ノベルの書き方を考えるエミネムさんbotの質問コーナー(2017/01/14)

人気創作bot、ノベエムさんが質問コーナーを開いていたのでまとめました。
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綾部卓悦 @Takuetsu_Ayabe

@novelunkoman ゆっくり咀嚼してみますが、まずは自分で自分を縛らないように気を付けてみます。お返事ありがとうございました。これからもお世話になります。

2017-01-14 23:45:04
日向 サトシ @book_3104

@novelunkoman アクションシーンを書いてみたいのですが、どう書いたらよろしいですか?

2017-01-14 18:25:53
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@book_3104 ざっくり"アクションシーン"と言うってことは、パルクールのようなものではなくて"戦闘シーン"をイメージしてるってことかな。 「こう書けばいい」と答えてしまうと窮屈だから、「どの辺がアクションを書く醍醐味」かを整理してみるか。続

2017-01-14 18:33:26
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@book_3104 文芸でアクションを描写する特徴は、まず「シークエンスを如実に描くことができる」というところだろうか。 戦艦の発進シーン、マニュアル車のクラッチ操作、呪文の詠唱などの細部を淀みなく並べると、読み上げるだけで自分も同じ動きをしているように錯覚されて楽しい。続

2017-01-14 18:38:20
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@book_3104 その代わりに、他の媒体よりも詳しい考察や取材が必要になるから「少しの失敗で空想科学っぽさが頭を出して萎える」こともままある。文章として表現すれば、論理の破綻を見つけることは容易い。 中々にピーキーなもんだ。リライトにも気合が入るのもこの辺りだな。続

2017-01-14 18:41:48
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@book_3104 勿論空想科学に拠る戦闘シーンを書くのもまた悪くない。大事なのは「リアリティ」ではなく「ビリーバビリティ」だ。続

2017-01-14 19:12:12
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@book_3104 "現実ではこうだから"という理由で表現を狭めると、ひどく味気ないシーンになってしまうこともある。 直ぐ様おかしいと指摘されない程度に整合性を保てば、「楽しい」と思わせることには何の問題もない。 「自分の宇宙ではこうなる!」と決めてしまうことが大事だな。続

2017-01-14 19:14:42
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@book_3104 先ずは厳密に決めることなく、「◯◯に近い感じのアレがやってみたい!」と大まかな輪郭を決めてみろ。何度となく試作を重ね、フィーリングを頼りに変更していけば自ずと魅力的な戦闘になることだろう。 沢山の例も吸収しつつ、楽しく頑張ってくれ。

2017-01-14 19:17:31
日向 サトシ @book_3104

@novelunkoman ありがとうございました。エミネムさんにリプをいただけるとはまるで夢のようです。頂いた言葉を宝として、挑戦していこうと思います。 また、質問させていただくことがあるかと思います。 その時もよろしくお願いしますm(_ _)m

2017-01-14 19:20:41
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@book_3104 いつでも来てくれ。宝とまで言ってもらえて、こちらも恐縮の至りだ。

2017-01-14 19:26:30
黒田渚 @KosugiRan

@novelunkoman いつもお世話になります。新人賞を目指しているので長編を書くべきなのですが、完成に半年ほどかかります。ストーリーやキャラ作成の向上には、やはり短編で練習してサイクルを回すべきなのでしょうか? それとも短編と長編はぜんぜん別の競技なのでしょうか

2017-01-14 18:47:10
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@KosugiRan 基本的に俺は「短編は長編のさわり以外をミニマム化させたような感覚」という意見だ。 短編を完成させるサイクルが多い人は、長編でもその経験を活かせるというのは間違いないと思う。 短編と長編との違いは微細だ。 一方で、この微細さが"最もキモになる"とも言える。続

2017-01-14 21:55:35
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@KosugiRan 短編と長編の違いをシンプルに整理してみると、「量の多さ」に収束してくると思う。 登場人物の数はもちろん、背景となるものの書き込み、モチーフの具体性、場面や展開の数もとにかく"多い"。続

2017-01-14 21:56:25
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@KosugiRan 短編において"両者に共通する基本的なこと"をおさえており、その応用をうまくやったにしても、「量の多さ」による混乱は避けられない。 これを少しでも少なくするための努力が、長編特有の部分として表れてくるだろう。 (前置きが長くなったな……)続

2017-01-14 21:57:08
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@KosugiRan 大きく分けて、 ○それぞれの要素への作り込みの差 ○そろぞれの要素との整合性 の二つだろうか。 前者においては、「プロット」「マインドマップ」「コンセプトアート」など。 後者においては、「アウトライン」「推敲」などの努力で定量的に取り組めるようにする。続

2017-01-14 21:58:34
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@KosugiRan 先ほど整理したのは技術的な点であって、他にも「長い間、"作品の完成"というイベントから離れてもメンタルを保てるか」などの努力も必要になるだろうな。 こんな感じだ。「全然違う競技」と言ってもいいが、厳密に見定めていくとこんな感じになると思う。続

2017-01-14 21:59:23
文章創作を考えるノベネムさんbot @novelunkoman

@KosugiRan 個人的には、短編には「基本的な要素の習熟」、長編には「外堀的な要素の習熟」のそれぞれの経験があると考える。 欲を言うなら、どちらも大事にしていくべきだと思うぞ。

2017-01-14 22:01:47
黒田渚 @KosugiRan

@novelunkoman ありがとうございます。だいぶ整理できました。心情的には、長編を書き終えると短編が書きたくなり、短編を書き終えるとその逆…という感じですね。ただそれだとなかなか反省と技術が積みあがっていかないので、どうかなと思うのですが

2017-01-14 23:11:59