蔵臼 金助選　#1日1本オススメ映画 1651～1700

蔵臼 金助 @klaus_kinske

『汚れた血』 ジュリエット・ビノシュがまだ少女だった頃。フランスでいちばん半裸の似合う男優、ドニ・ラヴァンと共演した、熱に浮かされたかの様な活きの良い映画があったんですよ。熱量の高い主役二人の間で同じく少女だったジュリー・デルピーのけだけだぶりがまたね♡ #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/JTB2UMBl6o

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ジキル博士はミス・ハイド』 1人でこっそりとくすくす笑いながら観るにもってこいです。ジキル博士の甥が叔父の遺した研究資料を元に媚薬を作るですよ。ところが、自分に試したら美女（配役がベスト）になっちゃうんだなw 『ジキル博士とハイド嬢』と言うのもあったね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/pBJQJ0nLHh

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

そして、この映画のテーマ曲がかなり渋い。 エンニオ・モリコーネの不協和音を用いてだんだん高まるサントラに身震い。 Ennio Morricone - Un Uomo da Rispettare OST - Track One youtube.com/watch?v=SZDkeP… pic.twitter.com/l94XBBshD7

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ザ・ビッグマン』 ミケーレ・ルーポ作品でも、非西部劇映画でのジュリアーノ・ジェンマ作品としてもベスト。出獄した金庫破りのプロが若い相棒と組みハンブルグの銀行を狙うスリリングで非情な一篇。派手なカーチェイスさえなければ、まるでメルヴィルのフィルムノワール。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/8BoCAkcDSW

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ミザリー』 鑑賞中、20回位は「勘弁してくれ」と頭の中で呟いてたと思う。ロブ・ライナーで出演がこの二人だから、“面白うてやがて怖ろしき”。続編の『キカザリー』『イワザリー』も大ヒットと言ったら信じた新入社員がいたのも、もはや四半世紀前。原作はもっと怖い。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/jVuTY9fIV9

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『夜の終りに』 同時代で観てた映画でもないのに、風景とか室内に強烈なデジャ・ヴを感じ、思わず魅入ってしまったです。しかもヒロインのクリスティナ・スティプウコフスカがまるでドドンパ娘と言うか、野暮ったいのにエロくて、たかが下着姿なのに世界の終わり位の衝撃度。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/poih6UQPVQ

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『マイ・フェア・レディ』でジェレミー・ブレットがヘップバーンと会うのは、舞踏会会場じゃなくて、アスコット競馬場でしょ！」と、ヘップバーン及びミュージカル映画おたくの妻から、ダメ出しがw 慎んで訂正させて頂きます。

蔵臼 金助 @klaus_kinske

昨日オススメした『マイ・フェア・レディ』を観て感激したフォロワーさんが、「蔵臼さんのオススメ読んでおいて良かった」と、今日のオススメ『豚小屋』を続けて観た時の反応を妄想するわたし。 pic.twitter.com/gUwnkF3coB

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『豚小屋』 性とモラルの極北に棲まう異端の作家パゾリーニ。悪名高いのは『ソドムの市』だが、インモラル度においてはこちらも同様に酷い（笑）。お薦めしちゃいけませんなw　ほんとうはね、パゾリーニ嫌いだけど、ジャン＝ピエール・レオ観たさで観たの。ホントだよ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/DXI7at3cm7

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『マイ・フェア・レディ』 夏目漱石の「月が綺麗ですね」同様、底意地の悪そうな独身主義者のヒギンズ教授は、華麗に変身を遂げた田舎娘イライザのことを「彼女の顔に慣れてきた」と歌うのだ。いかにもバーナード・ショウらしいひねくれた表現です。あ、舞踏会会場に探偵が！ #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/btxYxfJ4F3

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パッツィ・ケンジットにはもっとフィルムノワールに出演して貰って、悪女役を演じて頂きたかった（過去形w）。 追伸：第二次大戦下のロンドンでシリーズ'70のガバメントを使うのは止めて。 追伸２：パッツィ・ケンジットとジェイムズ・エルロイは同じ誕生日。 おめでとう♪ pic.twitter.com/ejerogPKeQ

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ハマースミスの６日間』 この後『キャンディマン』を撮るバーナード・ローズは、本作でも一風変わった演出。英国版『地獄の逃避行』的実話をベースに、ギャングを夢見るヤクザな男と女優になるのが夢のショウガールを、キーファー・サザーランドとエミリー・ロイドが好演。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ugjlW6IcEo

