中心市街地・商店街活性化における【数値目標】について。

活性化界隈では「PDCAを回す」ことが提唱されているが、いまいち論議が深まらない。 計画管理における数値目標の機能及び商店街活性化におけるあるべき数値目標について。、
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情報創発研究 @takeoquolaid

逆から言えば、「通行量の増大」を実現する事業群の取組をもって上位目標「経済活力の向上」が実現出来るか? ということがあり、そもそも、「経済活力の向上」のための事業として「通行量が増える事業」を選んでしまっているのではないか? という疑問が生じる。(任意の基本計画を参照あれ)

2017-02-04 11:13:48
情報創発研究 @takeoquolaid

基本計画のプラニング、マネジメント関係者は、一般に抽象性の高い概念について理解しようとか勉強しようとかの問題意識が欠落しているので、言っても詮無いことではあるが、PDCAがらみでまたぞろトンデモをつかまされたくないという商店街活性化方面は腹を据えて掛からないと。

2017-02-04 11:19:25
情報創発研究 @takeoquolaid

中活法に限らず、商店街活性化関係の施策は商業に関する包括・客観的な知識(以下「商業理論」)を前提にしないと成立しない。高度化事業でハコは作れるが、中に何を入れるかは商業理論に即して決定する、ということですね。 中活法における中心市街地活性化の定義は、当該市街地における

2017-02-04 11:23:50
情報創発研究 @takeoquolaid

「都市機能の増進と経済活力の向上(第一条)」。「経済活力の向上」については『基本方針』第7条に示されているとおり、高度化事業をはじめとする商業等の活性化によって実現するものとされている。(基本計画のプランナーは基本方針を読んだ形跡が無いのが一般的)

2017-02-04 11:29:31
情報創発研究 @takeoquolaid

基本計画第七章「経済活力を向上するための事業(「商業等を活性化するための事業)」はどのような事業ミックスとして展開されているか? 中心市街地の現状を踏まえれば、第七章は「商業集積としての機能の向上または再構築」という目標をかかげ、その実現を担保する事業ミックスが展開されるという

2017-02-04 11:34:38
情報創発研究 @takeoquolaid

構成が必然だが果たされていない。ここが基本計画蹉跌の真因ですね。 もちろん淵源は商業理論の不備ですがひとまず措いて)。基本計画が所期の目的を果たせない原因は第七章に集中している。既存の『基本計画』には「経済活力の向上」を実現するための事業ミックスが計画されていない。

2017-02-04 11:59:27
情報創発研究 @takeoquolaid

余談)テーマは商店街活性化とPDCAですが、このあたりを抜きにしては始まらない、というのが中心市街地活性化の問題状況ですね。迂遠なようだがこのあたりの検討をすっぽかして、PDCAだ、いやそうじゃない、と言い合っても仕方が無い。

2017-02-04 12:02:39
情報創発研究 @takeoquolaid

#PDCA 基本計画の基本は、所在の商業集積・施設群を一個の商業集積に見立てて再構築することによって「経済活力の向上」を実現する、というもの。このことが理解出来ない人は勉強不足。この点、「通行量の増大」派も異論は無いはず、通行量の増大の目的は経済活力の向上だから。

2017-02-04 12:15:37
情報創発研究 @takeoquolaid

ここで問題を確認しておきます。 商店街活性化の取組、計画を推進するにあたってPDOAを機能させるには(させないといけませんが)どのような計画を作るべきか、これは結論的に言うと、活性化計画を個店経営の日常業務にどう落とし込むか、ということです。 そもそも、商店街活性化の計画は、

2017-02-04 12:21:52
情報創発研究 @takeoquolaid

所在の地場個店経営の皆さんから「自店の活路が示された」と評価される内容をもっていないと「商業集積としての再構築」を実現することは出来ない。個店経営を放置した「商業集積としての再構築」はあり得ない。基本計画と個店経営の日々の業務のあり方を結ぶもの、これが無いと計画は空洞同然。

2017-02-04 12:26:47
商店街再生への道 @quolaidbot

商店街起死回生は、スタンプ事業の活性化から テーマ:「売れる売場づくり」が牽引するスタンプ事業再生への道 内 容: goo.gl/7DxZEw ご質問はメールで。

2017-02-04 12:45:18
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街―中心市街地活性化を #PDCA したければ、取り組む事業を個々の個店経営の恒常業務と直結するレベルで構築しないとダメですよ。取組を通じて個店の売り場が日々改善されていく、仲間との共同作業が加速するという仕組み。 もともとPDCAは恒常業務の改善に関わる概念ですからね。

