- xxx____mrt
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勢いと興奮をそのまま文にした物
入社してすぐの飲み会で偶然隣になった彼女 お互いカラオケが趣味だと分かり意気投合してそれから仕事が終わると決まって近くのカラオケボックスに2人で篭るようになる そういう中間淳太さんと彼女…
2017-01-25 00:04:14終電を逃してしまったら彼女が家に泊めてくれるし 職場ではボンボンだとか何とか嗤われて態と特別扱いされても彼女だけは普通に接してくれる 彼女だけが職場の中で唯一心を開ける存在だったし唯一信頼できる人
2017-01-25 00:06:51お互い好意はあるんだけど今の関係が1番心地いいし楽だからこの関係が崩れてしまう事を恐れて何となく過ごしてきたけど唐突に決まった彼女の結婚… 今までは何だって相談したししてくれたのに 付き合ってたなんて一言も言わなかったね
2017-01-25 00:09:59久々にゆっくり飲もうかって事でふらふらと居酒屋へ行き他愛ない話をするんだけれど「…歌いたくなってきた」『…俺も、』結局11時くらいからカラオケキメて…いつもみたいに終電を逃す…
2017-01-25 00:13:24べろんべろんに酔っ払って道歩きながら大声でaikoとか歌い始めそう 近所迷惑にも程がある まあイフの世界なのでもしジャニーズWESTっていうグループがここにも存在してたら ボンボンサラリーマン中間淳太さんには泣きながらきみへのメロディー歌って欲しい
2017-01-25 00:15:54好きだよ、好きだよ、きみのことがって突然隣で歌い出したら驚くでしょ 「中間くん酔い過ぎ〜」って肩組みながら彼女の家まで行く…
2017-01-25 00:16:47いつもみたいに玄関を開けて「ほら中間くん靴脱い、」辺りでどえらいキスしそう…して…泣きながらして…『結婚しよ、俺と…なあ、』とかわけわかんない事言って欲しい 彼女も彼女で酔っ払ってるから「…いいよお、」って言いながらどえらいキスをする 最高…
2017-01-25 00:19:08涙目になりながら(ていうか泣いてる)彼女を壁に押し付けてほしい 酔っ払ってるから(言い訳)「ふふ、壁ドン〜?」『せやで、』とかそういう馬鹿みたいな発言のオンパレードだとなお良し
2017-01-25 00:21:21小さい2人掛けのソファに寝転んでさあ 「中間くんここで寝てる時馬鹿みたいに口開いてるんだよ、」『馬鹿みたいってなんやねん』って笑いながら 煩い口を塞ぎそう 私の想像する中間さんあるある 煩い口塞ぎたがり
2017-01-25 00:23:26朝3時くらいに目が覚めたらベッドには自分しかいなくて リビングまで出て窓の方見たら真っ白なシャツ羽織った彼女が煙草吸ってる… 窓越しの中間くんに気付いた彼女が申し訳なさそうに携帯灰皿に煙草押し付けてから手招きして 中間くん優しいから床に転がってたブランケット持ってきてくれる
2017-01-25 00:29:42『そんな格好で外出るなや』「え〜別に大丈夫だよここ10階だし」アホか、ってデコピンしながらブランケットを羽織らせてくれる中間くん リアコにも程がある
2017-01-25 00:31:12「中間くんが昨日歌ってたやつ誰の歌?」『昨日?カラオケで?』「違う、ここ来る時…好きだよ好きだよって…っふふ、」『何やねん良い歌やろ』「好きだよ、好きだよ、」ここから2人でハモりだしたら泣く きみへのメロディーは名曲
2017-01-25 00:35:09一言が言えずにいた2人悲しすぎる 彼女の左手の薬指に光る婚約指輪を見つめながら中間くんが『おめでと、』って笑うと彼女は「ありがと、大好きだったよ」って笑って〜………、???
2017-01-25 00:37:54『知ってるわ、そうでもなきゃ抱かへん』「ふふ、中間くんってあんな顔するんだね」『どんな顔や、』「…秘密」知らなかったよ キスする時もシャツを脱がしてくれる時も めちゃくちゃに泣きながら笑ってた そんな顔初めて見たよ
2017-01-25 00:40:46中間くん今まではずっと苗字呼び捨てだったけどセックスの最中だけは名前で呼んでると思う 泣きすぎて喉えらいことになってるけど
2017-01-25 00:45:18ボンボンサラリーマン中間淳太さん 帰り道は彼女がわざわざ結んでくれたネクタイを緩めながらきみへのメロディー口ずさんでくれ 目に涙溜まるんだけど我慢してくれたらなお良し…
2017-01-25 00:47:56読める程度に纏めた物
耳を擽る彼の不規則な吐息、漂うアルコールの匂いで目眩がした。でもきっと、こうやって彼を運ぶのも今日が最後だ。そう思うと心なしか寂しくて、握り締めた手に力を込めた。「ほらもう着くよ」『ん〜…』溢れた欠伸も酒臭い。やっとの思いでエレベーターに乗り込めば、もうゴールは近い。
2017-01-25 02:39:18「っと、鍵…」動きの制限された片手でズボンのポケットを探ると、指先に冷たい物が当たった「見っけ、」勢い良く差し込み捻れば、愛しい我が家のお出迎えだ「中間くん、着いたよ」『ん、う…』耳元に響く唸り声。早くソファへ下ろさないと私の肩がそろそろ限界を迎える。
2017-01-25 02:39:32足を器用に動かしてパンプスを脱ぎ捨てると、開放感に浸る間もなく彼を誘導した「ほら、早く靴脱い」突然肩の"荷"が下りた。そして溢れ出す言葉は呆気なく塞がれてしまう「っん、」口内に広がるビールの苦味。歯列をなぞる舌は熱くて「な、か…」『…っ、なあ』潤んだ瞳は宝石のように煌めいていた。
2017-01-25 02:45:12『結婚、しよ…』柔らかな微笑みと言葉。きっとお酒のせいだ「…ん、ふふ」『なんで、笑ってるん…』「わかんない、けど」真っ赤な頰を両手で包んで、引き寄せた『けど?』これもお酒のせいにしてしまおう。朝になったら全部無くなるから「いいよ、結婚しよ」在るはずのない未来へ、想いを馳せた。
2017-01-25 02:49:30