奥義タイプは【絶対防御】

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トト@TYA中邪 @glnewto

【パ/戦闘/調査点6】トト@中立が護衛中の外交使節を、覆面の集団が襲撃! 混乱を広げようとする悪意を感じる。HP-6、SP+5。支援を得られれば調査点+2。支援した者はHP-5、調査点+5。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #GC茶

2017-02-11 00:11:32
トト@TYA中邪 @glnewto

今回の診断分で起こったのではと考えた事。 パンドラ勧誘を受けるも断ったところ、利害は一致している筈と喰い下がられる。 対して、皇帝聖印の顕現に恐怖はあれど世界に混沌をとは望んでいないと返答した。 すると苦笑気味に、なら臆病者のまま孤独に朽ちていけばと返され、心境が揺れる。

2017-02-11 22:11:35
トト@TYA中邪 @glnewto

パンドラの指揮官が去り際に、気が変わってこちらに来るならば、それなりの贈り物をしよう、と言い残して去っていった為、胸騒ぎを覚えている。 件の贈り物については、今企画独自ルールの、戦功による褒美と、パンドラの秘密をそれぞれ入手した際に演出するとして。

2017-02-11 22:13:30
トト@TYA中邪 @glnewto

【危機/戦功6】混沌から出現しキミを襲う異界の軍隊! 《蒼き星の迷い子》か《オルガノンの狂戦士》がいれば的確な対処法を教わりHP-3、SP+9。でなければ苦戦しHP-6、SP+7。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #GC茶

2017-02-12 00:33:51
トト@TYA中邪 @glnewto

(2/12診断分) 『反鏡』 統率からは程遠い一団だった。 自他薦問わず腕利きの傭兵を集め急場凌ぎで編成された部隊の空気は、静電気が飽和しているようで。 迂闊に口を開けば簡単に火が着き兼ねず、沈黙を保つにも息が詰まった。 開戦後は、各々の獲物を手に自分の縄張りを展開してゆく。

2017-02-13 22:59:05
トト@TYA中邪 @glnewto

曲者揃いには違いないが個々の技量は確かだ。 過信せず、軽んじず。持ち場の死守を念頭に置く。 辺りの奇妙さに気付いたのは、開戦して暫く経った頃だ。 少しずつ、敵部隊の轟きが近付いている。 意識して聞かなければ気付かない程度でも、見過ごせない事実だ。

2017-02-13 23:00:58
トト@TYA中邪 @glnewto

辺りに一層注意を払う。 周囲に薄く張っておいた水を、少し遠くへ広げる。 ピシャ、と水を跳ねた音を聞いた。 相手も気付いたようで、もう一つ僅かな散る音を立ててから、辺りは再び静まり返る。 凡その方角を得る事はできたが、そちらへ目を向けても誰もいない。 空気の冷たさが僅かに増す。

2017-02-13 23:02:51
トト@TYA中邪 @glnewto

緊張が体温を下げたのかもしれない。 気の張りも過ぎれば枷になる。吐き出す息一つ、立て直そうと緩めた。 頬を、冷たく細い物が掠める。鋭く細く、切り傷を刻まれる。 地面を擦りながら水を轢き、飛沫をあげて目の前に現れたのは、華奢な体躯を闇色の衣装で潜ませる『敵』だ。 捉えた。 .

2017-02-13 23:03:56
トト@TYA中邪 @glnewto

この一瞬を逃すまいと手を伸ばす。 辺りに広げた水の形を変える。 水の牢に彼女を。 「破術」 呟いたのは彼女だった。 水膜が彼女の周囲を覆い、捕らえる ーー 。 刹那、浮遊感を伴って視界が暗転する。 「『汝、也沼人哉』」 .

2017-02-13 23:04:41
トト@TYA中邪 @glnewto

再び開かれた視界。 泡になる呼気。 満たされる水が口から体へ流れ込む。 ゆわり揺れる視界の先で、彼女が平然と立っていた。 こちらが水牢の中にいるのだと気付くのに数秒。 顔を顰めずにはいられなかった。

2017-02-13 23:05:02
トト@TYA中邪 @glnewto

自分で施した術なら破ればいいだけ。集めた水を再び霧散させようと試みる。 命じても、その支配を受ける様子はない。 自分の手足同然だったはずの混沌が、彼女の手によって変質した……? 彼女は黙ってこちらを見据え、細身の短剣を握りしめている。 私がここから抜け出せるか、様子を伺うように。

2017-02-13 23:09:22
トト@TYA中邪 @glnewto

技量そのものを品定めされているようで、正直、苛立つ。 細やかな怒りが、冷めすぎた体温に熱を加える。 ーー 「トト、宜しくて。綻びの僅かな間を貫かんとする際にこそ、心なさい」 「一撃に全てを込める時にこそ、一度、全てを手放すのです。 貴女が捉えた綻びに、心血全てを向けなさい」

2017-02-13 23:56:10
トト@TYA中邪 @glnewto

水に身を委ねる。 綺麗に混ざり合う物でなければ隙間がある。 牢を解こうと働く力。私をここへ止めようとする力。 その合間を探りながら、逆らわずに揺蕩い。 手槍を握る右手に力を込める。 ーー 「力は散り、囚われるもの。その戒めを一度放った後、一点に固定するのです。その純粋な力で」

2017-02-13 23:58:01
トト@TYA中邪 @glnewto

「壁を、破りなさい」 見えた。 力と力の隙間。小さな気泡のような、水と油の境目のような。 その先に、彼女の姿を捉える。 目掛けるのは、隙間の延長線を。 叫びと共に、渾身の一撃を。 .

2017-02-13 23:58:43
トト@TYA中邪 @glnewto

右腕に込めた力は槍に。槍は力を受けて水の妨げを抜け、曲線の壁を突き破る。 尚も続く勢いのまま、彼女の左肩を切り裂いた。 水牢は爆ぜるように破れ、支えを失ったとも言える体は泥水の上に落ちた。 口内に残る水を吐き出して、手を突き、膝を立てる。

2017-02-13 23:59:39
トト@TYA中邪 @glnewto

遠くに刺さった槍、肩口を抑えて歯を喰いしばる『敵』は、突然、何かに反応を示す。 殺そうと思えば出来ただろうに、彼女は私をあっさりと見逃して姿を消した。 ……そうじゃない。 見逃されたわけではなく、指示に従っただけだろう。

2017-02-14 00:00:50
トト@TYA中邪 @glnewto

怖れたのでも逃げたのでもなく、退いたんだ。 運が良かっただけ。 ずぶ濡れになった体は、重みがあるだけで大した怪我もない。 刺さった槍を拾い上げて、戦線を離脱する。 ……取るに足らない。 そんな事はわかっている。

2017-02-14 00:01:17