2017-02-04 13:20:48
情報創発研究 @takeoquolaid

さて、本論に戻って。 『基本計画』第七章は、所在の商業集積・施設群を一個の商業集積に見立てて再構築することによって「経済活力の向上」を実現するための「事業及び措置」が体系あるいはストーリーとして展開されており、それらの事業群を実施する管理ツールとして「数値目標」が設定されている、

2017-02-04 13:26:09
情報創発研究 @takeoquolaid

構成になっているが、この体系が機能するためには、 1.「経済活力の向上」の中核は、「商業集積としての再構築」であること 2.「再構築」は街区内全商業施設に共通の目標だが、特に商店街―個店系絵にとっては、「競争力の根幹である業種揃え・店揃えの最適化」に密接にかかわる。(続

2017-02-04 13:30:05
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化を巡る「PDCA論議」はバカ発見のリトマス試験紙かも(^_^)

2017-02-04 13:31:36
情報創発研究 @takeoquolaid

訂正:個店系絵→個店経営 3.「業種揃え・店揃えの最適化」は「商業集積としての再構築」の下位目標、したがって、既存個店群も集積を構成する下位機能として相応の「業容の転換」が課題となる。 ということは、一直線です。 (このあたり、基本方針や整備改善活性化法当時の知識が必須。)

2017-02-04 13:36:37
情報創発研究 @takeoquolaid

すなわち、「経済活力の向上」の実現を目指す事業ミックスは、個店経営の業容転換を重点に編制されていなければならない。事業ミックスの進展度合いをPDCAするための目標数値は、個店経営の努力目標と密接に連携することが不可欠。数値目標達成を合言葉に個店群が自助努力・協働を展開する。

2017-02-04 14:01:43
情報創発研究 @takeoquolaid

設定すべき数値目標の要件: 1.経済活力の向上→商業集積としての再構築という上位目的と密接に連係し 2.個店経営の持続可能性の再構築→業容の改革改善の目標となり 3.中核となる事業の主要目的であること つまり、商業集積としての再構築を推進する上で必須の個店経営の業容転換を導きつつ

2017-02-04 14:17:55
情報創発研究 @takeoquolaid

転換作業の成果として実現される目標であることが必要。 恣意的に設定出来る目標では無い。 余談だが、平成16年の総務省レビューは数値目標の設定を勧告しているが、数値目標の要件については展開されていない。例示されている項目は数値目標としての要件を満たしていない。

2017-02-04 14:22:09
情報創発研究 @takeoquolaid

さらに、数値目標の要件としては: 4.個店経営の業容転換―持続可能性の再構築―客数✕客単価の向上を目指す「仮説―試行」と緊密に連携すること が不可欠。 商店街活性化のPDCAは、数値目標が個店経営の業容転換の仮説―試行と結合して始めて所期の機能を果たすことが出来る。

2017-02-04 14:31:19
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化を数値目標でコントロールするというなら、以上は当然の前提条件、目標はこれを踏まえて設定されなければならない。 数値目標は、商店街の組織―個店の恒常業務の推進で実現されるレベルで設定しないと、業務のPDOAが成立しない。 今現在設定している数値目標(通行量とか)は、

2017-02-04 14:36:58
情報創発研究 @takeoquolaid

活性化推進を導くPDCAのツールとして適切かどうか、関係者には検討されることをお奨めしたい。 商店街活性化の数値目標は、恒常業務を通じて達成される。恒常業務だから任意の時点(例えば毎月一回とか)で達成状況を測定し、所要の取組の改革改善が可能であること。

2017-02-04 14:41:39
情報創発研究 @takeoquolaid

目標は、個店経営の自助努力、相互作用、相乗効果として実現されるものでないと「経済活力の向上」を達成出来ない。 数値目標は、個店が「自分のこと」として達成を目指す数値と連結していないと所期の目的を果たせない。結局、基本計画そのものが商業者の自助努力と相即的な関係にあることが不可欠。

2017-02-04 15:34:46
情報創発研究 @takeoquolaid

#PDCA 謎解き・商店街活性化 中心市街地・商店街活性化、数値目標、通行量、賑わい創出、コミュニティの担い手、コンプかとシティ等々、錯綜する疑似専門用語から個店の繁盛と商業集積としての再構築を一体的・相即的に実現する【活性化への道】を構想する。 推理小説みたい(^_^)

2017-02-04 20:15:48