偉人の柩反省会仮まとめ
ちなみに作品はこれね。kakuyomu.jp/works/11773540… 第二回コンテストの異世界ファンタジー部門に送ってたやつです。こっちの偉人が、異人っていう変な化物になって迷宮のボスになっているような世界の話です。
2017-02-11 10:50:30今の時点で星が182個。これは第二回コンテスト参加作品の中でも上位の部類(星100超えが1%)で、一応期間内に付いた星の数だと4位あたりらしいので、評価としてはかなりいいほうだと思います。
2017-02-11 10:53:18まあ結構いい評価貰えてるなら反省会とかしなくていいんじゃない?とも思うんだけど、実際にはPVの一話切り率が高かったり、周りを見るとやはり俺より強い人が多かったりするので、まあより上を目指そうということでやっていきます。
2017-02-11 10:55:36まず自分でも明らかにこれは不味かったな、とあとから見返して思った部分から。一話冒頭、二話冒頭。それと全体を通して、女性との絡みの少なさ、異人の設定の活かし方、魔力周りの設定の魅せ方、大タイトル、小タイトルの付け方、伏線と回収のタイミング、更新頻度の不安定さ。
2017-02-11 11:01:18順に解決していこうと思います。一話冒頭。他の人にも指摘されたんですが、滅茶苦茶わかりにくい文が続いてしまっているんですよね。文章力の問題もありますが、一番まずいのは主人公の心情が説明。思い浮かべていることは分かるんですが、なんでそう思ったのかが開示されてないんですよね。
2017-02-11 11:04:03ここはもうちょっと詳しく、主人公の背景を説明してしまっても良かったかな、と思います。切欠の部分と結果思っている部分が読者と一致すれば、それだけで感情移入してもらえるので、その辺をもっと意識してやっていくべきだったと反省しています。
2017-02-11 11:05:55あと比喩もわかりにくい。どの比喩が、現実のどの部分にあたっているのかの説明がないので、ほにゃほにゃ~っとしたイメージだけになってしまっている。比喩を使う時はちゃんと分かる比喩を使いましょうという話ですね。
2017-02-11 11:06:55更に言うと冒頭のシーンだと動きがないので、主人公の背景を説明する意味でも世界を説明する意味でも異人と迷宮で戦っているところから始めてしまってよかったかな、と思います。
2017-02-11 11:08:03理想の冒頭はどんなのかな~と考えた時、まず主人公(と、脇役)のひととなりがわかること、魅力がわかること、目的がわかること、動きがあること、世界観のイメージが分かること、辺りが満たされているのが条件になる気がするので、次はガツンと叩き込みたいなあと思いました。
2017-02-11 11:10:04あと多分さっさと主人公にセリフを言わせてしまったほうがいい気もします。キャラを立てようと思った時、台詞がインパクトあると一瞬で立ちますし。冒頭数行の中に、主人公の決め台詞なり、口癖なりのはいった特徴的な台詞を入れるといいんじゃないかと思いました。
2017-02-11 11:11:52次、二話。冒頭じゃなくてこれは2-2の冒頭ですね。まあの~んびりしてるシーンからはじまるのはいいとして、ここでタツヤくん含め世界の説明が入るんですが、その前にロザリーちゃんの人となりがわかるようなのをいれたほうがいいかなってあとから思いました。
2017-02-11 11:13:45今のままだとちょっと話して付いてきてこの会話なので、少し彼女のキャラが弱い気がしました。1話でタツヤくんのキャラを立てて、次にここでロザリーちゃんのキャラをしっかりと立てて、という順のほうが、ヒロイン力がガンガン上がったかなあと思います。
2017-02-11 11:15:12それと、前のシーンで追われて戦って買ったあとの、所謂戦闘報酬のようなものがないんですよね。勝ったのに状況が良くなってない。まあロザリーちゃんが報酬と言えばそうなのですが、それならそれでやはりこの子を仲間にしてよかったなあ、と思えるようなエピソードを軽く挟むべきでした。
2017-02-11 11:16:31その部分にもかかるんですが、やはり全体的に女性との絡みが少なかったのは反省点ですね。書いていて実感したんですが、面白い文、場面を書くのはだいぶ難易度が高く、どうしても面白くないシーンというのが何処かに生まれてしまう。
2017-02-11 11:21:09そこをカバーできるのが女性との絡みだな、と今回感じました。女性との絡みは出すだけで満足度が上がるな、と他の人の小説を見ていて感じたので、そういった面白くないシーンに差し込むことで、最低限の面白さ、充実感を読者に与えつづける事が可能。所謂面白さのワイルドカードです。
2017-02-11 11:24:04と言うかもう出すだけで満足感が得られるのが女性との絡みなので、面白くないシーンに挟むどころか挟む余裕があるなら延々と挟み続けるくらいの気持ちで行ったほうがいいのかもしれない。偉人の柩は女性はたくさんいるけど、絡み、特に肉体接触は少ないので、次回は意識して増やしたいと思います。
2017-02-11 11:26:17偉人の柩の空気でやりすぎるとそれはそれで雰囲気を壊すので、やりすぎにも気をつけないといけないけど、それにしたって少なすぎたって話ですね。
2017-02-11 11:27:08ヌガーさんの言っているのを偉人の柩でやろうと思ったら、冷てー日陰みたいなところで寝てる描写とか、飯作れないから缶詰とかばっかり食べてる描写を挟めばよかったのかな。
2017-02-11 11:28:29次は異人の設定周り。これは物語を進めるに当たり仕方ないところではあったのかもしれませんが、出て来る異人の数が圧倒的に少ない。全然名前を持った異人が出てこない。特に前半全然出てこない。
2017-02-11 11:31:02作品のタイトルになっているくらい重要な要素の一つなのに、序盤だとこういう奴がいるよ~って説明だけで、ほとんど実物が出てこないのはやはり宝の持ち腐れとしか言いようがなく、魅力の一つを潰してしまっていたと思います。
2017-02-11 11:32:18後半になってから、アドバイスを受けたのもありなんとか増やせましたが、それでもまだ少なかった。この世界でこの話をやる必要、という部分で見た時の詰が甘かったのが原因だと思います。もう少し設定をいじるなりなんなりして、異人と対峙する回数を増やせばよかったと思います。
2017-02-11 11:34:47魔力周りの見せ方も同じですね。本文を見てくれると分かるんですが、へんてこな動物が生まれるのは魔力のせい、と言うのが説明だけでしか表現されておらず、具体的な絵面が殆どありません。
2017-02-11 11:36:21そのへんてこな動物の描写も殆どありませんしね。なんなら、人にも作用するということで体の一部が変化してしまった登場人物でも出せばよかったと思います。設定を考えるだけではなく、どう魅せたら面白いかを今後はちゃんと考えていきたいです。
2017-02-11 11:37:42