「ツキノワグマの大量出没の要因と対策を考える」シンポジウム、invasivespeacieさん(salmoさん、あるいは梨さん)によるレポート
- felis_azuri
- 6716
- 0
- 26
- 2
現在、あとすこしで事故というニアミスも多い。去年の捕殺は集落内に出没するクマが多かったことが要因。
2011-02-28 14:19:03テレメトリー.最低1年は追跡。2003年からの累積で計89頭。 事故対策.クマにあわないことが重要。人家侵入、集落に執着するあたりが捕殺のライン。 分布について.人工林や道路で分断されていることや南部は山の大きさが小さいことが考えられる。
2011-02-28 14:23:41植生.現在の兵庫はドングリ類が優占。これがクマの出没の遠因になっている。ドングリが枯れて倒れたところではウワミズザクラなどクマの食べ物になるほかの木が生える。バランスのとれた森である必要があるのではないか。
2011-02-28 14:27:06遺伝的多様性.他個体群と比べ低い。しかし繁殖への影響は今のところ見られない。もう少し長期的に見る必要がある。
2011-02-28 14:28:19捕獲されたクマの胃内容物について。青い柿、ブドウなど。集落近くでしっかり食べていたと思われる。少数ではあるがシカを食べていた個体も。シカの増加、およびロードキルも関係しているかもしれない。
2011-02-28 14:31:06シンポ終了後、熊森会長が取り巻き込みで研究員の一人に絡んでいました。盗み聞きすると、「私たちも山を見ている云々」クマを普通種にするということには大いに不満そうな顔。いや、それがまっとうな保全だから。その後も通路にたむろしていました。
2011-02-28 14:36:34研究員の方に「お疲れ様でした」という。「ネットで熊森批判してまして・・・」というと「ならなしとりですか?」との質問が。「いつも見てます。もっと年配の人かと思いました」と言われ恐縮。若造がやってます。てか、1発でならなしとりが出てくるんかい。
2011-02-28 14:39:46パレルディスカッション追加分.メディアと熊森のドングリ運びについて。質問者は最初はドングリ運びが素晴らしいと思ったが、調べるうちに批判があることで思いなおした模様。回答は、熊森を刺激しないように直接の言及は避け、個体数把握の必要性などについてシフト。やり方が上手い。
2011-02-28 14:43:41回答者の顔には「俺だってあんなもん嫌だよ」とはっきり書いてあったように見えました。本当にあのときは苦々しい顔でした。
2011-02-28 14:45:17これでレポ終わりです。一部誤字がありすみません。ちなみにこの後、熊森本部の建物を見てきましたw
2011-02-28 14:46:25兵庫県のツキノワグマ捕殺数が、昨年だけ70頭以上と突出しているというのは、やはり個体数が増加しているということだったんだ。とりあえず、熊森の主張の核心部が崩れたことになるわけだ。 http://bit.ly/h6GVBh
2011-02-28 20:33:24@watajin8 個体数の増加もあるでしょうが、捕殺ラインである人家や集落への執着をしてしまった個体が多かったそうです。
2011-02-28 23:07:21ちゃんと話が出来る世界に居ない人たち,という対応にならざるを得ないことがよくわかる。だから余計にあざとく無知な政治家を動かそうとしたりする。
2011-03-01 07:00:52@invasivespeacie 全体の印象として想定していた,あるいは関係者周辺から言われていた通りの話が,きっちりデータとともに出てきたという印象です。良いレポートをありがとうございます。
2011-03-01 06:59:31以外と地方支部の人たちは,まだ話が出来る人たちが普通に居る。シカおばさんたちもそうだだが,彼らが自分たちを待っていると言ったりする。そりゃ餌付けしてしまっているから待ってるよ。
2011-03-01 07:02:43