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セルマ・ブレアにはもっとフィルムノワールに出演して貰って、悪女役を演じて頂きたい。 pic.twitter.com/aW45n0dzBh

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『ブラウンズ・レクイエム』 “米文学界の狂犬”ジェイムズ・エルロイ処女作の映画化。原作も渋いが映画も相当渋い。『ザ・コップ』もそうだったけど、作り手がエルロイの世界観に惚れ込み、丁寧に仕上げているのが判る。『ヘンリー』と並ぶマイケル・ルーカー主演作ベスト。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Kpr1bm8Ms9

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『長距離ランナーの孤独』 優等生だった私は中学の国語教師に気に入られ、この映画の原作を薦められて読んだのだった。一瞬で感化され私は遅い反抗期に突入した。映画化されてることを知り、トム・コートネイのこの不敵な面構えに魅入られた。叛逆の歓び。抵抗する者の孤独。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/V2Y3pjmPOw

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『ベイブ』 羊に言う事聞かせる魔法の呪文がありましてね。 「ロロトマシ」（違） 「ララランド」（違） 「バーラムユー」（正） 今やバムセ（『ロッタちゃん　はじめてのおつかい』）、ウィルバー（『シャーロットのおくりもの』）と並ぶ、世界三大豚キャラの1人です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/6CQ9SQnEqj

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『暴行』 黒澤作品の西部劇変換は『荒野の七人』『荒野の用心棒』だけではなく、『羅生門』もまた、西部劇になっているのだった。オリジナルより判り易いです。ポール・ニューマンのメキシコ人はちと無理があった気がする。エンタープライズに乗り込む前のカーク船長も出演。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/6luNWHWbmU

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『ブラック・ライダー』 黒人と先住民が共闘して白人と戦う、西部劇におけるマイノリティの描き方としては『マグニフィセント・セブン』より45年以上前に先んじて作られた、ブラックスプロイテーション映画。シドニー・ポワチエ監督・主演だからね。主張が込められている。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/zVCt1yqnW2

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『悪魔のシスター』 せ、せ、『戦慄の絆』『バスケットケース』と組合わせて3本立てオールナイトなんかやったら、怖いだろうなあ。ぶるぶる。デ・パルマの初期作品です。この後、綺羅星の如く…と言うよりはむくむく湧き起る暗黒星雲の如く、ナイトメアーな傑作が続きます。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/A8tbHy00XN

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『テキサスの五人の仲間』 銃声の聴こえてこない西部劇。面白いから騙されたと思って観てごらん。騙されるから。TVの洋画劇場で観てびっくりです。ジョアン・ウッドワードとヘンリー・フォンダ、そしてあの子役（札の数え方w）の起用でこの映画は完璧な物語になっている。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/zexI6oul9R

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『ツイスター』 ビル・パクストン、ADDIO。 彼の名が話に出ると妻が必ず「誰？」と聞き返し、「『トゥルーライズ』の…」「チビる人ね」で締めくくられる。すまない、ビル。本作は主役だったよね。牛しか覚えてないよ。フィリップ・シーモア・ホフマンも出てるのにね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/mhUdJjympR

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『ラ・ラ・ランド』 “夢の棲む街”ロスを舞台に、新進気鋭のデイミアン・チャゼルが大スター躍進中の男優と女優を起用し、美しい場面を散りばめた多幸感＆哀切感たっぷりのミュージカル。夢を追うこと、情熱が人の心を動かすことの大切さを描いて、全ての夢追う者たち必見。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5FgWxzttAK

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『コマンドー』 この映画は愛されてるよね。中学生が夜、眠る前に夢見る妄想の様な自由さがあります。奔放なアクション、冴えるユーモア、頭から尻尾まであんこが詰まった鯛焼きかの如く登場する愛すべき悪役たち…マーク・Ｌ・レスター、『小さな恋』から成長したね（違）。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/PAtIvJsbfd

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『たかが世界の終わり』 “家は癒す港ではない” 愛憎と慟哭が錯綜するクライマックスから、失望と孤独のエンディングへ。薄っぺらな“家族愛”を蹴散らす、肺腑を抉り出すようなやり取りに既知感を覚える人もいるだろう。鬱陶しく愛おしく、狂おしく切ない家族の肖像。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/I2VAKW6V9h

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

有楽町でドラン風ジンジャーエールを頂く。 pic.twitter.com/5JEOocEUHV

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