FF14 うちの子妄想まとめ バッシュの見た夢

ラウバーンイーティングウェイ @bakamut_ff14

ーーーー ふと気が付くと、どこかの森の中に居た。 先程まで、家に居たはずだが…… どこの森なのかは分からず、とりあえず進んでいく。 …徐々に獣道地味た道から、整備された道になってきた。 だが、身に覚えがない道だ… ここはどこだ……？

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どんどん進んでいくが、生物は一切見当たらない。 ちょっとした、表現の出来ない不安を抱く。 その不安を隠すかのように苛立ってくる。 あとどの位、終わりの見えない道を進めと言うのか？ そう思い、一度振り返る。 そこには先程の道は無く、黒衣森の大精霊の棲まう神木がそびえ立っていた

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この神木の元へ来るのは正直落ち着かない。 黒衣森の森の神木の太いエーテルの脈を伝ったバハムートのエーテルから産まれたのが俺だ。 つまり、生まれ故郷と言っても過言ではない。 だが、明らかにバハムートの化身というのは害悪だ。 だから種は摘まれそうになった。

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だが、その種は何も知らないお人好しに守られて育てられ…今は害悪になる事なく、こうしていられる。 別に殺されそうになった事を気にしてる訳ではない。 なんなら、ヤ・シュトラを助ける為にも来た。幻術関連でも来た。 強いて言えば…後ろめたいような気がするだけだ。

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そんなことを考えていると神木の前にエーテルが集まり始める… …何が始まるんだ？ エーテルの光からは、纏う物がない状態の俺が出てきた。 いや、正確には出されたか… そのまま横たわった状態で地に降りた。 恐らく、俺はこんな感じで生み出されたんだろうな。

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…この俺は間違いなく化身だ。 災厄の種だ、なら芽吹く前に…… だが、あの時はこんなに天気は良くなかった。 俺が生まれた、フレデリックに拾われたあの日は、大雨だったはずだ。 このまま放って置いても大精霊の手先がどうにかするか… そう思い、踵を返す。

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「お前は今でも災厄の種か？」 横たわっている俺がそう話しかけてきた。 「…どうだかな、以前は間違え無くそうだった。出来れば災厄でいたくない」 「ならそうしていればいい」 「…お前は誰だ」 「俺はお前だ」 「何が目的だ、何故生まれた」 「それは今、お前自身が決めろ」

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いつの間にか目の前の俺は立ち上がり、髪は黒から白。角や鱗の色が黒に変わっていく。 「俺の…目的…生まれた意味…」 考えもしなかった。 奴から解放され、俺は俺として生きることが出来る様になった。 生きる意味。 生まれた意味は化身として生み落とされたとしか思っていなかった

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気が付くと、目の前の俺はバハムートの思念に飲まれた時と同じ風貌をしていた。 「生まれた意味、生きる意味はなんだ？」 「俺の生まれた意味…」 「やはり…精々、人間のフリをしたロボット…というところか」 「なっ！？」 「極単純で良い。そんな難しく考える事でもない」

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気が付くと、目の前の俺はバハムートの思念に飲まれた時と同じ風貌をしていた。 「生まれた意味、生きる意味はなんだ？」 「俺の生まれた意味…」 「やはり…精々、人間のフリをしたロボット…というところか」 「なっ！？」 「極単純で良い。そんな難しく考える事でもない」

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俺が人間のフリをしたロボット…！？ 「改めて問おう。お前の生まれた意味、生きる意味はなんだ？」 そんなのは御免だ…！ 「俺が生まれたのは……！！生きる意味は……！！！！」 「災厄などと言われるためじゃない！！人に絶望や苦痛を与える存在ではない！！誰か、誰でもいい…」

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俺が人間のフリをしたロボット…！？ 「改めて問おう。お前の生まれた意味、生きる意味はなんだ？」 そんなのは御免だ…！ 「俺が生まれたのは……！！生きる意味は……！！！！」 「災厄などと言われるためじゃない！！人に絶望や苦痛を与える存在ではない！！誰か、誰でもいい…」

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「誰かが、笑っていられるように。それを守るために生まれた…！それを貫くために生きてる…！！」 「…だからお前はロボットなんだよ」 「なっ…！？」 「マシにはなった。だが…出直せ、己を見つめ直せ。己の想いは本当にそれか？」 「…」 「終わりだ…さらば」 「なっ！？待て！！！」

