- yoshihirohorii
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ディテールが納まってなくてもいいし、構造や工法がすべて解決されていなくても構わんと思うけど、どうやって納める(=部材と部材の取り合いを解決する)のかとか、新規開発も含めて技術としてどう解決していくべきなのか、という視座が盛り込まれてない案は、全て切って行けばいいんじゃないか。
2011-03-01 11:12:52そういうのを一切「無視」した案の横行が、学生の達の案を空疎なものにしちまってる気がする。これは、指導者側に態度の変更を要求すると思う。指導にあたってる建築家の方々は、ここに注力するといいのでは。とりあえず以後、俺はそうします。ってか今までもそうしてたんだけど、これを強化する。
2011-03-01 11:21:33よく「リアリティ」が問題になりますが、「ここにそういうprogramでいいのか」とか、ありがちな有用性の話が多いんですよね。過去の講評みてると。もっとHow to make it の部分を問う必要あるRT @yoshihirohorii ・・そういうのを一切「無視」した案の横行
2011-03-01 11:25:54空間の運用方法はもちろん大事だと思いますが、工作方法も同様に大事ですよね。 RT @hkohno_abbr: ありがちな有用性の話が多いですよね。もっとHow to make it の部分を問う必要ある RT @yoshihirohorii …そういうのを一切「無視」した案の横行
2011-03-01 11:28:29そうです。僕が学生のころはカーテンウォールとかサッシュのディテールまで描かされたんですが、最近はやってないんですかね。RT @yoshihirohorii 空間の運用方法はもちろん大事だと思いますが、工作方法も同様に大事ですよね。
2011-03-01 11:32:45テクトニックへの関心が薄すぎる、とはDiploma京都でも桑沢卒制展でも感じたな。 RT @yoshihirohorii: どうやって納める(=部材と部材の取り合いを解決する)のかとか、新規開発も含めて技術としてどう解決していくべきなのか、という視座が盛り込まれてない案は、...
2011-03-01 11:30:27ちなみに僕が学生によく言ってるのは「アイデアはいいけど、一体どうやってそれを作るのか、素人なりで構わないから常に考えて」ということ。これ、物凄く大事。相手が低学年でも、僕は常にこれをしつこく言うよう努めてるつもり。で、今後はこの姿勢を強化するつもり。
2011-03-01 11:31:23素人なりでいいから仕組みを考案する → いまいち想像したのと違う → 似た実現例を調べ学ぶ → でも自分が思ってることと少し違う → 発明する こういうサイクルが「工学」じゃないかと。
2011-03-01 11:33:38同感。それがあると見てもわくわくする。 RT @yoshihirohorii 素人なりでいいから仕組みを考案する → いまいち想像したのと違う → 似た実現例を調べ学ぶ → でも自分が思ってることと少し違う → 発明する こういうサイクルが「工学」じゃないかと
2011-03-01 11:36:16まもなく新学期なんで、現場で学生の指導にあたる立場にある全ての皆さんに、このことを提案したいですね。ここで重要なのは、すでに解決している施工方法などに、あまりに凝り固まり過ぎないことなんですが、まぁこれは試行錯誤を繰り返して行くしかないでしょう。
2011-03-01 11:36:42重要なのは、常に発明的な態度を維持し続けること。もちろん発明なんてそう簡単にできるワケないけど、自分のアイデアを、具体的にはどうやって実現するか、を常に念頭においているかいないかで、教員とのディスカッションの内容も仕方も変わって来るかと。たぶん、スタディの仕方も違ってくると思う。
2011-03-01 11:40:42ちなみにこれ、歴史系でもまったく同じです。こと建築における歴史というのは、文字通り、技術の歴史なんで、そこんとこ、非技術系の先生方も、強く意識していただけると、文系建築 VS 理系建築、みたいな無意味な対立と離反を減らせていいかなと。
