これからの音楽の在り方を考える その1
- tomokitakahashi
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データはとってないものの、ライブを観に来てる人でも「実はこのバンドのCD/楽曲って買ったことないんだよね」っていう割合はここ2〜3年で高くなってるはず。それを嘆く人もいるだろうけど、それでもライブ観に来るモチベーションを喚起してるのは逆にすごいことなんじゃないかって気もする。
2011-02-19 16:07:30@tomokitakahashi その一面として、ライブに行くお金を確保するためにCDを買わない、という人たちについてはどう思われますか。
2011-02-19 16:10:12手段が合法的でさえあればアリだと思います。貸し借りやYouTubeなど実際に「タダで聴ける」環境の中、それでもミュージシャンへのリスペクトを金銭的に最大限可能な範囲で表明してるわけですから。RT @KurioTune ライブに行くお金を確保するためにCDを買わない、という人たち…
2011-02-19 16:17:57@tomokitakahashi なるほど。ずっと、ライブのチケットは売れるのにCDが売れないってどうなんだろうと思っていたのですが、そういうプラスな方向に捉えるのもありですね。リプライありがとうございます。
2011-02-19 16:23:15結局、「金がもったいないからCD買わない」とか「リスナーから金を取りっぱぐれないように厳格に課金を」とかいう双方の算盤勘定を二の次に追いやるくらいのインパクトのある作品が中核にないと、音楽シーンは回っていかない、ということに尽きるのではないかと。
2011-02-19 16:26:02昔はミュージシャンが自曲を広めようとすれば、ライブ演奏以外ではレコード/CDにする「しかなかった」。今はやろうと思えばプロアマ問わずYouTube等で無料で楽曲を発信「することができる」し、新たな形の伝播が可能になった。シーンの衰退は技術革新の結末では決してない。
2011-02-20 15:48:54もう1つ。「無料で楽曲を聴く世代」の台頭は「無料で楽曲を発信するミュージシャン」たちの出現を促す。そこに選択と淘汰が働けば、少なからぬ支持を集めるだけのクオリティを備えたアーティストも登場するはずだ。これはSFではない。
2011-02-20 16:26:16これは少しずれてる気がします@tomokitakahashi もう1つ。「無料で楽曲を聴く世代」の台頭は「無料で楽曲を発信するミュージシャン」たちの出現を促す。そこに選択と淘汰が働けば、少なからぬ支持を集めるだけのクオリティを備えたアーティストも登場するはずだ。これはSFではない
2011-02-20 20:09:44どうずれてますか? RT @tamuraryo: これは少しずれてる気がします@tomokitakahashi 「無料で楽曲を聴く世代」の台頭は「無料で楽曲を発信するミュージシャン」たちの出現を促す。選択と淘汰が働けば、少なからぬ支持を集めるだけのクオリティを備えたアーティストも
2011-02-20 20:55:34@tomokitakahashi 確かに90年代インディーのころなんかまではプレスしか不特定多数に届ける方法はなかったけれど、フィジカルの売り上げがまだあった分、一度プレスしてしまえばある程度ペイする力があったと思います。それは最終的な収支としては今のyoutubeでの配信と同じ
2011-02-20 21:15:40@tomokitakahashi かちょい赤くらいだったかもしれませんが、やはり金が回ってるのと回ってないのとは全然違うと私は思います。お金が回ってないと、わかりにくい説明ですがymo→デトロイト→ヒップホップと微妙につながってるニュアンスのymoの部分がなくなると思います。
2011-02-20 21:20:02@tomokitakahashi それはもちろんそういうビッグネームや大きな音楽産業の流れとしてではなく、もっと小さなレベルでです。でも今ニコニコとかにあるハイパー保守的な音楽とか、コミュニティ内のある種のしきたり(ボーカロイドの使用の推奨とか)をみてると、結局ネットが発展しても
2011-02-20 21:23:30@tomokitakahashi 尖った人は狭いコミュに避難する気がします。それはコミュが実店舗から移動しただけで何も変わらず、かつymoがいない閉塞した状況を意味するのではないでしょうか?もちろんSFではなく凄い人は出ますが、それは何時の時代にも出てる範囲で収まるのではと。
2011-02-20 21:28:23@tomokitakahashi これはもう既にそうなっている前提で動いているアーティストが西欧ではマジョリティだということに日本のアーティストの大半が気が付いていないことが問題だと思うんです。例えばRadioheadの新作は既にフルでyoutubeで聞けますが削除されません。
2011-02-21 00:53:41@tamuraryo 確かにコミュニティ内のルールに居心地の悪さを感じる人は、もっと狭いコミュに逃げ込んで終わりかもしれません。しかし(金が回らないからとはいえ)アマチュアで音楽を作る人の全員が全員「じゃあ曲をマスへ向けて発表するのをやめよう」と考えるとも思えません。(続く)
2011-02-21 01:05:41@tamuraryo そもそも金にならないのに何の得があるんだ、と言われるかもしれません。しかし、無料だろうと何だろうと、聴いてくれるかもしれない多数の人の前に(しかもビッグネームのアーティストと同等に)自分の楽曲を差し出すチャンスを、みすみす棒に振れるでしょうか?(続く)
2011-02-21 01:06:21@tamuraryo 自分の作った曲があって、発表「できる」状況は揃っているわけですから。僕はいずれ、「無料で楽曲を発表すること」自体を、今の音楽ビジネスに対するカウンター的表現と捉える人たちが日本でも出てくると思っています。
2011-02-21 01:07:07@tamuraryo 少し前に話題になったメリディアンローグというバンドは「楽曲は無料でメール配信」を打ち出しています。もっとも彼らの場合、月額500円のサポーター契約をすることが配信の条件なので、実質的には旧来型のファンクラブ制と大差ありませんが。(続く)
2011-02-21 01:07:42@tamuraryo ただ、それ以外にも今の日本の「楽曲(著作権)中心の音楽ビジネス」へのカウンターとして楽曲を無料で発表する人は出てくると思います。その費用をバイトで稼ぐ人もいるかもしれないし、「楽曲はライブのPR」と発想を転換させてライブと物販で賄うかもしれません。(続く)
2011-02-21 01:09:25@tamuraryo もちろん、相当クオリティ的にもピンキリであろうことは想像がつきます。何しろ、その楽曲にクオリティのフィルターをかけられるのは発表者自身しかいないわけですから。(連投すみません。まだ続きます)
2011-02-21 01:10:19@tamuraryo ただ、さっきも書いた通りそこには選択と淘汰が働くでしょうし、そもそもそういう人はコミュニティの枠組みなどどうにでも変えていくと思います。それによって「何時の時代にも出てる範囲」で「SFではなく凄い人が出」るのであれば、それはすごいことだと思いますが?(続く)
2011-02-21 01:11:02@tamuraryo CDが売れないのはYouTubeのせいでも違法ダウンロードのせいでもありません。音楽そのものが時代に置き去りにされていることの表れです。それを打破するためには、尖った才能を持った人ならなおのこと、狭いコミュで居心地よさを求めている場合ではないと思います。
2011-02-21 01:12:48@toramas 確かに、音楽という表現の可能性に対する位置づけの内外格差は感じます。日本でも影響力のあるアーティストが何組かそっちに傾けば一気に状況は動くかもしれませんが、今すぐとはいかないでしょうね。
2011-02-21 01:14:35@tomokitakahashi @tamuraryo 違いますよー!楽曲のメール受信は無料です。月額数百円のサポーター契約は、CD/DVD/チケット/グッズ等が定期的に郵送されてくるという特典を想定しています。詳細はhttp://t.co/0R15RzX
2011-02-21 01:18:01