航路線量計算システム (JISCARD)で飛行機搭乗時の被曝線量を計算してみた(大阪-クアラルンプール間)
航路線量計算システム (JISCARD)で飛行機搭乗時の被曝線量を計算してみた(大阪-クアラルンプール間)結果と内部被曝(ベクレル)との比較をまとめてみました。
航路線量計算システム (JISCARD)を使ってみた
ネメシスの悪事を記録するkiriナントカです
@kiri_7771
1ベクレルでも心配という方がマレーシアに子供を連れて旅行に行くとツイートしているのを見て驚きました。1ベクレルで悩んでも飛行機搭乗時の被曝線量は気にしならない人が多いようです。飛行機搭乗時の被曝線量を計算できるサイトを見つけたので使ってみます。
2017-02-25 18:50:14
ネメシスの悪事を記録するkiriナントカです
@kiri_7771
jiscard.jp/data/index.sht… 航路線量計算システム (JISCARD) 使い方は簡単です。出発と到着の空港と日付を選択すれば往路・復路の実効線量を計算してくれます。大阪-クアラルンプール間(弾丸旅行)で計算してみました。 往復で17.0μSvになりました。 pic.twitter.com/gYGJwr1njV
2017-02-25 18:53:27
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ネメシスの悪事を記録するkiriナントカです
@kiri_7771
線量率にすると1.2~1.3(μSv/h)といったところでしょうか。 pic.twitter.com/iiV160GoUx
2017-02-25 18:54:18
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ネメシスの悪事を記録するkiriナントカです
@kiri_7771
内部被曝で17μSvの被曝をさせるのに必要なCs137は何ベクレルか、なんとなく気になったので計算してみました。 Cs137 実効線量係数(経口摂取)0.000013(mSv/Bq)として 17(μSv)÷0.013(μSv/Bq) ≒ 1,307Bq
2017-02-25 19:00:50参考
食品と放射能Q&A
食品と放射能Q&A 冊子 第10版
まとめ
航空機乗務員の被曝について
早野先生が公開された個人線量計1時間ごとの線量グラフ(含む航空機搭乗時)を受け、航空機乗務員の被曝状況を懸念するツイートが見られました。
この問題はICRP90勧告の国内法への取り入れ時にかなり議論された経緯があります。勧告では航空機乗務員の被曝管理が求められ、乗員組合も職業被ばくとして扱うよう要望書を提出しましたが、被曝量の検討の結果自主管理で行われているようです(平均 2mSv/年程度の被曝。管理目標 5mSv/年)
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まとめ
あんまり役に立たない被曝線量の比較
大雑把に、日本と世界と宇宙空間と、ついでに高度10,000mあたりの年間被曝線量を、一枚の絵に描いてみた。
大雑把すぎて役に立たない(^^;
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航空機乗務員等の宇宙線被ばくに関する検討について