②都市への関心から、20世紀において世界の中心的な位置を占めた大都市を見ること。 ③近年のグローバル都市間競争の中で、東京は世界都市ランキング1位を政策的目標として掲げるようになった。そこで常に1、2位を占め、東京の目標となるニューヨークとロンドンの実態を見てみること。
2017-01-05 05:59:02素朴な感想になるのはご容赦。まずニューヨークは他の都市と比べ海外を訪れているという負担感が少なく感じた。それは一つには、現地の人々が多様な人種や、観光客の受け入れに慣れていることが挙げられると思う。異邦人として扱われるあの居心地の悪さをニューヨークではほとんど感じなかった。
2017-01-05 06:16:13そしていわゆるホスピタリティが高い。押し付けがましくはない。これは飲食店や売店の接客で感じた。 一方で、多様な人種が集まっているとは言え、居住地域がかなりはっきりとセグメント化されている様子が短い旅の間でも目の当たりにできたりする。ホームレスも少なくない。
2017-01-05 06:27:02治安は想像以上に良く感じたが、これは危険な地域には足を踏み入れなかったのも大きいとは思う。時期的なものもあるが警察の巡回も多かった。驚いたのは、NYPDのグッズが市内でよく売られていたこと。日本の警察と比較して、人々の中の警察の位置づけやイメージが大分異なることが伺える。
2017-01-05 06:32:51ちなみにトランプタワー前が今どうなっているか気になっていたが、数人の警察官がいるだけで、普通に観光客が写真を撮ったりしていた。短い旅行の間に、トランプタワー以外にも市内の中心部にトランプ資本のビルや広告をいくつも目にすることができ、あらためてその権勢が伺えた。
2017-01-05 06:52:209/11メモリアルについて。コンペの経緯にも色々あったようで、浅田彰氏などは批判的だったが(ユリイカ・レムコールハース特集)、極めて素朴にいえば、テロで崩壊したWTCツインタワー跡地に分裂ではなく統合された世界の象徴としてワンワールドトレードセンターを建ててしまうことにせよ(続く
2017-01-05 06:37:539/11メモリアルミュージアムには3000人弱の犠牲者のプロフィールの電子的なアーカイブを作ってしまうことにせよ、ニューヨークという都市、アメリカという国における、(良くも悪くも)共同体の自己再生力の強靭さのようなものを感じずにはいられなかった。
2017-01-05 06:41:089/11メモリアルの写真。展示は主に、犠牲者のアーカイブ、崩壊したWTCビルや犠牲者の遺物、テロ当時や前後のアメリカ社会の記録、テロの計画や犯行経緯などのテロリスト側の記録、テロの記憶に関わるアート作品、テロから立ち直るニューヨーク市民を応援するメッセージの集積等から構成される。 pic.twitter.com/ZaNpZBUG6W
2017-01-05 07:04:04