[endless 山田正亮の絵画]講演会 石田尚志(映像作家・画家)+OJUN(画家)[メモ書き]

2017年1月15日(日)14:00-15:30 国立近代美術館講堂 http://www.momat.go.jp/am/exhibition/yamadamasaaki/#section1-3
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東京国立近代美術館 MOMAT @MOMAT_museum

【美術館】】明日1/15(日)14:00から石田尚志氏+OJUN氏による講演会を開催!申込不要・聴講無料・先着順です。詳細→ ow.ly/fGhA307T7VZ #山田正亮展 pic.twitter.com/vrkk2SxWMs

2017-01-14 11:50:16
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みそむーおでん @misoni_2013

endless 山田正亮の絵画 トークイベント「石田尚志(映像作家・画家)+OJUN(画家)」 2017年1月15日(日)14:00-15:30 国立近代美術館 momat.go.jp/am/exhibition/…

2017-01-15 17:51:53
みそむーおでん @misoni_2013

聞いてきたのでメモ書きをツイートします。 メモ書きはその場で話を聞き書き起こしており筆者の誤読等あり、発話者の意図と異なることもあります。

2017-01-15 17:52:54
みそむーおでん @misoni_2013

中林「企画担当は中林が行っている。現在アクティブに動かれてるO JUNと石田尚志を招いて山田正亮展のトークだが、なぜお二人よるトークなのかという声を聞いてる。

2017-01-15 17:54:21
みそむーおでん @misoni_2013

中林「横美や府中市美でコラボをしており、対談は初めてだそう。「芸術の授業」という著作にてO JUNと石田尚志の往復書簡が掲載されており、絵画、つまり描くことについて誠実で深い対話がされていた。

2017-01-15 17:55:15
みそむーおでん @misoni_2013

中林「絵を描く問題について、石田は映像…動画を中心に表現されてるが高校生の頃から油彩画を描いているし、画家のO JUNはずっとそれを考えてるだろう。そのため山田正亮の途方もない継続性などについて聞くことができるのではないか?

2017-01-15 17:55:56
みそむーおでん @misoni_2013

石田「なぜ僕、O JUNか?という声があるようだがそれは僕自身もそうだ。当初は書くことができないかとオーダーがありそれで中林論文や山田正亮のメモを見せてもらい、必死に見たがとても書けないな、と。またこの夏に大きな発表があり言葉と制作は別なので書くのに1~2年かかると思い断った。

2017-01-15 17:57:58
みそむーおでん @misoni_2013

石田「文字にする恐怖は大きい…しかし喋ることは残らない。活字やノートに書き付けるのはプレッシャーだから断ったのもありホッとした所、それならトークでとオーダーがきた。

2017-01-15 17:58:24
みそむーおでん @misoni_2013

石田「書きたいという欲望や考えてみたい方位はあったが、研究者でないし、画家で映像作家で書けないことを売りにしてるわけで。 でも画家がどのように画家を見るか…と。

2017-01-15 17:58:51
みそむーおでん @misoni_2013

石田「またO JUNは数少ない画家の知り合いだが、先の個展で5m四方の巨大な絵を描いて、その端っこに日記のような何処で何をみたという事が書かれものが展示されていた。 絵を描くことと文字を書くことを話すにはO JUN以外に思いつかなかった。

2017-01-15 17:59:52
みそむーおでん @misoni_2013

石田「O JUNは小説も書かれる。絵を描くことと字を書くことがO JUNさんはどこか重なっていて、それで山田正亮の背後の膨大な言葉をそれをどうご覧になるか知りたいと思った。 絵画批評や平面の事も大切だがそうでない話も大事で、そこでO JUNさんにお話をふった。

2017-01-15 18:00:52
みそむーおでん @misoni_2013

O JUN「秋くらいにこの話が来た。年齢は当然山田正亮が上で、自分の制作時期と合わせるとリアルタイムにすり合わせて見てきた体験はない。 彼の話をしないかとオーダーが来て面食らったが、作品のみならず膨大な制作ノートが残っておりその資料を事前に読ませてもらった。

2017-01-15 18:01:21
みそむーおでん @misoni_2013

O JUN「作家が作家を語るということ。画家は自由に絵を描いて良いが、自由に見ることだって良く、山田正亮は先輩だが彼の作品全体を見る機会をチャンスだと思い、彼の制作メモを繰り返し見ている。

