宇野常寛 @wakusei2nd さんとさやわか @someru さんの身体性をめぐるやりとりまとめ

アーキテクチャ/身体性/パフォーマンスアートについて。
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宇野常寛 @wakusei2nd

さて、これは岡田さんとも以前話したことなのだが、しかし「身体性」や「体験」への回帰をもってゼロ年代(≒アーキテクチャの時代)のネクストとするのは安易な発想で、むしろゼロ年代とはアーキテクチャと「身体性」や「体験」が積極的に結託していった時代じゃないかと思う。

2011-03-06 14:06:49
宇野常寛 @wakusei2nd

「身体性」や「体験」への回帰を支援するアーキテクチャの問題。具体例としては、Nike + iPodや「踊ってみた」タグ文化。濱野の受け売りだけど。

2011-03-06 14:09:48
宇野常寛 @wakusei2nd

そもそも確率的に発生している(自動生成している)ユニークなものを効率よく集約し検索できるシステムの優位が、コンテンツにおけるアーキテクチャの時代だったわけだからね。ニコ動にせよ魔法のiらんどにせよ。ゼロ年代こそが(アーキテクチャと結託した)ナマの「身体性」や「体験」の時代だった。

2011-03-06 14:12:06
@someru @someru

この読みはさすが的確だなあ。僕が今日始めた連載もそんな話になる予定 RT @wakusei2nd: (…)「身体性」や「体験」への回帰をもってゼロ年代(≒アーキテクチャの時代)のネクストとするのは安易な発想で、むしろゼロ年代とはアーキテクチャと「身体性」や「体験」が積極的に結託…

2011-03-06 22:00:38
宇野常寛 @wakusei2nd

@someru おお、それは楽しみです!

2011-03-06 22:01:09
@someru @someru

ありがとうございます。今パフォーマンスアートに熱狂してる人たちは全然こういう冷静な考え方できてなくて不満ですが、宇野さんが近い考え方と知ると、おおやっぱこれで間違いないわ、と心強く思います! RT @wakusei2nd: @someru おお、それは楽しみです!

2011-03-06 22:06:26
宇野常寛 @wakusei2nd

@someru それはまったく同感ですね>パフォーマンスアート 文学でも「文学とはアーキテクチャに規定されないヒューマンエラーの部分こそが大切で云々」みたいな言説が支持されやすい。いや、そういうのが好きなのは結構だけど、そのロジックだと思考の射程が縮まるだけだと思うんですよね。

2011-03-06 22:13:59
@someru @someru

@wakusei2nd もう全く同感です。しかもそういう連中、10年代に入って勘違いして戻って来てるように見えるんですよ。あれってアーキテクチャの支えあってが一回性が(擬似的に)立ち上がってることに無自覚に、単に90年代以前が復古したみたく思ってるんですよ。全くズレてるんですよね

2011-03-06 22:23:59
宇野常寛 @wakusei2nd

@someru 完全に同意です。どこの業界も似たような動きがあるんですね。なるほど。。。

2011-03-06 22:28:25