ピアサポートに関する伊藤さんのつぶやき(リカバリー全国フォーラム2018)

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べてるの家 @Bethelnoie

リカバリー全国フォーラム2018始まりました!この会は今年で10年目になります。(伊藤)

2018-09-16 10:09:54
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)基調講演「当事者とピアスタッフが進めるリカバリー志向サービスに向けて-アメリカの現状からみる日本の可能性-」始まります。聖学院大学の相川章子さんのお話です。この会はピアやリカバリー志向について話題になる事が多いです。(伊藤)

2018-09-16 10:15:07
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ピアサポートの始まりは1830年代にピネル医師が病院で元患者を雇用したのが始まり。1950年代の公民権運動を経て1968年のエド・ロバーツの自立生活運動に。80年代にはコンシューマー・サバイバームーブメントが起こり(続く)(伊藤)

2018-09-16 10:29:40
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)2000年代にジョージア州認定ピアスペシャリスト制度が創設。日本は1983年に札幌で当事者運営の作業所のすみれ会が開設。2001年には地域生活支援センターにピアカウンセリングが。その後大阪でピアヘルパーが養成されたりWRAPが導入されたりした。(伊藤)

2018-09-16 10:34:30
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)リカバリー志向のサービスはリカバリーの契機となる要素をサービス利用者が豊かに経験できる土壌となる事。また、リカバリーは精神保健福祉サービスシステムのあり方を問い直し変化を迫るもの。相川さんはリカバリー志向の「言葉」の必要性を説く。これは私も共感。(伊藤)

2018-09-16 10:41:06
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ダニエル・フィッシャー曰くリカバリーにとっての障害は「私達はリカバー(回復)しないと多くの人が考えている事」。(伊藤)

2018-09-16 10:45:33
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ピアサポートのキーワードは「対等な関係」。リカバリーは今までの固定化した関係性の中にあった生きにくさに気づきそれを柔軟化しかつて築かれていた対等で自由な居心地の良い関係性を再構築する事。(伊藤)

2018-09-16 10:49:12
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ピアサポートの接着剤は経験の語り。当事者研究にも経験は宝という理念があるが中でも病気の体験やサービスの受け手の経験などピアとしてくくった共通する経験が大事。(伊藤)

2018-09-16 10:54:41
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ピアが経験を語る事のポイントは自分が語りたい事を語るのではなく相手のリカバリーの契機となる経験を適切に差し出す(語る)事。ピアスタッフという新たなポジションの確立で専門職には変わる事のできない専門性を持つ。(伊藤)

2018-09-16 11:03:18
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)日本ではピアスタッフは増加しているが各機関での役割は異なり、再発・辞職も少なくない。有効性・課題などは未整理。その中でピアサポート専門員機構や日本ピアスタッフ協会が生まれピアスタッフの養成や繋がりが強化される。(伊藤)

2018-09-16 11:12:33
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ジョージア州では全ての精神保健福祉機関に認定ピアスペシャリストが必置。コンシューマーによるロビー活動も発展しコンシューマーネットワークも組織化。(伊藤)

2018-09-16 11:16:47
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)相川さんはアメリカのリカバリー志向サービスである、フィラデルフィアの全ての職員がピアスタッフのサービス「ユナイテッド・ピアズ」や、「MPRS(ピアスタッフと協働で実施するリカバリー志向に基づくアウトリーチサービス)」を紹介。(伊藤)

2018-09-16 11:25:00
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)2010年以降アメリカではピアスタッフの効果で入院日数の56%減、非自発的入社32%減などの検証がされている。(伊藤)

2018-09-16 11:36:49
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)ピアとの協働のための環境尽くの要素として雇用方法の明確化、複数雇用、利用者の立場の保障(これはべてるでは保障されている)、研修・スーパービジョンの実施、リカバリー志向へのパラダイム転換などが挙げられる。(伊藤)

2018-09-16 11:40:14
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)まとめ。支援する・されるの固定化した医療・福祉の関係性の中で主体化していくためには関係性を柔軟化していく事。ピアサポートか鍵になる。多様な人と共に生きる時当事者の経験の語りが接着剤となり共に生きる橋渡しとなる。(伊藤)

2018-09-16 11:44:28
べてるの家 @Bethelnoie

訂正。先程のツイートは「非自発的入社」ではなく「非自発的入院」でした。(伊藤)

2018-09-16 11:48:59
べてるの家 @Bethelnoie

PMは未来語りのダイアローグの分科会に参加中。ピアサポートの望ましい未来を予想しダイアローグを通じて好ましい状況から未来を希望でつないでいくもの。ここでは本人・家族・支援者は対等な関係で話す・聞く事が重視されます。(伊藤)

2018-09-16 15:28:57