ラノベの続刊と電子書籍について
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書店での注文について
電子書籍の話ではありませんが、利便性など関わりもありそうなので。
「探している漫画が書店で見つからない。でも重版はかからない。」漫画のを読んで、店頭にあるけど見つけられない人も多いから店員に聞いてもらえないかなって部分を「店頭に置いてない本を」と漫画になっても誤読してる人が多いようなのを見て、読解力について考えてしまう
2017-01-08 17:49:13ちなみに、書店員さんに話しかけないでも店頭でほしい本を受け取れる方法を紹介するのも建設的じゃないかなっていうのはありますね。 大型書店だとそれぞれの公式サイトからできますね。たとえば丸善およびジュンク堂だとhontoからできます help.honto.jp/faq_detail.htm…
2017-01-08 17:51:51書店員さんに話しかけないでも店頭でほしい本を受け取れる方法その2は、Honya Clubで注文して、地元の書店の店頭で受け取る方法。 honyaclub.com/shop/default.a… honyaclub.com/shop/guide/faq…
2017-01-08 17:54:20Honya Clubは各地の地元書店の多くに対応しているので本来なら出版社が支援していいと思うんですが、使い勝手がわかりづらすぎるんですよね。書店も出版社Honya Clubもそこをもっと説明すればいいのにと、前から思ってます
2017-01-08 17:57:57たとえば神奈川県だと、Honya Clubで注文した本をこれだけの書店で受け取って店頭現金払いが可能 honyaclub.com/shop/store/lis…
2017-01-08 18:00:00そういう便利なサイトなのに、送料無料で自宅まで配送が~とか、そういうサイトに見せてしまってるのがそもそも良くないのではというのもあります。
2017-01-08 18:00:59Honya Clubのカードをレジ横のリーダーに通すと受け取り票が出てきて、それを店員さんに渡すだけでそのままお会計できる~とまでくるシステムが理想的ですねと、東海新幹線のEX-ICカード好きとしては思います
2017-01-08 18:03:53出版事情概要
出版社、取り次ぎ、書店のシステムが正直古いのは私も同感ですし、たとえばドイツは書店で注文すると翌日には届く、場合によっては朝の出勤時に注文して帰りに受け取り可能だそうなので、どうやってそれを実現してるか、日本でそれに近づける方法はないか~という模索が必要かとは思います
2017-01-08 18:08:09海外の出版事情の話をする、視察をするってときに、やり方がまずくて破綻したアメリカ見てるのがそもそもおかしい、比較的良好に出版も回っていて知識欲旺盛なドイツ含めたヨーロッパのいくつかの国を視察しようよとは思うんですよね
2017-01-08 18:10:47年末に動いた数の少なかった本は、今年に入ってから注文が来て倉庫から出して~で売ったとしても、まもなく電撃文庫の新刊、GA文庫の新刊とレーベル販売力の強いとこが出てくるので、統計的に確実に詰んでるので、感情論ではどうしようもないなーという感じ
2017-01-08 21:20:08棚を長く確保できるかは重要な問題で、千の魔剣は11月に出せるのをあえて1ヶ月ズラしましたね。11月の他レーベルを予想して明らかに分が悪いと判断、12月でこの内容なら年末にあえて勝負した方がいいって。結果としては、他社だったら一度に2回分の増刷かかる初速確保
2017-01-08 21:28:3712月は他の月よりは平台とかが確保しやすくて、予想通りいつもより少しだけ面積が多く確保できたのも良かったなという。あとは内容もちょうど読者さんのニーズに合ったのかなという。川口さんの文体もだいぶ調整したのと、色んな意味で面白いアシオさんがいい刺激を川口さんに与えてくれて。
2017-01-08 21:30:55レーベル販売力にもよりますが、この月は何しても絶対に初速確保できないって月も統計的にあるけど、それ言うと作家さんがやる気なくすので基本は言わない。代わりに、その作家さんのいいところを探そう、いつもと違うレーベル色の作品を出そう、というコンセプトでそういう月は計画
2017-01-08 21:32:41そんなときに、ろくに催促もしない、原稿編集もしないでぐだってスケジュール破綻させこっちに泣きついてきて、綿密な計画のスケジュールぶっ壊し、こっちの作家さんに大迷惑をかける他の編集者(しかも月1冊すら企画しない)がいたりしたときの、綿密に計画してる編集者の心境はお察しください
2017-01-08 21:35:36編集が落ち着いて作家と話をしたり喧嘩したりしつつ、イラストレーターさんともコンセプトなど細かく話あって本を作るの、ラノベだと月2冊かなって感覚。DTPとかも自分でやるの込みで。外注さんにあれこれ投げればもっと軽減するけど、それだとわからないことが残るので。
2017-01-08 21:47:50DTPとか全部自分でやってると作家さんのくせが編集で読んでるとき以上に掴めるので、いつもの○○さんだとここは××って形容も入れるんじゃないの? とか、これとこれがいつもより頻出語句になってるから削れなど、擬似的な偽作家モードに入れたりもしていいです。
2017-01-08 21:50:27ってなわけで、まあ色々と思い出深いあれとかそれとかのリミックス版が春以降にぼちぼち出るのでご期待ください。 時間がどうしても足りなくて本文が~イラストが~って箇所に手を入れて、イラストも差し替えたり、イラスト追加したりしてます。
2017-01-08 21:53:05電子書籍について
ここから本題
そっか、言葉が足りないか。 電子書籍はマイナス云々は、紙の方を買って、ですね。著者が続刊をなんとしても出したいと思ってる本なら。 シリーズが無事に完結した本を紙の本から置き換えてほしいな~と電子で出してる本は、むしろ買ってくれると嬉しいし作者も喜びます。
2017-01-09 19:36:10ちょうど、友人の作家に「新刊読みましたけど、ごめん、引っ越しが近い関係で電子書籍で買った」と謝ったばかりのT澤さん。 なお、電子で~と聞かれてもないのにこちらから言った理由は、電子版のみのエラーかもしれない箇所があったので、それを伝えておく必要があったからです。
2017-01-09 19:40:05続刊ラインの目安は結局、現物の本。 電書である程度売れても二巻の紙の本が書店でたくさん出る見込みに繋がらないなら企画にゴーサインが出ないものです。電書で安売りとかして3ヶ月かけて1000冊売れるよりも、書店で最初の一週間に400冊多く売れた方が有利。
2017-01-09 19:46:25