劇場出没2017(だいたい全部)

ASHIME#theatre-goer @Ashime2010

「神々の黄昏」第二幕は閉じた空間で盛り返した……とゆーか、ジークフリート&グートルーネ、ブリュンヒルデ&グンター、ハーゲンの対立を描きたいらしいが、何となくブリュンヒルデの復讎に流れこんだ模様。 あんまり歌わないグートルーネ(安藤赴美子)がどんどん目を引きつける。

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「神々の黄昏」になると、ジークフリートが、無垢というより無分別とよーくわかった。記憶を失う設定は、体験を活かして成長=変容できないということなので、英雄しかできない。 カーテンコールにヴァルトラウト・マイヤーさま。華かで胸もと切れこみ膝下を絞った衣裳も素敵。見えなかった。

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「神々の黄昏」(新国立劇場)。 演出は、演出家の表現にとどまらず、見る者を触発する役目もあるから、動きが極端に少い上演はもはや過去の遺物にしてしまいたい。 序幕・第一幕には緊張の高まる場面がいくつかあり、最後はブリュンヒルデに裏切が襲いかかるのに、何となく終る(かなり退屈)。