アレフガルド・タクティクス・オンライン ver5.31 グラを占領せよ！海賊国家ベラヌールの恐怖と政変の真相。

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アレフガルド・タクティクス・オンライン ver5.31 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー ルーサーとダルガンテ：ベラヌールの法務官と死刑執行人。二人は仲良し？

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これまでのお話 属州アリティア臨時総督ドルフレイ失脚！状況的には手元に軍隊があったので、まだやりようがあったが、内戦になるのは良くないからと一人で出頭し、略式裁判で処刑されてしまった。処刑前に「私は七度蘇って、この世に正義を為す」と言っていたが果たして？

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翌朝、総督府にて「ねえダルガンテ」「なんだ」「あれで本当によかったのかなあ」法務官ルーサーが昨日のことで悩んでる様子。今回の政変にはルーサーも一枚かんでいたのだが、本当に正しいことをしたのか気になってしょうがない「昨日の処刑のことか」「そうだけど」「処刑の手続きに不備は無かった」

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「いやそうじゃなくて」「法の運用のことか」「まあそれもなくはないんだけど」もどかしい。ダルガンテは陰謀に無関係だったし巻き込むのもアレだしとか複雑な心境なのだ「珍しく要領を得ない物言いだな、ルーサー」読者もよくわからないだろうし今回の陰謀の全容を見てみよう！「じゃあ説明するよ」

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今回のドルフレイ失脚劇の黒幕は、ベラヌール本国元老院だった。元老院と大商人たちは、期限付き属州アリティア成立直後から、なるべく早く富を吸い取ることをドルフレイに要請した。だがドルフレイは本国の意志とは真逆に真面目に戦災復興をし始めてしまい、乗り込んできた商人たちを片っ端から処刑。

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元老院議員の親戚も多数処刑したため、ドルフレイ排除の陰謀が巡らされた。そして現地のスパイとして密かに使われてた人たちの中にルーサーがいて、ドルフレイが総督府を留守にするタイミングをアリティア沖の海軍に伝えたのだ「だってさあ、元老院議員の親戚を処刑しまくってる時点でヤバいだろ？」

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「僕も加担してると思われたら命が危ないし」「俺は別にお前のことを責めてはいないぞ」「じゃあ君はどう思ってんの？」「法があり、罪があり、刑があり、俺がいる。法の運用について俺が意見することは、立場上、許されない。自分の意志で処刑を拒否するような真似をしたら、俺はただの人殺しだ」

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「・・・そうだよね、言うと思った」ルーサー、彼に相談するんじゃなかったかなと思ったが「ただ」ダルガンテ「今回の処刑で気になることが」「なんだい？」「処刑場でのドルフレイの振舞い、あれは、これから処刑される人間の様子ではなかった。そして最期の言葉」「七度蘇るっての？でたらめだろ」

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ゲームでは軽率にプレイヤーが蘇生するが、普通のNPCの感覚では死んだら終わり。ごく限られた偉い人は蘇生呪文をかけもらえるかもしれないけど、蘇るとかそんなに簡単なことではないのだ「しかし確かにそう言ったのだ。処刑人として、受刑者の最期の言葉は受け止めなくてはならない」まじめ。

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「そっか。でも七度蘇るなんて信じられるかい？僕は信じたくないけど」「常識的に考えれば、そうだな」まだなんかありそうな予感がすごいが、ひとまずドルフレイ編終了。彼の遺言が正しければ、残りライフがまだ7あるということで、今後、政治的腐敗のひどい地域とかになんか起こるかもしれない？謎。

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そのころイックスたちは「結局ドルフレイ死んだだけで終わったぜ」「マルス王子はやく来ないかな？ニッキーさんの日記だとグラの対岸まで来てるらしいけど」するとベラヌール兵がダダンダダンと募兵「属州巡察使はグラ遠征の兵士を求める」ジェイガン「方針が変わってますぞ」イックス「行こうぜ」

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早速応募して東国境に行くとモーガン将軍「聞いたよ。臨時総督処刑だって」「グラ攻めろって言われて来たんだけど」「ああ、急にそういう命令が来た。船が手配されるから、それで海峡わたるぞ」「対岸の部隊は？」「動きなしだ」するとベラヌールの船と、臨時で雇われた武装商船団が来て上陸戦準備。

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レイラの船もあり「また来てるぜ」「何か言ったかい？」「何でもないぜ。何しに来たの？」「ベラヌールに雇われてさ、急いでグラを攻めろって。アカネイア連合軍が来る前に占領するとか息巻いてたよ」「怖いぜ」マルス王子が近づいてるので、アリティアで荒稼ぎは諦め隣国から富を吸い取る計画らしい。

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そしてマルス王子たちは。モロドフ「王子、ラダトーム艦隊が到着しました。これでグラに侵攻できますぞ」「よし急ぐんだ！父上の仇、グラ王ジオルを討ち取り、祖国に凱旋するぞ」「「「ははっ！」」」アリティア騎士団の士気が高まる！グラ、挟み撃ちの危機！どっちに占領された方が幸せか考えよう！

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「アレフガルド・タクティクス・オンライン」つづく

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タグです #dqxtails 海運商業国家ベラヌールは、大英帝国のような海賊国家でした。王室の力は弱く、議会は資本家の言いなりで、海外の弱いところから富を吸い上げていくつもりのようです。グラ王国はたぶん18世紀のポーランドや20世紀の東西ドイツみたい分割されてしまうのでしょう。