ACT全国研修会について @Bethelnoie さんのつぶやき

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べてるの家 @Bethelnoie

ACT全国研修会開幕。全国でACTを実践している団体が活動紹介しています。(伊藤)

2017-01-28 11:07:59
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)山梨学院大学の竹端寛さんの講演「精神医療の枠組み外し」。精神医療はこれからは自分の行為の全てを注意深く観察するのが大事。相手を通じ自分が何を学ぶか、自分が何をわかってないかを知る事が大切。当事者の方が薬の飲み心地などはよくわかっている。(伊藤)

2017-01-28 11:58:08
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)「どうせ」「仕方ない」とわかった振りをせず、なぜ仕方ないとされるのか、どうすれば変える事が可能なのかを考え続けるのが肝要。ACTに関心のある人はその事を問う事ができる印象が私(伊藤)にはある。(伊藤)

2017-01-28 12:07:24
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)枠組み外しをする中で、自分は何を実現したいか、どういう定めかという「私への問い」から、どうせ、仕方ないから脱する旅が始まる。リカバリーは夢を「持ち始める」「追い求める」「生きる」の3段階。支援者も夢を持ち始める事から始める事。(伊藤)

2017-01-28 12:21:45
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)これからの流れはニーズの特定からニーズの変容へ。ニーズは不確実、動的。患者と共に悪循環の構造と出口を探る。ニーズ変容アプローチはオープンダイアローグの源流となったもの。家族やネットワークの不全にも介入する。(伊藤)

2017-01-28 12:35:50
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)患者のリカバリーは病気を生きる苦労の最大化ととらえる事。「彼は悪い子だ」ではなく「トラブルはしつこくこの子に付きまとっている」というとらえ方。これを外在化という。(伊藤)

2017-01-28 12:41:06
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ニーズへの適応はクライシスを乗り越える新たな物語を作る。バザーリアいわく、「病気ではなく苦悩が存在する」。苦悩に共同で関わる時改革が生まれる。「自由こそ治療だ!」を日本で実現するには自由放任でなく関わり方を変える事。(伊藤)

2017-01-28 12:50:19
べてるの家 @Bethelnoie

午後から参加している分科会はユマニチュード。食事をとれなかったり入浴を拒否する人が声かけをしたり肌に触れたりする事などでこちらの言う事を受け入れるようになる。魔法ではなく具体的な技術に基づいた方法。(伊藤)

2017-01-28 14:18:11
べてるの家 @Bethelnoie

次の分科会はオープンダイアローグ。斉藤環さんの話。オープンダイアローグは、ただちに支援する、人間関係を重視する、フットワークが軽く融通が効く事、責任、心理学的連続性、不確実性への耐性、対話主義の7つの原則からなる。べてるで行われている対話がフィンランドでも重視されている。(伊藤)

2017-01-28 16:04:58
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)日本でオープンダイアローグが注目される理由は「対話」で急性精神病が改善・治癒する点、薬や入院を極力使わない点、診断や治療方針に固執しない点、治療チーム重視、治療者全員がセラピストとして平等な点、スタッフMTもカンファレンスもない点など。(伊藤)

2017-01-28 16:10:19
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)基本的には頻回のMTと安全な対話によりオープンダイアローグは構成される。最初の質問は家族や関係者の発言の機会を最大にするため可能なの限り開かれたものに。そのため前もって目的やテーマは決めない。病的な発言に興味と関心を持って会話する事も。これもべてるに通ずる。(伊藤)

2017-01-28 16:15:55
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)オープンダイアローグの重要な要素に「ポリフォニー」がある。単一の意見が場を支配しない事と斉藤さんは理解。(伊藤)

2017-01-28 16:31:19
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ACT-Kの高木俊介さんはオープンダイアローグや当事者研究が病棟で広まるには社会の改革が必要と話す。ACTをしているとオープンダイアローグ的考え方は当然とも言う。だが日本のACT自体が病院の門前アウトリーチになっているとも危惧。(伊藤)

2017-01-28 16:59:05
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)斉藤さんは高木さんの考えにほとんど同意。制度が変わるまではできる事はオープンダイアローグごっこ。地域で抱える事ができる事が理想。最初は制度と並行して行うと良いという。極端な話、再発したらすぐ本人の前でMTが開けると再発率が下がる。(伊藤)

2017-01-28 17:07:44
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)伊藤順一郎さんはシステム改革が叫ばれる一方で、当事者や家族の物語から始まる、病気に引き戻さない対話が必要と話す。地域で危機介入の時に出る会話はそれとは違うもの。強制入院をなくす事をゴールにと話す。(伊藤)

2017-01-28 17:16:48
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)当事者研究はオープンダイアローグ同様に当事者同士で話し合い、周囲がそれを邪魔しない構造と伊藤順一郎さん。(伊藤)

2017-01-28 17:27:13