのは織田信雄)とよく言われているんだけれども、個人的に家康はこの戦いでは負けたと自覚していると考えている。確かに家康は野戦では勝ったけど、外交戦術(調略)で負けたと家康本人は思ってるんじゃないかな? #真田丸総評

2016-12-29 19:48:30
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

だからこそ信尹叔父さんを殺さなかったとおいらは思う。自分の腹心の中の腹心石川数正を調略する事に成功したこの男こそ秀吉の調略に苦渋を舐められた自分にとってはいい見本・教科書になると思い、信尹をそのまま配下にしてその技術を盗もうとしたのではなかろうか。

2016-12-30 01:02:34
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari それとここの家康の狸っぷりな表情から読み取れはしないんだが、信尹叔父さんの真田家を守るためなら牢に繋がれている自分の命を顧みないその忠義心に心をうたれたんじゃないかな?まして、自分の腹心が秀吉に寝返ったその後だからね・・。 #真田丸総評

2016-12-29 19:56:12
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari こういう自分を負かした相手に対して素直に尊敬し、その技術やノウハウを積極的に取り入れる事こそが後に大権現と呼ばれる男の強さなんだと思う。 #真田丸総評

2016-12-29 20:18:26
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari  具体的に言うと三方ヶ原の戦いで負かされた武田の武将を取り入れそれが小牧長久手の戦い等で活躍する事になった。そして、小牧長久手での戦いで調略で負けたのでそれを学ぶ事で秀吉死後の三成との政治戦と関ヶ原の戦いを勝ち抜けたんだと思う。#真田丸総評

2016-12-30 00:06:13
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

「世におそろしいのは、勇者ではなく臆病者だ」という名言どうやら家康の言葉なので、彼が臆病者だったという事かな。大坂の陣での戦いでも兵力は圧倒的に徳川方の方が有利であっても、スパイを使ったり調略を使ったり準備を十二分にした上で豊臣方に勝利した。臆病だからこそ成せる技。#真田丸総評

2016-12-22 22:59:46
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

「最後まで望みを捨てなかった者にのみ道は開ける」いう言葉を浴びせられた勝頼、茶々・秀頼、信繁はみんな死亡したというのは以前呟いたんだが、対する家康・秀忠は望みを捨てて逃げ去っている(家康望み捨てて切腹するという)。結果的にこの行動理念が生と死の分かれ目になったな。#真田丸総評

2016-12-23 09:18:57
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

この家康の行動って三方ヶ原の戦いで学んだ事だと思う。「最後まで望みを捨てなかった者にのみ道は開ける」をこの戦いでやったら自分の命が危なくなっただけではなく、自分の忠臣が自分の身代わりになって死んでいった。敗色を悟ったらすぐに撤退をする。自分と部下の命を守るために。#真田丸総評

2016-12-23 09:21:43
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 敗色を悟ったらすぐに撤退をする事は昌幸パッパも実は第1回にやってのけている。だけど、信繁はこの行動を学ばなかったんだな・・。#真田丸総評

2016-12-23 09:33:31
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 作兵衛は昌幸のことを武田のために戦った義の将といい、内記は徳川相手に渡り合った日本一の兵になった信繁を昌幸は喜んでいると言ったけど、なんか違和感があるんだよな。昌幸パッパは第一に家族と部下を守るために表裏比興の武将になったとおいらは感じたけど・・。

2016-12-23 09:49:48

英雄じゃない真田幸村

死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 外から見た人間性と内(視聴者)からみた人間性をどう感じるかの違いについては信繁もそうだったな。外にいる景勝と兄信之は信繁を義の将、日本一の兵と見ているが、おいら(視聴者)からみると希望的観測の策を講じる主君と部下の命を省みないど畜生な人間だった。

2016-12-23 09:56:15
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

初めの三谷監督のインタビューみているんだが、ここにある「希望に満ちて前向きな信繁と大坂の陣」だけど、最終回まで見ればこれ希望的観測なんだよね。で、その希望に満ちた夢を見せたのが信繁で夢を見せたおかげで豊臣を滅ぼし、仲間と部下を失う。nhk.or.jp/sanadamaru/spe…

2016-12-19 23:52:38
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

真田信繁に対して三谷監督はポジティブな印象をお持ちなのだそうだだ、そうなのかな?信繁にポジティブな印象持っていたならあんな描写するのかな?対峙する家康の方がいい印象持たれてるような気がせんでもないが・・。nhk.or.jp/sanadamaru/spe… #真田丸

2016-12-20 00:02:16
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

この大河で一番驚いたのは今まで軍神のように崇められてきた真田幸村をあそこまで駄目に描いたことだな。ドラマでは一見大野治長や大蔵卿局等のミスが強調されているが、幸村の行いが豊臣を滅亡させたという暗示がところどころ散りばめられていた。そして、最終回ではそれがあらわになった。#真田丸

2016-12-19 23:10:02
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

しかし、大坂の陣で城に入る前の信繁は父親のようになれる能力を秘めていたのは確かだった。ずっと前に北条が徳川の領地に入るときに輸送ルートを封鎖する策を出した時は流石は後に日本一の兵と呼ばれる男だと思ったんだが、城に再び入ってからの彼は「えっ・・?」と思う事が何度もあった。#真田丸

2016-12-19 23:16:30
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

大河では今まで考えられた歴史人物像に挑戦してきた。例えば、「大悪党」と言われた清盛は停滞した貴族政治に挑戦した英傑に、「逆賊魔王」と言われた尊氏は情が深すぎる甘ちゃんに、そして今作では「英雄」と言われた信繁は希望的観測に頼り主君と部下を救えなかった愚者として描かれた。#真田丸

2016-12-19 23:27:01

きりという女

死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari おいらの考えでは信繁は自分がそういう人間である事を自覚していたし、そういう自分が活躍したら結果的に豊臣と部下が結果的にどうなるか分かっていたからこそ九度山で片桐さんに頼まれても断ったんだと思う。でも、そんな信繁をきりが背中を押しちゃった。#真田丸総評

2016-12-23 10:08:17
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari きりの事最初はうざかったけど、九度山編と大坂の陣編では大分好感持てたという人結構いるけど、ここらへんのきりは結果的に一番やっちゃいけない事やってしまった女だからおいらは全然好きにならない。togetter.com/li/1058740

2016-12-23 10:17:56
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 自分が大好きな男が一番輝いている姿を見たいという願望のせいで、自分の親父(内記)や上司(茶々)を失っちゃった。結果論的に人物を評価するのはあかんとは思うが、流石に犠牲が多すぎるだろ・・。#真田丸総評

2016-12-23 10:21:09
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 信繁の周りには春さんや茶々様といったヤンデレが多くいたが、一番のヤンデレってきりだったのでは?愛する男が一番輝いている姿を見るために父親や他の皆さんを犠牲にする。齢40過ぎても他の男と結婚しない。こいつよく考えればヤベェだろww #真田丸総評

2016-12-23 10:30:25