FF14 うちの子妄想まとめ バッシュ君、趣味探し。バッシュ君クッキング(つみれ)その他

ばかむーと @bakamut_ff14

「バッシュもみんなと釣りがしたいんだね」 「む！？いや、単に力なら負けんからあいつらより大物釣り上げてやる。ってだけだぞ」 「そっか、それでもいいさ。僕もバッシュに鋸作ってもらったし、バッシュにいい釣竿とアクセサリー作らないとね！」 「ほ、本当か？有難い…」

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「なにより」 「ん？」 「この前釣りの本を読んだんだが…自分で釣った魚は店で売っている魚より美味いそうだ」 「(それ気持ちの事を書いてたんだと思うよ)」 「そしてそれを調理すると良いらしい」 「目が久しぶりに輝いてる…！釣ったら作ってって事だね、任せてくれ」 「うむ！ところで」

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「前は釣っても食用ではなかったから面白くなかったが、大物が釣れた。見てくれ、外にある」 「お。どれどれ、見に行こうか」 ーーーー 「これだ、割と大きいだろ」 「おおおおおおおおお！？でっけぇえええええええええ！！」 「！！！？」 「こんな大きな魚がいるのかい？！凄いなぁ！」

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「これは食えるか？」 「いや、食べられないね…食べられない事ないだろうけど……うん」 「そ、そうか…そうだ。食べてみよう」 「や、やめておこう！お腹壊したら大変だぞ？！」 「なに、そんなに俺の体はヤワじゃない。蛮神から出た身体だから問題ないだろ」 「調べよう！調べてからにしよう」

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「はっ…」 「ん？」 「いつぞやの図書館の本を思い出してな、図書館で調べましょう。か」 「まさにそれだよバッシュ」 「それもそうか…売ろう」 「あ、売るんだ」 「…こうしてでも他の事でも、戦う以外でもやれる事を増やしていく。戦うだけが全てではないだろう？以前の夢でよくよく考えた」

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「前にも違う夢で俺は何かを考えて、一時の答えを得たつもりで居たが…また夢で出たということは心からはそう思えてなかったのだろう…もしかすると今回も…とにかく、戦闘以外でも役に立てるように努力するつもりだ。とりあえず、採って、掘って釣って、食って、売る。そして時々殴る」

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「時々殴る」 「殴らねばやってられん。俺から戦闘を取ったら何も残らんからな」 「そんなこともないさ、みんなに服作ってあげたり、道具を作ってあげたりして十分役に立ててるよ。僕も嬉しかった。」 「そ、そうか…」 「多分バッシュはこれからも悩むと思うけど、今まで通りで大丈夫だよ」

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「魚を捌こうと思う」 「おぉ、見てるから頑張って」 「まずは腸から取る」 「うんうん」 「ふん」 「手でこじ開けた！？」 「腸をだした。背骨を取り除く」 「待って嫌な予感しかしな…わぁ…見事に頭を引っ張って背骨だけ引き抜いたね…大骨残ってるぞ…それ…」

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「よし、身を開く」 「…包丁用意してあるのに包丁を使わないんだな！！」 指で無理やり身を開く。 正直、身が滅茶苦茶になってる。 「よし、捌き終わった！」 「つ、次はどうするんだい？」 「焼く」 「ほう」 「皮を剥ぐ」 「いや待って、そこでやろうとしたら…あぁー」

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「ボロボロになってしまったな…」 まぁいいかとフライパンに焼く前からほぐされた魚を投入。 「油入れないとま…」 「強火でさっさと」 「あー…」 「蓋を閉める」 「蒸し焼き？！水か出汁入れよう？！」 ーーーー 「3分経ったぞ。どれ…焼けてそ…やや黒いな…ぬ、こびり付いて取れぬ」

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「火を止めて！少しでも生き残りを…」 「フライ返しにしても取れんぞ！包丁、貴様の出番だ」 「用途が違うぞバッ…うっ…この音あまり得意じゃない……」 「むぅ、粗方取れたが…」 「焦げだね…フライパンもボロボ…っていうかアマチュアフライパン！？」 「大丈夫だ、ダークマターがある」

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「おお、一気に耐久性が崩壊寸前から新品に…ってそれどうするんだい？」 「食べたら案外中は大丈夫かもしれんぞ」 「いや…明らかにまずい、ってほぼ形がないじゃないか！焦げの粉末が殆どって舐めた！！」 「げ、苦くて魚臭い…む？よし」 「え？何を？」 「撒き餌にならんかと」