2011-03-01 11:43:41そうすっと、やおら工法(構法)の先生の役割が重要になるんですが、自分の学生時代を思い浮かべると(そして現在の先生方の顔を思い浮かべると)、この種の人達は、さっき書いた問題(=すでに解決している施工方法などに、あまりに凝り固まり過ぎ)に陥る傾向があり、ただの抑圧になってしまう。
2011-03-01 11:47:17んで、これはその反動として、そこからの離反を生むだけになってしまって、けっきょく技術的な視座を獲得することから、設計の現場というかアイデア醸成の現場を、無技術的な環境に追いやってしまうと思う。
2011-03-01 11:49:28なので、工法/構法専門の方々は、現存の技術をパッケージ的に扱ったりせず、常に解体・解剖し、その技術がどこから来たのか、どうしてそこに落ち着いたのか、そういうことを教えてやるようにして欲しいと思う。そうでないと、これから自分で作ってこうと思っている若い連中の興味を惹かない。
2011-03-01 11:51:10@tatsuoiso 教えている建築家の側は、自分では分かっているからついそこを飛ばすんですよね。子供の目線で、じゃないが、アイデアの背後にあるはずの(というかなくちゃならない)技術的裏付けを、学生と一緒に探っていく行為こそが、日々のエスキースの場面になるといいかなと思います。
2011-03-01 11:55:41実際卒業して設計始めたら、いきなり求められますもんね。RT @yoshihirohorii 空間の運用方法はもちろん大事、工作方法も同様に大事ですよね。 RT @hkohno_abbr ありがちな有用性の話が多いですよね。もっとHow to make it の部分を問う必要ある
2011-03-01 11:33:32実務上必要という理由以上に、テクトニックや納まりの考え方とか構造整合性との駆引きなどから案が締まったものになったり表現のクリティカルさが生まれることも多いはずです。 RT @s_tomokazu 実際卒業して設計始めたら、いきなり求められますもんね。
2011-03-01 11:36:37なるほど。確かに。RT @hkohno_abbr: 実務上必要という理由以上に、テクトニックや納まりの考え方とか構造整合性との駆引きなどから案が締まったものになったり表現のクリティカルさが生まれることも多いはずです。 RT 実際卒業して設計始めたら、いきなり求められますもんね。
2011-03-01 11:39:04↓たとえば、重力に対する感覚とか。キャンティレバーにしたり材をミニマムにしたりするにしろ、そういった駆引きがあってこそ生まれる表現の緊張感や飛躍というものがある。材料に対する感覚も同じ・・「普通にやったらこうなっちゃう」ところをひねるセンスとか。「どう作るか」を並行して鍛えよう。
2011-03-01 11:45:35http://mbostock.github.com/d3/ こういうレベルか。。そういえば佐藤淳さんに自作解析プログラムについて懇親会でいろいろお伺いでき参考になりまくった。とても気さくな方だ。飛行機や宇宙船、ヨットが大好きでわくわくお話される工学少年(すみません!)
2011-03-01 11:44:24佐々木さんの講演会でも数学のこと話しているときは楽しそうだった。技術や数学にある種のギーク感をもたれている感じは佐藤さんと共通されていた。佐々木さんは木村さんの数学ギーク感も語られていた。
2011-03-01 11:45:37@hkohno_abbr ハンド許したらサッカーじゃない、というギリギリのルールで、華麗な技を競うわけですもんね。僕に言わせると植栽も同じなんですよねえ。しばしば軽んじられているけれども。
2011-03-01 11:49:11なるほど。RT @hajimebs: @hkohno_abbr ハンド許したらサッカーじゃない、というギリギリのルールで、華麗な技を競うわけですもんね。僕に言わせると植栽も同じなんですよねえ。しばしば軽んじられているけれども。
2011-03-01 11:50:17プルーヴェという絶対的なレビュー先があるのでそのあたりは迷わないで頑張れる。ただフォローするのではない。僕のもてる状況を照らし合わせ、いま、彼だったらどうするかから始まるデザイン=設計。設計は何も形の話でなく応力への設計、材料コスト・施工効率設計、環境性能設計すべて包括する言葉
2011-03-01 11:51:01