創作荘チャットTRPG『ソーセージ・ケイブ』シナリオ３『湖畔の暴君』第8回

ぞろ目の八ことマスケッター（旧1d6） @hm1d6

#創作荘チャットTRPG　『ソーセージ・ケイブ』シナリオ３『湖畔の暴君』第８回　セッションダイジェスト １　ミニチュア反射炉から、鉄で出来たザリガニの模型を手に入れた一行は、水が切れかかっているのを受けて、一度筏で川を渡りきった地点に戻りました。そこで水を補給し、　２へ

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２　ついでに未踏査の道を進みます。そうして出くわしたのが、中央に見事な細工を施された杖が突き立っている広場でした。罠を警戒する一行ですが、僧侶レモンが杖まで歩くと買って出ます。すると、案の定、広場の地面に網の目状に張り巡らされていた細長い足が、袋の口を絞るように　３へ

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３　レモンを押し包みました。脚には鋭い棘がついていたものの、幸い、レモンは鎖鎧に盾や籠手まで装備していましたので無傷で済みました。その後すぐ、魔女リリィと戦士ニコラが、虫を倒してレモンを救出しました。杖は虫の擬態と判明しましたが、改めて調べると、小さなダイヤがついた　４へ

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４　純金のペンダントでした。こうした品は紅一点がつけるのが良い、となり、リリィが身につけます。このペンダントは、魔法を使った時の生命力の消費が半分(端数切り上げ)になるアイテムでした。ちなみに金貨１５０枚分の値打ちがあります。戦利品に満足した一行は、次に、瘴気(しょうき)　５へ

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５　漂う不気味な湿地に至りました。石像の頭部とおぼしき物体が、湿地の奥に転がっています。思案する一行は「幸運」ロールに少なくとも二人が成功し、一羽の小鳥が頭の上に止まりました。つまり、瘴気に毒はないと分かりました。と同時に、水中で無気味に光る楕円形の目玉も見つけました。　６へ

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６　一行は知恵を出し合い、リリィのロープでニコラが投げ縄を作り、石像の頭にひっかけて手繰り寄せる事になりました。ニコラは「機敏」ロールに成功し、見事頭をロープで掴みます。しかし、ロープを引く内、さっき見つけた楕円形の目玉の主が、石像の頭を自分の餌と勘違いしました。　７へ

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７　それは蟹.@kanitau_mayuでした。取り乱しました。巨大な蟹でした。ニコラに釣り出された格好です。リリィのショックエネルギーがかなりな打撃を与えますが、ニコラの弓は外れました。近接戦にもつれたものの、一行は無傷で巨大蟹を倒し、時ならぬ蟹料理を堪能します。　８へ pic.twitter.com/BPw4BDx2U8

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８　蛇足ながら、蟹料理を食べる時のニコラの台詞は「蟹じゃあああああ！」でした。 　さておき、イモリの潜む池に戻った一行は、ザリガニの模型を取り出します。模型はひとりでに動きだし、池に入りました。仰天したイモリは池を出て近くの茂みに隠れ、一行はガラス玉を手に入れました。　９へ

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９　このガラス玉こそ、かのイケメンボーイオズ.@soptrd19417428の人形を起動させる鍵だったのです。一行は、イケメンボーイが入った給水タンクの広場へ行き、ニコラがわくわくしながらガラス玉をスロットに入れました。すると、オズ人形は、恭(うやうや)しく　１０へ

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１０　水の入ったコップを置いた盆を、一行の目の前まで運び、片膝をついて頭上に捧げました。そして、給水タンクからはナレーションが。イケメンボーイオズは、カ・ブンレンなるアイドルユニット(※名称使用許可、代表のオズ氏より取得済)のメンバーで、すぐにヒットチャート　１１へ

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１１　ナンバーワンソングを再生してくれました(※本人が本当に歌ったのではなく、歌詞の紹介のみ)。即ち『日替り定食音頭』です。振り付けは日本舞踊で、オズ人形が歌いながら踊ります。以下、歌詞です。 １２へ

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１２　 日替り定食音頭 １番 ハンバーグ～コロッケ～ロールキャベツ～ 鰊(にしん)に鮭に～鯖(さば)に鯵(あじ)～ 刻んだ野菜にゃドレッシング～こだわりもつなら生でもいい～ ああ～日替り～日替り定食庶民の華～ １３へ

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１３ 二番 見栄を張るのは子供だと～自分に言うのは虚しくて～気になるあの娘(こ)と食べるには～少し奮発サイコロステーキ～ 日替り～日替り～俺もあの娘(こ)にゃ日替りさ～ 日替り～日替り～今日も銅貨を握りしめ～ 以上です。この後、給水タンクのナレーションが、　１４へ

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１４ 『このテーマパークについて聞きたい事があったら、何でも聞いてね！　でも、質問は一人一回でお願い！』と言い出し、一行ははたと思案し始めます。テーマパーク……。ニコラは、マリ群島自体がテーマパークか、と仮説を立て、リリィもうなずくところでしたが、能率を重視し、　１５へ

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１５ リリィがエルフのクラウファンについて尋ねます。ナレーションの答は、このテーマパークの森林部門の設計総責任者との事でした。ここでリリィは「知力」ロールに成功し、ならばクラウファンに直接森や開拓民の失踪について聞くのが早い、との結論に達しました。一行は、　１６へ

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１６ 石像を埋め込んだ壁が出入口を塞いでいる広場に行き、入手した頭と胴体をセットしました。すると、壁から石像が抜け出し、戦闘に入りました。この戦闘は、一行も石像(つまり私)も、我がTRPG史上稀に見る低次元、ではない、低ダイス目に終始しました。とにかく　１７へ

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１７ どいつもこいつも私自身も、振っても振っても１、１、１、たまに２か３！　ほとんど１０面ダイスの出目です。辛うじて、深刻な負傷が出る前に石像を倒し、その先にある広場に進みました。そこには、大理石で出来た、花壇つきの優雅な邸宅があり、竜胆(リンドウ)をあしらった　１８へ

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１８ ノッカーが玄関の扉についていました。ここで時間となります。 　次回セッションは明日(三月十三日)月曜日、午後九時半からです。いよいよクラウファンの姿が……！？　待たるる次号！