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「環境汚染だ。やめておけバッシュ」 「そ、そうか…だが」 「？」 「さっきの魚はまだまだあるぞ」 「まさか」 「もう一度だ」 「よし、一緒にかんばろうかバッシュ！！僕もそこまで捌けないから一緒に覚えよう？」 「い、一緒に？フレデリックは十分綺麗に美味くできてると思うが…うむ…」

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「僕はパンとか麺や肉野菜が主でね！魚はそこまで」 「カゲツが来てからはカゲツ向けにサシミ？とか煮魚とか割と作ってたな？」 「そのくらいだから…」 「サーモンのムニエル割と美味かった」 「あ、うん。僕割と好き」 「やはり、作ってるよな」 「…うん」 「わ、焦臭い！？」

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「む、カゲツか」 「おかえりカゲツ君」 「うわー…新たな兵器が…いや、でも蠢いてないから全然まと…睨まないでください！！」 「貴様は本当に、いつも素直だな？」 「じ、実は魚を捌いて焼こうとしてたらこうなってたんだ…」 「あー、兄さんは肉を焼く勢いで焼いたんじゃないんですかね…」

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「そんなバッシュ兄さんにも作れそうな簡単な魚を使ったご飯が！」 「「おお！」」 「さっぱり、鍋とか」 「「ナベ？？」」 「さっぱりなのはいいね」 「さっぱりなのか…ガッツリが好みなんだが…」 「とーっても簡単。土鍋を用意して、水を入れて火にかけたらダシを入れて…」

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「ついでに昆布を入れて、下準備は終わり」 「早いね…！」 「俺にでも出来そうだな」 「はい、野菜を食べやすい大きさに切ります、白菜、きのこ、白滝…後はお好み」 「温まりそうでいいね」 「むぅ…俺的には嫌な食事だな、それ」 「ここからお魚の出番です、後はバッシュ兄さんの力も」

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「俺？」 「はい、とりあえず魚を捌きます、お腹切って、腸取って、開いて…３枚におろして…切身の大骨取って皮を剥ぐ」 「おぉー、流石カゲツ君。魚の扱いに慣れてるね」 「俺には出来んぞ」 「バッシュ君兄さんはこの切身を出来れば大丈夫！この切り身を潰します」

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「包丁を両手で一本ずつ持って叩きます、ひたすら」 「よし、任せろ」 「わ、わぁ…まな板壊さないでくれよー…」 凄いね、ドドドドドドドドッて普通、料理してて聞こえないよ？ 「流石バッシュ兄さん！もう十分というか骨取らなくても大丈夫そうな勢い…」 「で、どうする？」

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「次は野菜と一緒に切ってた薬味をこの魚の中に入れて捏ねます！あ、片栗粉も少し」 「よし！」 「バッシュ、パンの生地作りしたら凄そうだね」 「む、いつも焦がす」 「一緒に見ててあげるから！！」 「はい！じゃあそれを一口大にして鍋に投入して、少したったら他の野菜も入れて煮たら完成！」

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「あ、最後にお豆腐…と、オススメは醤…オリエンタルソイソースに昆布で取っただし汁と、柑橘系の果物の果汁を少し混ぜたタレに浸けて食べると美味しいですよ！もちろん鍋自体に味をしっかり付けても良いですけど…」 「後半からさっぱりわからん」 「ちょっと今度試そうかな…ソイソース凄いね」

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「はい、ここにあらかじめ作っておいたタレが是非食べて下さい」 「いただきます」 「どれ」 「あ、美味しい。つみれが魚臭いのが驚きだなぁ…ヤクミ？のお陰かな。タレもさっぱりしてていいね」 「つみれも悪くないかもな。もう少しデカくても良かったか…」

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「バッシュ兄さんなら、つみれを作る時は最悪頭と腸、皮を取り除いたらそのまま叩いても大丈夫かも…骨は突っ掛るのが一番怖いので、それさえなければ食べても問題ないというかカルシウム補給ですし…あと、鍋は余程変なもの入れなければ美味しくなりますよ、お肉もOKもちろん野菜多めでも逆でも」

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「ほう、では日を改めたら作ってみよう」 「ご馳走様でした」 「物足りぬが悪くなかった」 「いえいえ、お粗末様でした！」 「つみれがしばらく俺の料理の目標だな、魚は。魚はな。礼を言うぞカゲツ」 「僕はそういう和食はカゲツ君から教わったものしか知らないから勉強になるよ、ありがとう」