2017-01-15 18:01:57
みそむーおでん @misoni_2013

O JUN「山田正亮は1929年生まれで私は1956年生まれ。 ちょうど僕の生まれ年にくねったような色面作品を作り始めていた。 僕は77年前後に大学入学してロマンティックなお絵かきしてたが、山田作品にふれることはなかった。

2017-01-15 18:02:25
みそむーおでん @misoni_2013

O JUN「学部や大学院生にもなれば山田正亮が美術雑誌に出て評論され評価されてるのを見ることになる。その時期に銀座画廊に行ったらどうかと意識の高い同級生に進められ見に行くとそこで初めてストライプ作品の小品をみた。画廊のヨネツウ?だったか。

2017-01-15 18:02:40
みそむーおでん @misoni_2013

O JUN「僕はアメリカ動向に疎くそこからの比較もできないのだが、印象深かった。気になり月一で足を運んだがだいたいストライプの作品だった。ロジックのような絵の具の膨らみ具合や筆触のブレが繰り返し繰り返し描かれれるのが、自分の制作とは違うので生理的に気になった。

2017-01-15 18:03:31
みそむーおでん @misoni_2013

O JUN「1978年の山田正亮はもっと先に行っていて展示後半の大きな作品。その時は佐谷画廊に変わっていてそれらの作品は美術雑誌に載る刷物やギャラリーそして美術館でも見たかな。でもそちらはぐっとは来なかった。最初に触れた山田作品であるストライプ作品に肌見に来た。

2017-01-15 18:05:03
みそむーおでん @misoni_2013

O JUN「その後僕はお絵かきを休眠?したり、浮き沈みもあって遠のいたが、そんな時に作文みたいなことした。山田正亮は膨大な制作ノートがありトークの資料として渡されたそれを僕は携帯にいれて繰り返し時々読み込んだのだが、制作ノートを綿密に緻密に書くのは何故だろうかと疑問があった。

2017-01-15 18:05:24
みそむーおでん @misoni_2013

石田「絵を描くのは言葉から距離を取ることだ。言葉で世界を作り・語りきれるのだろうが、僕は弁護士でも詩人でもないし映像や絵を作っているので、僕は可能な限り言葉から距離を取り作品を作る。作品タイトルすらつけるのに困っている。

2017-01-15 18:06:10
みそむーおでん @misoni_2013

石田「企画書は勤め先の大学であったり映像なので集団作業なため書くがのだが、(生徒には?)言語化せよと言いながら自分はそれをしてない。作業を始めていいく内になんとなく見えてくる。どれだけ言葉にしないかが勝負だ。

2017-01-15 18:07:15
みそむーおでん @misoni_2013

石田「しかし山田正亮の制作ノートにあるエスキース、透明感あり作品として美しい。こっちが先か(パネルの?)絵が先かなのかわからないくらい自立して存在してるようだ。並行関係に見える。欲望としては秘密のノートの書いてる途上のスケッチの喜びと、一方の油彩キャンバスの喜びは同等にみえる。

2017-01-15 18:08:21
みそむーおでん @misoni_2013

石田「描かかれる事と言葉がなぜ入ってくるのかが不思議だが、そうしなければ制作ノートは成立しない。 日記であり作品であり、公開することは前提になっていたんだろうけど(?)、しかしそれ自体は作品でないようなちゅうぶらりんである。そのことについて思い出すことがある。

2017-01-15 18:09:14
みそむーおでん @misoni_2013

石田「僕が教えてる大学はタマビだが、前任に鈴木志郎康がいた。1935年生まれでプアプアという詩が有名だが実験映画も作っている。

2017-01-15 18:27:16
みそむーおでん @misoni_2013

石田「鈴木志郎康は「15日間」という日記映画が有名。それは80年代の作品で16mmフィルムを前に1日あったことを喋ってるだけ。最初は緊張してるが15日で変容する。カメラと人との関係が変わるメタドキュメンタリー。撮る行為自体が作品を替えてしまう。

2017-01-15 18:27:35
みそむーおでん @misoni_2013

石田「その一方で日記も公開していた。ひたすら今日は何をしてたかを書いている。誰のために?何のために?日々の記録をするのかそれが不思議だ。極私的ラディカリズム、身体から始まるリアリティが彼の出発点だ。

2017-01-15 18:28:15
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