@uchikobaさんのプロジェクト炎上話

@uchikoba

@cz75hiro このときクライアントから提出されていた障害票が、以前話題になった、「いくつもの現象が記入された障害票」だったのです…

@uchikoba

@cz75hiro 自分のPJが収束しつつあったので、技術サポートという形でメンバーや元請けSEらからの質問に答えたりしていたのですが、再現手順の確認などクライアントにこちらから連絡したりするようになってしまい、なし崩し的にPJに関わることに…

@uchikoba

@cz75hiro 僕がこのPJに関わった頃、着手から4か月が経過していました…クライアントからは「2か月で出来るんじゃなかったのか！」、「我慢して待って、やっと納品されたと思ったらこんな出来か！（UIバグ満載、帳票出力出来ず）」といった怒号しか聞こえない進捗会議に出ることに…

@uchikoba

@cz75hiro UIの方は現行アプリに使用されている3rdパーティ製コントロールと今回の.NETの標準コントロールで仕様が異なるから、とお茶を濁しつつ、帳票の件についてはジャンピング土下座（何故か僕が）して、何とか再度見積もりを取らせてもらうことに成功

@uchikoba

@cz75hiro 帳票は意外と種類が多く、そのほとんどが業者やお客様向けの請求書の類、請求のパターンも多岐に渡ることから、帳票部分だけで仕様解析・移植・テストの10人月として見積もる。あらゆる手練手管を駆使し、この見積もりを通すことに成功ｗ

@uchikoba

@cz75hiro 帳票の見積もりが通り、再受注という形になったとき、それまでPMだったD・EのSE2名がPMから降格、何故か社長がPMに…そして、何故か何故か「作業の進捗がお客様に見えるようにするために、作業場所をお客様社内に移す！」とか言い出す

@uchikoba

@cz75hiro このときは、妻の出産に立ち会っていたためにこの決定を知る機会がなく、後日会社に出社するとメンバーが誰もいなくて、クライアント先へ『常駐』していることを知らされましたｗ

@uchikoba

@cz75hiro …で、クライアント先へ行ってみると、B・Cが泣きそうな顔でデバッグ中、D・Eが魂の抜けたような顔でテスト中、元請けSEが鬼の形相で検収中、という絵に描いたような地獄絵図が繰り広げられていました…

@uchikoba

@cz75hiro 僕は子守りがあったため1週間の休暇を取り、休暇中に帳票機能の仕様をざっくり調べ上げたのですが、クリレポを使った帳票とExcel帳票がごっちゃになっていて何ともカオスな感じ。休暇中にクリレポの手配をPM（社長）に依頼していたのですが、案の定手配していない…

@uchikoba

@cz75hiro 進捗報告の場でその内容をそのまま伝えたところ、クライアントが速効でクリレポを手配してくれることに（この頃、クライアントは異常なまでに僕に協力的でしたｗ）。Excel帳票は社長が「ウチの手の空いてる人間にやらせます」というよく分からない発言をして誰かがやることに

@uchikoba

@cz75hiro 当時の会社はPJメンバー以外は全員、派遣で出ていて、「手の空いている人間」というのは存在せず、派遣で出ているメンバーが派遣先の業務が終わってからクライアント先まで来てExcelのマクロを組んでいました…マクロの経験がある総務部長までが現場へ駆り出される始末…

@uchikoba

@cz75hiro クリレポは僕がまったり作ってたので遅々として進まずｗ Excel帳票の方は、仕様を見直しながら基盤部分を実装してあったのでサクっと作ることができ、クライアントへの提供もスムーズにできました。スムーズ過ぎてクライアントの欲求を刺激してしまったのですが…

@uchikoba

@cz75hiro Excel帳票が思いの外順調に行っているように見えたせいかクライアントから追加の帳票の依頼があり、PM（社長）が独断で受けてしまいました…「納期遅れで迷惑をかけている以上、お断りするわけにはいかない！（ｷﾘｯ」という良く分からない理由で仕様が追加されることに…

@uchikoba

@cz75hiro 良く分からないままやることになった機能追加が他を圧迫しそれまで順調に見えていた帳票機能の実装も一気に雲行きが怪しくなってきました…本来ならクリレポを使った帳票のテストに充てるはずだった工数を追加分に回してしまう形になったために一気に僕の負荷が増すことにｗ

@uchikoba

@cz75hiro この時期に中堅SEのE（ブランク6年の方）がリタイア（退職）…Dが別PJを掛け持ち（社長に支持による）…サブマネとして別な中堅SEを派遣契約終了と同時に投入（それまでほぼノータッチ）…僕の前PJのクライアントからも追加要望が来るという、またまたカオスな状況にｗ

@uchikoba

@cz75hiro そんなカオスな日が数日続いたある日、クライアントから「ウチの社内じゃなくても作業できるでしょ、出ていってくれないか」と、「いつまでも人の会社の電気使って開発してんじゃねぇよゴルァ」をやんわりと伝えられ、今度は元請けのオフィスで開発することに

ヒロ @cz75hiro

@uchikoba うわーと思うのを通り越して面白くなってまいりましたｗ

@uchikoba

@cz75hiro 後日クライアントの担当者と話をする機会があり、「やっぱり御社の経費で開発してたのが原因ッスかねー」って聞いてみたところ、その方曰く「あなたや、Dさんが別なお客さんとのやり取りでウチに来ない日が多くなったでしょ。あれで上がキレちゃって」ってなことだったらしいです

@uchikoba

@cz75hiro 僕やDが不在だと、新人2人とオッサン10数人が右往左往しているようにしか見えず、クライアントの社員からは「あの人たちは何をしにウチに来ているんだろう？」と白い目で見られていたそうな…

@uchikoba

@cz75hiro 開発場所を元請けのオフィスに変えてから、元請け側の担当者も変わり、うちのPM・サブマネとセットで「究極のYesマン三人衆」となってグダグダっぷりが更に加速されることに…

ヒロ @cz75hiro

@uchikoba 当初の疑問であった「このPJで幸せになった人はいるのか」という焦点で考えると…まぁ言わずもがなでしょうか。クライアントも元請けも@uchikobaさんの所もみんな赤だったのでは

@uchikoba

@cz75hiro 企画の打合せに引っ張り回されてて顛末をグダグダ書いていたらこんな時間ですか…ｗ 結論から言うと「死屍累々」です。僕がいた会社だけでも1,500～2,000万ほどの赤だったので、元請けやクライアントは目も当てられない状況だったと思います。

@uchikoba

@cz75hiro 僕は見積もり依頼が来た時点で「受けるべきでない」と言い続けていたので特にペナルティを受けてはいませんが、関係した役職付きの人は社長を除いて、全員降格させられてましたねぇ。新入社員のBはこのPJで嫌気が差したのか、PJ収束直前で退職しちゃいましたし。

ヒロ @cz75hiro

@uchikoba 終わったことを蒸し返すのはアレですが、どこで下手打って無ければPJがうまくいってたんでしょうかね。色々考えさせられます

ヒロ @cz75hiro

@uchikoba 例えばVB6でのシステムと同機能を.netで、と言った元請けのネガティブなビジネス提案。同機能云々は置いといて、それを受けた時の下請けの見積もりと要件定義。等々問題が埋まってそうな箇所があったかと