90年代のシンフォニックパワーメタルに垣間見るクイーン遺伝子あれこれ。

Queen遺伝子探究堂 @DNA_Queen

90年代後半はクワイアを多用した良質なメロディックパワーメタルが数多くあった。QueenⅡの絵空事世界をRPG的に濃密拡大したのがイタリアのRhapsodyだ。デビュー作で度肝を抜かれたっけ。 Legendary Tales youtu.be/qmxCy0NH-eM

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98年にRhapsodyが発表した2ndの『Symphony of Enchanted Lands』はメロディックシンフォメタルの極みとも言うべき一枚だ。この架空のドラゴンサーガは日本のアニメやRPGから強い影響を受け与えた。 youtu.be/gz98MWnvyM0

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Rhapsodyが04年にエメラルド・ソード・サーガシリーズの集大成として発表した『Tales from the Emerald Sword Saga』。超濃厚な原液2000％のシンフォメタルはイタリアの血と混ざり暑苦しすぎる‼ youtu.be/qYZPdGrB9YM

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90年代のイタリアンシンフォの暑苦しさは70年代から連綿と受け継がれている“イタリアンプログレ”のそれに酷似している。NEWTROLLSの『Concerto GrossoⅡ』収録の「Le Roi Soleil」はRPG世代必聴。 youtu.be/cDbba2BkMdg

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93年にブラジルサンパウロから出てきたAngraも、当時のシンフォメタルブームの火付け役。Voアンドレ・マトスのハイトーンが冴えまくる『Angels Cry』は超名盤だ。ケイトブッシュ嵐が丘のカヴァーを含め隙のない一枚だ。 youtu.be/Ih1RelU1cQw

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Angraが2014年に発表した『Secret Garden』には、ラプソディ初期のVoファビオ・リオーネが加入しているのに驚いた。イタリアとブラジルという隔たれた地の二つのシンフォメタルバンドの融合。同じラテン民族の為せる業か。 youtu.be/0wIqIRK5ynM

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98年にジャーマンメロディックシンフォメタルの雄ことBlind Guardianが「Mirror Mirror」を発表。ひた押しに押す、カールオルフも真っ青の推進性を伴った楽曲は如何にも鋼鉄なドイツらしい感動的な一曲だった。 youtu.be/1AfNOKQdY-U

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2002年にBlind Guardianは『A Night At The Opera』というQUEEN世紀の名盤と同名タイトルを発表。あくまでメロディックパワーメタルのクワイアコーラスをベースにオペラ的表現をしてみせた。 youtu.be/B84WS-WcQcM

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2003年に南米チリから発売されたBarroquejonの『指環物語』をモチーフにした一枚。トールキンの世界を表現しているなど、ブラインドガーディアンからの影響も伺える。サウンドは一人で作成しているとは思えない濃密な世界感。 youtu.be/Zp3txBKGw4A

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99年にスウェーデンからデビューしたA.C.T.は、ポップなメロディックパワーメタルとして独自の存在感があった。現在のムーン・サファリの原型のような。メタルなジェリーフィッシュと当時評されていました。　Hippest Flop youtu.be/nwaN3yaBsOA

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