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「誰かが、笑っていられるように。それを守るために生まれた…！それを貫くために生きてる…！！」 「…だからお前はロボットなんだよ」 「なっ…！？」 「マシにはなった。だが…出直せ、己を見つめ直せ。己の想いは本当にそれか？」 「…」 「終わりだ…さらば」 「なっ！？待て！！！」

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「待て！！」 「は！？」 「あ…！？」 踵を返した俺を追いかけようと手を伸ばしたが、そこに俺の姿はなく、驚いた顔をしたフレデリックが居た。 「夢でも見てたのかい？」 「あ…？俺は、椅子で寝てたのか…？」 「うん、おやつを作り終わるのを待ってたね」 「む……むぅ……」

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「待て！！」 「は！？」 「あ…！？」 踵を返した俺を追いかけようと手を伸ばしたが、そこに俺の姿はなく、驚いた顔をしたフレデリックが居た。 「夢でも見てたのかい？」 「あ…？俺は、椅子で寝てたのか…？」 「うん、おやつを作り終わるのを待ってたね」 「む……むぅ……」

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どうやら先程までの出来事は夢だったらしい… 周りを見渡しても見知った、安心出来る家だ。 「どんな夢だったんだい？」 「いや…なんとも言えない夢でな…挙句には俺にお前は人間のフリをしたロボットだと言われ、撤回させる事も出来ないままさっきの状態だ」 「人間のフリをしたロボット？」

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どうやら先程までの出来事は夢だったらしい… 周りを見渡しても見知った、安心出来る家だ。 「どんな夢だったんだい？」 「いや…なんとも言えない夢でな…挙句には俺にお前は人間のフリをしたロボットだと言われ、撤回させる事も出来ないままさっきの状態だ」 「人間のフリをしたロボット？」

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「あぁ…俺はそんなの嫌だ」 「…フリをしている。じゃなくて人間になりたいロボットかな」 「え…？」 「いや、自分自身で人間のフリをしたって言ってたけど、僕から見たら人間になりたくて頑張ってるって感じがするなって思ったんだ」 「お、俺は人ではなく、ロボットの様なものなのか…？」

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「あぁ…俺はそんなの嫌だ」 「…フリをしている。じゃなくて人間になりたいロボットかな」 「え…？」 「いや、自分自身で人間のフリをしたって言ってたけど、僕から見たら人間になりたくて頑張ってるって感じがするなって思ったんだ」 「お、俺は人ではなく、ロボットの様なものなのか…？」

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「バッシュは化身生まれだけど、今はバッシュだろ？ロボットなんかじゃないよ、歴とした人間だよ」 「そ、そうか……その、生まれた意味と生きてる意味を問われてな…それでロボットだと言われたんだ」 間食を摂る時間は過ぎていたがフレデリックは話を聞きながら、菓子を用意してくれた。

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「バッシュは化身生まれだけど、今はバッシュだろ？ロボットなんかじゃないよ、歴とした人間だよ」 「そ、そうか……その、生まれた意味と生きてる意味を問われてな…それでロボットだと言われたんだ」 間食を摂る時間は過ぎていたがフレデリックは話を聞きながら、菓子を用意してくれた。

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「生まれた意味ねぇ…そして生きる意味…」 「…」 「僕は、誰かと笑って平穏に幸せに暮らせるように生きてるかな。そしてそれを維持できるように…生まれた意味は…そうだなぁ」 「誰かと一緒に幸せになるため…じゃダメかい？まぁ、数年後には違うこと言うかもしれないけどね」

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「生まれた意味ねぇ…そして生きる意味…」 「…」 「僕は、誰かと笑って平穏に幸せに暮らせるように生きてるかな。そしてそれを維持できるように…生まれた意味は…そうだなぁ」 「誰かと一緒に幸せになるため…じゃダメかい？まぁ、数年後には違うこと言うかもしれないけどね」

ラウバーンイーティングウェイ @bakamut_ff14

「生まれた意味なんて、そう簡単に決めれる事じゃないし、その時にそう思っても実際には違うかもしれない…正直、考え出したらキリがないよ。それこそ、なんで人間は生まれるのか？なんて話になってしまうからね」 「生まれた意味なんて、単純で良いんだよ。生きる意味もね」