武蔵大学MMS研究会シンポジウム「今さらテレビ? 今こそテレビ?」(2017年1月28日)やや実況まとめ(個人用)
松本氏:ソーシャルビューイングは若年層のテレビ視聴に繋がるのではないかと考えた。そこで実験を行った。学生60人をソーシャルビューイングあり・なしで分けて動画視聴させた。動画視聴後、調査票で質問。
2017-01-28 16:13:12松本氏:調査結果。Twitterアカウント保有率は91.6%だが1日のツイート数は予想したほどではなかった。ソーシャルビューイングによって番組への評価には有用だった。しかし視聴の質は希薄化。
2017-01-28 16:16:15松本氏:ソーシャルビューイングを行う理由は番組が面白いとき、内容や感想を共有したいとき、暇なとき。若年層に対してソーシャルビューイングがテレビ視聴につながるためには、ソーシャルビューイングを行って楽しいと思える環境づくりが必要。
2017-01-28 16:19:15中橋氏:まず各講師の発表についてコメントをいただきたい。 鈴木氏:もっとも意見が違うのは私と西田さんなのでこれはコメントしなければならないだろう
2017-01-28 16:36:34鈴木氏は「ソーシャルメディアとテレビ視聴は相関関係ではあるが因果関係ではないかもしれない」「Yahoo!個人の記事はリツイートやFacebookでシェアされるよりYahoo!のトップに載るほうが影響が大きい」と主張。
2017-01-28 16:40:12これに対して西田氏「いまはどのネットメディアもトップより個々の記事のPVのほうが多い。Yahoo!は特殊。SNS上でのシェア数はシェアの行為をした人の数なので、実際に見られた数は一般にその100倍と言われている。シェアした人の中にインフルエンサーがいるかどうかも重要」
2017-01-28 16:45:16鈴木氏「シェアされても実際に記事を読まない人も多い。シェアされてもおもしろくなければしょうがない。だから西田さんと同じことを言っていると思った」
2017-01-28 16:49:41その後の西田氏の発言「調査でいつインターネットを使うかと聞かれると『夜』と答えることが多いが、実際にはスキマ時間にwebを見ている。朝7~8時の電車移動中のコンテンツ消費がとても多い。しかしマインドセットに入っていないので調査ではそう答えない」
2017-01-28 16:55:31討議の中で重要だと思ったのは西田さんの“スマホ上のいろいろな行動は計測できるようになったが、たとえばリツイートがポジティブなのかネガティブなのかはわからない。「おもしろさ」はブラックボックスになってしまっている。そこが計測できるようになるといろいろ変わってくるのでは”という指摘。
2017-01-28 21:25:04